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代わりの恋  作者: FIA
3/3

二話

声をかけてきたのは、雪斗の大好きな少女。

名前は空海夏子。

雪斗より背が高く、スラリとしている。

綺麗な顔立ちで、かわいくて明るく優しい少女だ。桜子の親友である。


「おはよう、空海さん!」

「おはよう、なっちゃん」

二人が返事をする。


「あ、お、おはよう、空海・・・さん」


雪斗も遅れて返事をした。


そうして、いつも4人で学校に向かう。

これが最近の4人の習慣だった。


「なあ、雪斗」

小さい声で亜紀が雪斗に話しかける。

「なに?」

「俺と空海さんを二人きりにしてくれないか?」

「・・・いいよ、わかった」


ちょうど桜子も、夏子に同じようなことを言われていた。

「ねえ、さくちゃん」

「うん?」

「私と紅葉くんを、二人きりにしてくれないかな?」

「・・・うん、わかった」


そうして、雪斗と桜子は目をあわせて合図しあって、二人で手をとり、そばにある学校への近道へと曲がった。

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