漂流12日目 君は沈没すべきじゃない!
チェリーさんが(載って)いるクリームソーダよ、貴女は一体どこに行けば会えるんでしょう?
数あるカフェの中でも、特に気になっていたのは雑貨屋さんに併設されているオシャレなカフェ。ここありそうなんだよな~……と思って行ってみたら、やっぱりありましたよ!ちゃんと看板にも写真入りで紹介されている!
これは間違いないでしょう!
「いらっしゃいませー。こちらへどうぞー♪」
案内されたのはカウンター席。
なんと目の前でクリームソーダが作られていく工程が見られるという、なんともライブ感覚溢れる席である。とは言ってもあんまり凝視するのもキケンな人物と思われるかもなので、スマホ片手にそれとなく見学をする。
1 メロンソーダのもとと氷が グラスへ
2 ソーダが注がれ、ステアされる
3 バニラアイス、オンザアイス
そしてチェリーさんが冷蔵庫から取り出され、バニラアイスの上へ……!
カンペキじゃないですか。
あらカウンターから直と思ったら、わざわざ回って持って来られるのですか。ご丁寧な対応、ありがとうございます。
「おまたせしました。クリームソーダです」
おまちしておりましたよ、クリームソーダさん。
では早速……
あれ?
チェリーさん?
!
あああっ
おーーぅ のぉぉぉぉ!
ヘーイ!待ってくれ!
目を離した間に何があったんだチェリーさん!
なんで沈没してるんだい?
さっきまでちゃんとアイスの上にいたじゃないか!
とりあえず救出せねば!
ヤバい!今回はセリーヌ・ディオン氏が熱唱し始めてるんだよ!
だけどアイスと氷がジャマっ!
あんまりかき混ぜるとまたソーダとアイスの超反応で泡だらけになるしでもこのままではあんまりだよああああチェリーさぁーーーーン!!
★★★★★
………なぜだ。
これで終わるはずだったのになぜ直前でアイスが転覆してるんだ。
だったら目の前から渡してくださいっ!
ああ、私の旅は一体いつになったら終わるんだろう……
もっと丁寧に運んでいただきたい。(切実)




