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『招かざる飛空士達の幻想』――その5――



まず初めに。原作者の川橋さん。いきなりストーリーを勝手に先行してごめんなさいっ(__;)



後々おかしな点がありましたら修正しますっww



んで。いよいよあのモンタナ魔晶内であのお馴染みのメンバーとユウキちゃんがもろに絡みます。ぶつかります。つねに仲が悪い二人だが意外な事に?



てな訳でっ!

『異世界転生?何それおいしいの?』

『光学の超高密度収縮粒子砲戦記』でのコラボ話っ


始まり始まり〜!



 




 ――首都エステハイムから北西に数百キロ先に位置するモンタナ魔晶洞遺跡後。



 遥か先まで広がる山脈地帯を抜けた先に――ポツリと突き出した二つの塔が原型を止めならそびえ立つ。 かつての先住民達がこの地で一体何を見。そしてどのようなドラマを描いたのかは無言の廃墟だけが知っいるのかも知れない。




    ◇◆




「ふぅん?成る程。ここがスノウが言っていたモンタナ魔晶洞かぁ。で?ボク達の役目は、こっから先にある――」



「あのさぁ〜青髪ぃ。この先に確かに目的の発電機らしき装置があるとスノウさんの地図には書いてあるけど…ねぇ光雄?」



「ああ、山崩れでも起きたみてぇ〜だな。それに多分この分厚い岩盤を吹き飛ばすには120ミリ砲弾をぶちこんでも…」



「う〜んそれでも無理だよ。私の水の刃とか思ったけど多分…山崩れを誘発するからって!? ちょ! 青髪ぃっダメだよ」



「ほらほらっ。あんたは何年魔術師やってんのさ。素人達は退いたどいたっ」




 午後の日差しに聳える塔の影に見え隠れしながら近付く数名のシルエットが映る。



 ゴツゴツした岩石の間を時折吹き込む風切り音にオクターブ高い少女達の会話が無人の遺跡に響き渡る。



 鮮やかな紫のマントをはためかせながらマリオンと光雄は目の前に高々と聳える一際目立つ岩盤を仰ぐ。 塔の内部にある筈の洞窟内総ての電灯やその他の装置を起動させるには、大量の電力が必要不可欠である。



 既に洞窟内に侵入した筈のクロウ達が、飛空艇の燃料でもある魔晶を大量に確保する為にも掘削機等やトロッコを稼動させないといけないのだが。





 その事を色々と頭に踏まえながらユウキは目の前で岩盤を見上げる二人の肩を軽く叩きながら、促す。


(先ずはピンポイントで尚且つ正確にあの岩盤を削るには)



「おいっ青髪っ。さっきから私の忠告を尽く無視。ほんっとこの私もなめられたものだよ」



「ん? 水色…まだなにか言いたげだなんだ。分かんないかなぁ。君の魔術はガサツすぎるからダメなのっ! ボクみたいにさぁ〜精密。尚且つ正確に」



「うもぅっ!なんだよっ青髪のクセに」



 当然片眉をぴくりと引く尽かせながら不満げな表情を浮かべるマリオンをスルー。又々彼女と得意の言い争いにでも発展すれば何かと面倒かつややこしくなるからだ。



「あのなぁ。マリオン。ユウキさんは何か作戦あっての事だからさぁ〜」



「うっさいよっ!」



 マリオンは自分とユウキを交互に見送りながら冷や汗をかく光雄の様子に余計感に触れたようで。ピンク頭をわしゃりと掴み、ジタバタと嫌がる彼を八つ当りぎみに突飛ばし今度は何故か部外者の光雄に食ってかかろうとする始末なのだ。


