私(わたくし)のお姉様
私は、アリシアには優しいお姉様がいます。
キラキラ、ふわふわの綺麗な金色の髪に、良く晴れた日のお空見たいな目の素敵な方です。
初めてお会いしたとき、少しだけ、ほんの少しだけ怖いって思ってしまったんですが、手を繋いでくださったり。字の読めない私の為に本を読んでくださったのです。
私は嬉しくてお姉様に会いに行くようになりました。でも、お姉様はお忙しいみたいで少しの時間しか一緒にいれませんの。
それなのにお姉様は、お勉強の合間に私に会いに来てくださるのです。
「アリシア、明日から何日か授業がお休みなの。だから一緒に沢山遊べるわよ」
お姉様は優しい笑顔する。
私は、お姉様と一緒にしたい事を沢山考えました。
「うーん、お庭にも行きたいですし、読んでいただきたい本もありますの。」
「ふふっ、全部やりましょう」
「はい」
私はその日、楽しみでなかなか眠れなかったんです。
今日はお姉様とお庭でお茶をしてます。
私は、あまり食べたことのないお菓子にときめいてしまい、夢中でケーキを食べてしまいました。
「アリシア、頬に付いてるわ」
お姉様が私のほっぺたを優しく拭いてくださいました。
私は、恥ずかしくなりました。
お姉様はとても綺麗にお菓子を召し上がるのです。それなのに私は、恥ずかしいですわ。
それから、お姉様とは色んなお話しをしましたの。お姉様のお誕生日も知りました。
お姉様は明日も一緒にお茶をしましょう。って言ってくださいました。
私は楽しみ過ぎて予定の時間よりも早くお庭に着いてしまいました。
デイジーには
「楽しみなのは分かりますが、早く着いてもパトリシア様は来ませんよ」
って言われました。
「お待ちする時間も楽しいです。」
私は足をゆらゆらしながら、お姉様を待ちました。
「アリシア様、パトリシア様がお見えになられましたよ」
私はお行儀良く足を揃え、手はお膝の上に重ねました。
「アリシア、今日は私からあなたにプレゼントがあるの。」
アンナがお姉様にカゴを持っていきました。
「アリシアをイメージして作ったの。」
お姉様が綺麗な花束をくださいました。それも私をイメージして。私はとってもとっても嬉しくて、お姉様の事がもっともっと好きになりました。
その日の夜、私はお姉様から頂いたお花をどうしても長持ちさせたくて、デイジーに教えてもらって、押し花にして栞を作ることにしました。
「アリシア様、包み紙やリボンも取っておくのですか?」
「もちろん」
お姉様から頂いた初めてのプレゼントですもの。




