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七
三歳の誕生日の時にプレゼントは何が欲しいと聞かれたので、俺は
「剣が欲しいっ!」
と答えた。
母さんは嬉しそうな顔で
「この子はあなたに似たのかねー。あなたも昔は剣ばっか振って、戦ってたものねー」
父さんの昔の頃か見てみたいな。
「そうだね。昔は戦うことしか頭になかったのかもしれない。でも、今では君のことで頭がいっぱいさ」
なかなか言うじゃないか父さん。
母さんが顔を真っ赤にしながら嬉しそうにしている。
「じゃあコウの誕生日プレゼントは剣で決まりね!」
こうして、俺は剣を手に入れたのだった。
プレゼントで貰った剣はとても軽くて丈夫そうで一目見ただけで高そうだとわかる物だった。
きっと今の俺が使いやすいようにと考えて買ってくれたのだろう。
今の自分のレベルを正直に話すと、両親は俺が一人で山に魔物を狩りに行くのを認めてくれた。
なので早速、もらった剣を持って山に行くことにした。