 まったく仲が良いんだか悪いんだか…何故か二人して謎の取っ組み合いになる様子をヤレヤレと両肩を落とす。

 ヤハリと言っていい程膨大なため息を仲良しな二人にはき付け。

 ユウキはキッと口元を引き締める。目の前に聳える岩盤を仰ぎ見、一舐めした後ハニカムような楽しげな表情に切り替わる。



 腰元に突き刺した魔剣を軽い手つきで引き抜くと同時に、たんっ――と軽やかな足取りで前方に踏み出す。

 蒼い大きな瞳を横目に、今度は取っ組み合い中の光雄に彼女を引っ張り自分の後方に避難するように促す。

 そして渋々と二人して遥か後方まで下がるのを確かめる。




 塔を遮る巨大な岩盤を破壊する際にまき添いを食らうかも知れないからなのだ。



 塔を遮り聳える岩盤を形成する大小様々な岩の間から砂ぼこりと共に突風が巻き起こる。

 後方から勢い良く吹き込む風なのか、群青のマントを激しく暴れさせ、鮮やかな青髪が舞う。




(前方の一番目立つ岩盤だけを集中的に風の刃で削ればっスピードが勝敗を分けるっ!!)



 一瞬で眼前に迫る岩盤に侵入速度を生かし右足から蹴り揚げる。

 そこから小さな身体を螺旋にひねり。



「はぁぁぁぁあああ!一瞬で消し飛ばせるっ!」



 二段飛びの構えから降下速度を生かし、距離を縮ませ同時に系二十六もの鋭い斬撃を音速で分厚い岩盤に容赦なくたたき込む。



 打ち込まれた斬撃を直に受け忽ち分厚い岩盤がみじん切りの如く切り刻まれピンポイントに分際!



 轟っ!と鈍い音源を残し。周り一面に立ち込める砂ぼこりを一瞬で突き抜け…軽やかに着地。



「ざっとこんなもんねっ」


 サラリと決め台詞を促しながら片手で軽く額に付着した汗をぬぐう。得意な表情を今度は二人して抱き合う形で唖然とするマリオン達に見せ付けた矢先?



「ん? 今度は一体なにさみずいいいいいっ!? ってなに……あれ」



「ロボットだぜ…かっけぇ」


 今度は、三人の遥か頭上から黒々とした巨大な影が差し迫るのだが。



「へっ? なにすっとぼけた事言ってんだよ光雄。あれは魔導エネルギーで動く"機械人形(ゴーレム)"だよっ。多分私達の侵入に自動迎撃システムが働いてるかもだけどねっ」



「いや――あのなぁ。んなの分かってるっつ―…」



「二人共邪魔だから退いてて欲しいんだけどっ!」



 立ち回りの反応速度を生かし。更に先程の斬撃の続きと言わんばかりにクルリと左足を軸に半回転。透かさず右手に構えていたViolet(ヴァイオレット)を逆に持ち変える。



 瞬時に攻撃体制を整え右斜め下方から風に怪しく光輝く斬撃を載せながら容赦なく切り払う。



 蒼白い閃光と炸裂音を響かせ高速で振動する何かしらのフィールドとViolet(ヴァイオレット)が放つ斬撃が交渉し幾つもの波紋が広がり消滅。



「殺ったか?」



「危ないよっ! 青髪っ。避けてっ! Sprite spitz saver!(引き裂かれし水の刃っ!)」



 周りの被害なんかお構い無しな機械VS魔法の前代未聞のバトルは彼女の巨大な水の(ギロチン)で切って落とされる。



 ユウキとは又違った特性の水系魔法を瞬時に組み上げ。大気中に漂う水分を一点に強制的に掻き集め凝縮。全幅4〜5メートルもの水の(ギロチン)を音速で容赦なくたたき込む必殺の魔術なのであるが。



 しかし、彼女が放つ渾身の一撃や更に再び斬りだすユウキの放つ斬撃。

 それ等を巨体に浴びながら一刀両断し、撃破した筈の機械人形(ゴーレム)は、ヤハリ対魔法戦闘も想定した機体なのか。



 魔銀(ミスリル)特有の輝きを見せる装甲は無傷。

 それ所か、深紅に輝く単眼を稼動させながら、赤外線を照射。目標になる三人を外敵と認識し、当然、電子照準(ロックオン)に捕らえる。



「ちょっ!? うそんww…」



「ふっふん なにあのチンケな剣技は、青髪ぃww あなた本当に真面目にやる気あんの?」



「うっ! うるさいっ水色の方こそ。あんな水遊びみたいな」



「うっわwwち、ちょっとお二人さん? んだからこんな時に喧嘩はダメだからねっ。ほら怖いロボが」



 なんとも…目の前の巨大な機械人形(ゴーレム)を無視しながらあ〜でもないこ〜でもないと言い争う中。 光雄は、今正に露骨な開閉音と共に両肩の装甲が捲れ上がる。

 内部から突き出す回転しながら高速可動する何かしらの装置がガトリングだと気付く。

 生唾を飲み込みながら目の前で未だ言い争う二人の両肩を叩いた瞬間?



