漂流14日目 赤……だけどソウジャナイ。
「season1」の頃より目をつけていたものの、コトゴトク訪れる機会をつぶされてきた明治時代に建てられた旧貴賓館に赴く機会がようやく訪れた。てか、無理矢理作り出した。
入場料をいくらか払う必要がある重要文化財だが、その中にあるカフェではクリームソーダが供されているという。どのHPを見てもそこにはチェリーさんがいらっしゃるのであれば……行くしかないでしょう!
入店し、テーブルに座ればそこは都会のド真ん中とは思えない、落ち着きに包まれた空間。流石に歴史的建造物である。
そして奥のテーブルには仲良く談笑している男女の姿が。
……「爆発シロ」と内心思ってしまったのはナイショである。
イカンイカン。
そんな呪いをかけてはいけない。
人を呪えば穴二つというではないか。
「おまたせしました」
おお、これにて長かった旅が終わる!
終わ……
あれ?
思わず目を瞑って天を仰ぐ。
HPでは、確かにいらっしゃったチェリーさんが、そこにはいなかった。代わりにストローが、赤……!
神よ、なぜですか。
赤が足りない。
そう常々言ってきましたが。
そうじゃない。
そうじゃないんです。
なぜチェリーさんを蔑ろにするのですか。
ここを終着点と見込んでいたのに。
イチャコラしてるお二人を呪った罰ですか。
それにしても、だ。
昨今の物価高騰で、チェリーさんのリストラ率、高くない?
「クリームソーダ」という言葉に、確かに「チェリー」はない。
ないけども!
ストローを赤にしてごまかすなぁあぁぁぁぁぁ!
余計に切ないわぁ!




