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#77:身体検査で下着姿になるのは漫画やアニメにとって定番である

それはある日のことだった。


地和「はぁ~┅」


登校中、地和が溜め息を吐いていた。


人和「ちぃ姉さん、どうしたの?」


地和「どうしたの? じゃないわよ! 今日が何の日かわかってるの!!」


天和「今日? 何かの行事だったっけ?」


地和「忘れているなら教えてあげるわ。今日は身体検査の日よ! あぁ、この日はちぃが最も嫌う日なのよ!? 前より体重が増えてたらどうしよう!?」


アイドルにとって体重管理は重要なものであった。


天和「な~んだ。そういうことか」


人和「くだらない」


地和「ちょっと! 何でそんな二人はそんなに余裕なのよ!」


地和が二人に理由を聞くと


人和「私は普段から体調管理はもちろん体重管理もしっかりしてますし」


地和「くぅっ!? なら姉さんまで何でそんな余裕なのよ! いつもぐうたらしてるくせに!」


天和「酷いよ! それにこう見えても今日に備えて体重管理していたから自信あるもんね♪」


それで余裕な天和だった。


地和「姉さんが体重管理~? あり得ないわよ」


人和「天和姉さん、エイプリルフールはまだ先ですよ」


妹達に馬鹿にされ


天和「嘘じゃないもん! 証拠にお腹を見てよ!」


バッ!


誰もいないのを確認した天和は制服をめくってお腹を見せた。


地和「本当だ!? お腹がたるんでない!?」


人和「この間まで少しお肉があったのに!?」


天和「へへ~ん! 恐れ入ったか、お姉ちゃんはやればやるんです!」


と、天和が自慢げに胸に力を込めたその時!


ぷちんっ!


天和「えっ!?」


天和の方から何やら不気味な音が聞こえ


天和「何、今の音!?」


天和が体を調べると


天和「ブラ、ちぎれちゃってる!?」


勢い余ってブラを破壊してしまったそうだ。


地和「何やってるのよ姉さん!? 今から着替えに行ったら完全に遅刻よ!?」


人和「仕方がないから購買で下着を┅!?」


天和「やだ~! 購買にはかわいい下着が無いんだもん!」


というわけで今日だけノーブラで過ごそうとする天和だったが、これが後に大変なことになることを知らなかった。


それから少しして


及川「にししっ! 今日は身体検査の日、わいは今日という日を待っとったんや!」


一刀「そんなに色々と測りたかったのか?」


及川「ちゃうっ! うちの学園は成長の変化もあるかもという理由で女子は胸囲も測る。すなわち! 身体検査の場には下着姿の女子が! これは神様が覗いてくれと言っとるもんやで!」


そんなわけがなかろう


※当然ながら身体検査で下着姿になるのはもちろん、胸囲の測定はしません


すると


華佗「それじゃあ、俺も出てくるか」


一刀「華佗、お前まで出るなんてどうしたんだ?」


及川「一緒に覗きに行くんか?」


華佗「そんなわけがないだろう! うちは実家が病院でな、紫苑先生より身体検査の手伝いをするよう言われたんだ。女子達も俺が女に興味がないのを知っているから了承したらしい」


つまり華佗は女子の身体検査に参加できるのだ。


それを聞き


及川「なぁ華佗、向こうでちょっと話があるんやけど」


華佗「何だ?」


及川は華佗を誰もいない通路に誘い出し


一刀「(嫌な予感がする!?)」


一刀がそう思った着後


ゴッチィーーンッ!!☆ミ


一刀「何だ!?」


華佗が誘い出された方向から物凄い音が聞こえてきた。


慌てて一刀が音のした方へ向かうと


華佗「がはぁっ!?」


及川「ふぅ、これで完了や」


そこにはデカイハンマーを持った及川が華佗に大きなタンコブを作って気を失わせていた。


一刀「しっかりしろ華佗!?」


及川「無駄や、今日1日はのびたままやで」


何故及川がこんなことをしたのかというと


及川「あれれ~? 華佗が倒れたんやったらわいが代わりに紫苑先生の手伝いをしなあかんなぁ」


そのためだけに友達を気絶させる及川


及川「さぁて、ほな早速紫苑先生のところに┅」


と、その時!


つるんっ!


及川「へっ?」


及川は落ちていたバナナの皮で足を滑らせると


及川「あだだーっ!?」


ゴンゴンゴンッ!!☆ミ


そのまま階段を転げ落ちた。


及川「きゅ~!?」


一刀「天罰だな」


自業自得でしかないと思う一刀


するとその時!


紫苑「華佗くん、準備できたかしら?」


華佗を迎えに紫苑先生が来たのだが


一刀「あ~、紫苑先生、華佗はこの通りのびてますので無理そうです」


紫苑「あらあら!? どうしましょうか、私一人じゃ大変だし┅」


悩む紫苑先生は一刀を見ると


紫苑「そうだわ♪」


一刀「?」


そして


『今回の身体検査の測定は都合により華佗くんから北郷くんに変更になります』


と書かれたボードが女子達の集まる場所に立てられたのだが


女子「何でですか先生っ!!」


女子「只でさえ恥ずかしいですけど華佗くんだから男子の参加を許可したんですよ!」


桂花「今日の身体検査は中止にすべきです!!」


桂花を筆頭にブーイングする女子達


紫苑「ダメです。中止は認めません! 諦めて測られなさい!」


中止は認められなかった。


桃香「あのぅ紫苑先生、だったら下着を変えさせてください! 一刀くんがやるんだったらもっと可愛(かわい)い下着を着てきます!」


と、提案する桃香だが


紫苑「それもダメです。今の下着で我慢しなさい!」


桃香「えぇ~っ!?」


当然却下された。


紫苑「それに安心なさい。一刀くんには測定を手伝ってもらうけどメジャーで測るようなことはさせません。これを使います」


スッ!