「「うっさいピンクっ!」」



 二人の逆境に触れたのか、片方は突きの構えから最大速度で打ち出す『風光剣』もう片方はこれまたドデカイ足元に描かれた魔法陣から最大排水量2000トンの巨人の水拳が吹き出す。

 特徴のある流し目の目尻に涙を浮かべながら両手で頭をかかえ地べたに這いつくばる悲惨な彼の頭上を。


 完全に頭に血が上る二人のお構い無しな必殺技が通過。凄まじい余波で吹き飛ばされながらも見た光景は、彼にとってまったく悪夢なのである。



 物理的破壊も手伝い、一撃であっという間にスクラップにされる機械人形(ゴーレム)。その破壊だけでは収まらないのは当たり前なのだ。



 豪快に砂ぼこりが空高く舞い上がる。遥か上方から降り注ぐ破片に混じりパチりと火花が弾ける。瞬間再度爆発。その他の場所からか応援に駆け付けた巨大機械人形(ゴーレム)数機が豪快にオイルを撒き散らせ四散する。



 魔銀(ミスリル)特有の輝きを放つ破片がキラキラと撒き散らせながら蒼白い光を放つ鋭い斬撃が突き抜ける。

 更に遥か頭上から豪快に氷山の一角が逆さで地面に巨大な砂ぼこりを巻き上げながら突き刺さるのだ。



 完全に破壊モードに切り替わる二人に光雄は遠くに避難しながら只唖然と眺めていのであった。




   ◆◇




「ほらよっ。コイツで最後の魔晶みたいだぜっ」



 一方、地上で豪快に暴れ出しバトル的になる二人とは一辺して遥か地下にある洞窟内では、周りに防御結界を張り巡らせながら冷や汗を流すスノウの脇を両手一杯に妖しい輝きを見せる魔晶石(クリスタル)を抱えながらクロウが通過する。 更に。イソレットが何かしらの魔法で持ち出して来たトロッコの荷台に次々と抱えて来た魔晶を載せて行く。



「ねぇクロウ。さっきからさぁ〜グラグラとすごい揺れていたけど。まさか上側でユウキやマリオン達になにかあったんじゃない?」


「えっ? 大方ここの施設や洞窟内に仕掛けられたトラップかナニかが発動したんだろう。それに相手が人じゃないんだし、あの暴れ足りない二人にはちょうど良いストレス発散になるんじゃね?…なぁスノウ」



 心配そうな表情を浮かべるイソレットを横目に軽く今現在この洞窟内が倒壊しないよう必死に防御するスノウの表情は、何かしら硬いようだ。



 そしてスノウはここの施設を守って来た先人達に申し訳ない素振りで小さくため息をついていた。




 更に次回。燃料も黙りと確保。そしていよいよ初飛行に挑む飛空艇に続くっ!


〜後書きコーナー〜


マ「このコーナーもほんっと久しぶりだよっ〜ww」


マ「もう昨年の11月頃からまったく先に進まずだったからねっ!そんな訳で今回のゲストはぁ」


ス「呼んだか?」


マ「はい! いつも影ながらあなたの事応援してるんだよっ」


ス「いや――影って。そうだぞ、前々から俺はクロウやイソレットにばかり目立ちたがれ。しかし俺はここなら」


マ「はいそこまでだよっ〜!だってそうでしょ? あえて言うけどここでの主役は私だよ〜」


光「いや――マリオンよぅ。アンタの時代は終わったのさっ!ここの主役は」



マリオン「ほんっと誰なんかなwwだよっ」


ス「なんだか俺

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