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死神始めました  作者: 田中 凪
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第100話 竜たちとの戦い

地震をすぐに収めた俺は、【天龍化】を使い広範囲ブレスである、【ミストラルブレス】をつかう。これの魔法は、このブレスを受けた者は、ランダムで痺れ、毒、眠り等の異常状態を引き起こさせるものだ。これで相手方の兵士達はほぼ、全滅する。いっきに100人ほどとなった。

「貴様、何をする?!我が同志達を殺すなど!」

「あ?しらねぇよ。お前らが先に仕掛けてきたんだろうが。自分の国を侵略されて無抵抗とかありえねぇっしょ。」

「黙れ!ここは、もともと我らが帝国の土地だ!奪ったのは貴様だ!そもそも、我らは3000年前に・・・」

うっわ、何こいつどこぞの4000年の歴史を持っているからえらいアルとか言ってた奴らと一緒じゃん。

「ちょっと黙って。うるさい。」

そう言って俺は相手の首に手刀を落とす。

「ガっ!」

「少将がやられた!皆の者かたきを取るぞ!」

「「「「おおっ!」」」」

てなわけでいっきに95、6人の兵士達が攻めてきた。だが、

「遅いっ!その程度では勝てねぇよ。」

一応言っておくが、俺は天龍化を解いている。なんか、後ろに控えている4人は死天龍が言っていた俺がもらった世界を我が手にしようとしている奴らだろう。ま、どのみち敵対した奴は全力を持って叩き潰すけどな。殺しはその時の気分によるかな。

「後ろがガラ空きだ!」

俺が数名の兵士達と正面からやりあっていた時に後ろから別の兵士が剣を突き刺す。やられたフリでもしてみるか。

「グアァァアア!」

「ハアハア、や、やったぞー!勝った!」

「誰が勝ったって?」

「「「ウワァアァ!なぜ生きてるんだ!?」」」

チトうるさいな。

「黙っておねんねしてな。」

「うっ!」

「グバッ!」

「ギャァッ!」

「ゲフッ!」

そんなことを繰り返しながら、ようやく後ろに陣取っていた奴らのところまでたどり着く。

「まさか、これほどとはな。」

「だが、我らの敵では無い!」

「確かにな。」

「この世界が我らの手に入るのか。では、行くぞ!」

「「「「【竜化】!!」」」」

突如巨大な竜が現れた。神界と、呼んでいいものなのだろうか?まあ、神界だとしておこう。その中の最低ランクに当たる”竜”だろう。じゃあ俺も遠慮なく。

「【天龍化】」

「ば、バカな!最上位の天龍なぞありえん!」

「チッ、【ウォーターブレス】!」

「【サンダーブレス】!」

「【エッジアタック】!」

「【ロックブレス】!」

「その程度か。期待をして損したぜ。【オールブレス】」

奴らが放った攻撃は全て俺のブレスに吸収された。そして、奴らにヒットする。

「わ、我のようなものがこんなところで終わってはならんのだ!」

等と変なことをほざきながら、光の粒子となって消えていった。


オマケ

神界での格付けについて

竜<龍<神龍<天龍

の順番になっている。まず、最初は竜にならなければいけないが、条件が結構大変。

一定以上の能力を持っている者

天龍などが推薦した者

のどちらかである。(浩太くんは例外)

ドラゴンだけでなく、人や知能を持った魔物などもなることができる。その場合には【竜化】が加わる。ランクを上げるには数百年に一度行われるランクアップ試験をクリアする。天龍は別で、神龍の中からさらに強さ、優しさ、平等さ、等を持っている者がなれる。また、基本的には不老不死である。数万ある世界を全て管理している。


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