そう言った紫苑先生は体温計のような道具を出した。


これは胸囲計という道具で胸に当てるだけで胸囲を測れるというもの


しかもその時のデータは紫苑先生に送られるため測る一刀が知ることはない


女子「それならまだ┅」


女子「メジャーで測られるよりマシですね┅」


桂花「ちょっとあんた達!?」


もはやブーイングするのは桂花だけとなった。


そして


紫苑「というわけで女子の過半数の許可を得たので一刀くんには測定を手伝ってもらいます。頑張ってね♪」


一刀「何を頑張れと言うんですか┅!?」


逆らっても無駄なため測定を手伝う一刀


そんな一番手は┅


桃香「ど┅どうも┅」


シンプルなピンクのブラを着けた桃香だった。


桃香「あの、本当はもっと可愛いがあるんだからね!」


一刀「はいはい!?」


とにかく胸囲計を桃香の胸に当てる一刀だがその際


ぴとっ!


桃香「あんっ♪」


桃香から艶っぽい声が聞こえたのだった。


紫苑「はい。次の人!」


一刀「(あんな声出されて我慢できそうにないな!?)」


それでも我慢するしかない一刀


次の人は┅


華琳「まったく、いつ誰に見せるかわからないからいつでも最高の下着をつけておかないとね」


バァンッ!!


そういう華琳は黒の派手なブラを着けていた。


華琳「さぁ一刀、さっさと測りなさい」


一刀「堂々としてるな!?」


さすがは華琳と思う一刀


ぴとっ!


だが胸囲計を当てた瞬間


ブー!


一刀「んっ?」


胸囲計から妙な音が聞こえると


紫苑「あらあら、ダメじゃないの華琳さん」


紫苑先生が現れ


紫苑「こんなのつけてたらちゃんと測れないじゃないの」


スッ!


華琳「なっ!?」


華琳のブラからパットを取り出した。


この胸囲計はパットを使用するとエラー表示される仕組みなのだ。


一刀「華琳、お前┅!?」


一刀に胸パット着用だと知られた華琳は


ジャキンッ!!


華琳「一刀、誰かに言いふらしたりしたらあなたの首がとぶから覚悟なさい!」


一刀「は┅はい!?」


一刀の首に大鎌を当てながら脅す華琳であった。


その後┅


蓮華「あんっ!」


愛紗「はうっ!」


胸囲計を当てる度に女子達からの艶っぽい声を聞き反応してしまう一刀


桂花「少しでも胸に指が触れたら訴えてやるから覚悟なさい!」


そんななか、桂花等の脅しは一刀にとって癒しとなっていた。


そしてついに┅


一刀「あとは天和だけか!? 結構大変な戦いだったぜ!?」


目の前には下着姿の女子がいるのに手が出せない。


スケベな一刀にとって拷問でしかなかった。


紫苑「では次の人!」


そして紫苑先生に呼ばれ、天和が入ってきたのだが


天和「お┅お願いしま~す」


バァンッ!!


何と!? 天和は手ブラでやって来た。


紫苑「あらあら、天和ちゃんったら大胆ねぇ」


一刀「おまっ!? 何でブラしてないんだよ!?」


天和「仕方ないじゃん! 来る途中で壊しちゃったんだもん! 購買には可愛い下着が無いしさ!」


だからといって手ブラで来ていいのだろうか?


紫苑「それでは一刀くん、計測をお願いね♪」


一刀「計測って、最後の一人なんだから紫苑先生がやれば┅!?」


天和「一刀に測ってもらいたいの!」


紫苑「ほらほら、本人も希望していることだしね」


一刀「うっ!?」


仕方がないので


一刀「わかったよ。さっさと測るぞ」


天和「う┅うん」


スッ┅


そして一刀が天和の胸に胸囲計を当てようとしたその時!


ぶぅ~んっ!


天和の目に蚊が映り


天和「あっ、蚊!」


パンッ!


天和は蚊を叩いたのだが、それと同時に


ぷるんっ♪


手ブラ状態から手を離してしまったためおっぱいが丸出しとなってしまい、目の前にいた一刀にバッチリ見られてしまった。


天和「あっ!?」


その事に気付いた天和は


天和「いやぁーっ!! 見ないで一刀!」


サッ!


咄嗟に手でおっぱいを隠そうとするが


一刀「えっ!?」


ぐいっ!


目の前に一刀がいたため


ぎゅっ♪


一刀の頭を手で押さえ、おっぱいを押し当てるような形になってしまった。


天和「いやぁーっ!!」


ばっちぃーーんっ!!☆ミ


一刀「ぐほぉっ!?」


そしてとどめとばかりに天和は一刀に平手打ちを食らわしたのだった。


一刀「俺┅、今回は何も悪くないのに何でこんな目に遭わなきゃならないんだ┅!?」


それが主人公の宿命というものだろう


そう言い残して一刀は気を失うのだった。


そして翌日


華佗「及川、階段で転んで入院したんだって、俺が物凄く痛いけどよく効く薬を持ってきたから使ってやるよ」


及川「ちょ┅!? 堪忍やで華佗!?」


しっかりと華佗に仕返しされる及川であった。


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