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ねぇ、助けて
私はここにいるの
私の声、聞こえているよね?
私の事、覚えているでしょ?
だったら知らないふりなんてしないで……
私の伸ばした腕を、虚空しか掴めないこの手を、引っ張ってよ…
そうじゃないと、私はここから出られないから
もう、こんな真っ暗な闇にいたくないの
一人ぼっちは、もう辛いの
あなたに与えて貰った名前と、あなたと過ごした時間だけが、私の全てだって知ってるでしょ?
私はあなたがいないとただ闇の中に座ってる事しかできなくて、世界に存在する事すらできないって、知ってるでしょ?
だったら何で、私の事、放っておくの?
あんなに楽しそうにしてたのに
毎日一緒にいてくれたのに
それなのに…
忙しいとか、興味が他に移ったとか
そんな酷い事、言わないで
あなたに見捨てられたら
私はもう誰にも認識してもらえない
ただの…
それならいっそ、あなたの手で終わらせて欲しかった
あなたが私に興味を持ってくれていた間に
でも、もうそれすらも叶わないのね
そろそろ、タイムリミットだから…
さようなら
もう二度と会えない大切な、あなた




