二日目
光川高等学院三年『黒道 海』帰宅部
そんな俺は今、川にいた。
「これからどうするかな。」
ここはどこだ?そもそもなんで俺はここにいる?なんであのパンダを一撃でダウンさせれたんだ?
「どうせならテンプレみたいに神とかが説明してくれたらいいのに・・・試してみようかな。」
仕方ないじゃないか、これからどうしていいかわからないんだから!!
「す、ステータス…とか?」
すると目の前に半透明な画面が出てきた。
「本当に出たな、ゲームの中に入ったりとかしたのか?」
俺は画面を見た。
名前 黒道 海
フリガナ コクドウ カイ
職業 魔王(魔神)
レベル9999
筋力999999999999
知識100000000000
防御999999999999
精神999999999999
運気500000000000
人力500000000
魔力????????????
神力0
特殊能力
神・・・自分からある程度の範囲の天候を操れる。
魔王・・・魔王城を作ることができる。
魔神・・・魔道具を創造できる。
人間・・・勇者からの攻撃を無効にする。
魔族・・・自分への人法の威力を半分にする。
人族・・・自分への神法の威力を半分にする。
脳筋・・・物理攻撃を2倍のダメージにする。
鑑定眼・・・アイテム、人族、魔族、神族のステータスを見ることができる。
魔倉庫・・・アイテム、人族、魔族、神族を無限にしまうことができる。
特殊体質・・・状態異常をすべて無効にする。
無限の体・・・体の負傷をすぐ直すことができる。
ラスボス・・・第二形態を設定できる。
完全記憶・・・記憶したいことを全て記憶できる。
世界支配・・・世界について知ることができる。
「最強か!!」
思わず突っ込んだ俺。でもなんだよこの能力値。
「しかも魔王かよ!!」
バランス崩しすぎだろ。魔王のくせに勇者の攻撃無効て。世界支配説明ざっくりしすぎだろ、なんだよ世界について知ることができるって。
突然画面が切り替わり地球のような球体の絵になった。球体はゆっくり回る。どうやら大陸はらしく1つしかなくその端っこが点滅していた。その下には円グラフがあり人族69%魔族1%神族30%と書いてあった。魔族すくねぇ
「なるほど、人間が世界を握ってるみたいな感じか。
だったら俺が魔族を救ってやる!!」
こうして最強魔王は誕生した。