義父母と鬼嫁のドリフな毎日~ケーキ編~
息子のバースデーケーキを食べた義父が義母に向かって、「おいしかったのぅ。こんなおいしいケーキ、何年ぶりかのぅ。」と言って泣き出した。いやいや、先月食べたばっかりですけど――「だめだこりゃ。」
5月は長女、4月は私と主人の誕生月と、かれこれ3か月連続で味わっているはず。
あれほど食い気たっぷりなのに、食べた記憶はすっかり抜けてしまうのだろうか。
この分だと、8月の義母の誕生日にも同じセリフを吐きそうだ。おまけに義母まで「そうやねぇ。」と答えたらどうしよう!?
家族の誕生日が楽しみな反面、一抹の不安を覚える鬼嫁であった。