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死神始めました  作者: 田中 凪
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第112話 訓練その1

合格発表をしてから数日が経ったころ、俺は巨大なホールの中で演説を行っていた。

「いいか、耳の穴かっぽじってよく聞け!お前らが入ったのは普通の武器を扱う騎士団ではない。」

この言葉に合格者達はざわめく。だが、俺は気にせずに続ける。

「我々が使うのは様々な大量殺戮兵器だ。だが、それは誤った使い方をした場合に起こるものだ。使い方に慣れればそこいらの冒険者や魔物なんぞ敵ではない。そして、今日から君らはその武器の扱いに慣れてもらう。ゆっくりでいいので確実に覚えてくれ。ああ、あとこれは私なりの選別だ。」

そう言って俺はあるスキルを付与する。【習得効率2倍】と、【身体能力3倍】だ。これで、多少ハードな訓練でもへばることはないだろう。さっ、訓練はもともと参加する予定じゃないしあとは、分身に任せてダンジョンにでも行くか。


その演説から1時間後彼らは兵器の取り扱いについての説明を受けていた。そして、それが終わったのはお昼ごろだった。

「・・・と、言うわけだ。今から休憩とする。しかし、1時間後には集合しておくように。」

1クラス100人ほどを2人の教官で見ている。だが、教官としてはもう少し人数を減らしてほしい。と、思っているのが正直なところだ。だが、そんなことを知らずに、飛鳥、アレミトと共にダンジョンに潜っている浩太が知ることはない。


1時間後教官の言う通りにクラスへと戻ってきた者達に渡されたのは、ゴムの弾を撃つ銃だった。

「これから、射撃訓練場へと向かう。これは下手をすれば骨が折れるほどの威力がある。十分に気をつけて使うように。使い方はさっきの講義で教えた通りだ。」

こうして、彼らは1週間以上かけ銃火器の扱いに慣れていくのだった。

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