皆集まって…
がんっ!
さっき殴られた時と同じ音がした、だけどそれは私ではない
「いったぁ!ふざけんなよぉー!ってあれ?光希?」
「え?夏実!?」
がんっ!まただ‥
「いったぁー?、もうなに!?ってここどこや!?」
「良平?」
「あぁ?って光希に夏実やん。何してんねん?」
この関西弁の男子はクラスでもイケメンでモテルりょうへいだ、
がんっ!次は誰が来るのだろう?
「いったぁーいもうだぁれぇー?あっ!良平♡」
「愛梨!あんたも呼ばれたの?」
「は?、あぁ夏実?あんたたちなにしてんの?」
このこは愛梨、男子(特に良平)の前ではぶりっ子な私たちが嫌っている子だ
がんっ!
「いっててつ!、ここどこ??」
「永遠?」
「あ。皆さん、何があったんですか?」
「私はぁー家に帰ってるときにぃ誰かに頭殴られたっ!」
「俺も同じやわ‥」
「うちも同じ!」
「僕もです、同じです!」
「俺も同じ」
「あ、あたしは…」ズキッ‥
思い出せない…なんでだろう?「皆と同じかな、」
何が起こってるんだ
「とりあえず帰らへん?話は明日で、」
「うん、そうしよ!」
永遠が門の前でうずくまっていた
「開かない‥」
「は?そんなことあるわけないやろ?」がんっ!
本当だ良平が蹴っても門は開かなかった
「どうしたらいいのよ!?」
その時だった、家の玄関があいたのは、