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#70:トーナメントでは予想外な勝敗が発生することもたまにはある

月日が経つのも早く、あっという間に大晦日、正月が過ぎていき、新学期が始まろうとするなか


フランチェスカ学園にあるイベントが始まろうとしていた。


その名も『五虎将軍杯』


生徒と教師が五つの自分の得意とする種目のトーナメントを行い、優勝者を決める大会であり、それぞれ優勝者には学園長である貂蝉よりお年玉として賞金10万円が与えられる。


一刀「今回は『武力』『知力』『家庭力』『魅力』『食欲』か」


ちなみに大会内容として


武力┅模擬武器を使った武術大会


知力┅軍人将棋を使ったトーナメント


家庭力┅料理大会


魅力┅ミスコン


食欲┅大食い大会


華佗「一刀も武力大会に出るんだよな」


一刀「あぁ、優勝はできないかもしれないけど自分の力を知るいい機会だからな」


及川「ケッ! 一文にもならんのにようやるもんやで」


この五虎将軍杯。賞金は優勝者にしか渡されないため二位や三位でも損する大会である。


及川「まぁ、わいの方は裏でガッポリ稼がせてもらうけどな♪」


華佗「及川┅」


ちなみに及川は裏の方、すなわち賭け事の総支配人であった。


及川「でも結構優勝候補がおるで、武力はもちろん学園最強の恋やろ、知力は去年優勝した冥琳先生、家庭力は華琳やろし、魅力と食欲はわからんけどそれだけすごい大会になりそうやで」


一刀達でさえ盛り上がるなか


この人はというと┅


麗羽「おーほっほっほっ! わたくしが優勝いたしますわ!」


麗羽が自信満々で高笑いをしていた。


麗羽「五虎将軍杯で優勝しまくって賞金は全てわたくしのものですことよ!」


やけに気合いの入る麗羽だが


猪々子「何だか麗羽様、いつにも増して気合い入りまくりだな」


斗詩「最近麗羽様が色々やらかしているから麗羽様のお母さんが怒ってお小遣い無しになったからだよ」


猪々子「成程ね」


賞金のお年玉をお小遣いの代わりに使おうと企む麗羽


すると


真直(まぁち)「麗羽様、色々と情報を手に入れましたよ」


麗羽「ご苦労ですわ真直さん!」


麗羽達は真直からの情報を聞いてみることにした。


斗詩「知力はダメだよね」


真直「家庭力もダメですね」


猪々子「食欲は、あたいならいけるけど麗羽様はなぁ」


斗詩・猪々子・真直「「「魅力は、麗羽様より綺麗な人なんて大勢いるしなぁ」」」


麗羽「黙りなさい! あなた達、それでもわたくしの側近ですの!」


側近にまで言われる麗羽


斗詩「残るは武力だけど」


真直「麗羽様が勝てる相手なんているわけありませんし」


猪々子「こりゃ賞金は無しだな」


麗羽「何をおっしゃってますの! ここまでしてお小遣い無しだなんてあり得ませんわ! 決めました! わたくし、武力部門に出ますわ!」


自信満々で言う麗羽だが


斗詩「麗羽様、正気ですか!?」


真直「麗羽様が武力部門に出場するだなんて恥をかくだけですよ!?」


猪々子「そうですよ。あたしと斗詩が出たって優勝できないのに麗羽様が出たところで数秒で負けますよ!?」


主君に対してぼろかすに言う部下達に


麗羽「お黙りなさい!」


さすがの麗羽もキレた。


麗羽「心配しなくてもわたくしに勝機がありますわ! つい数日前にある商人から着るだけで最強になる服を買いましたのよ」


スッ!


そう言う麗羽は大きな箱を取り出した。


猪々子「着るだけで最強になる服~?」


真直「絶対騙されてますって」


斗詩「そんなインチキを買うからお小遣い無しにされるんですよ」


麗羽「インチキなんかじゃありませんわ! わたくしも見るのは初めてですけど、この中には着るだけで最強になれる服が入って┅」


パカッ!


そう言って箱を開ける麗羽であったが


箱の中身を見て麗羽以外の三人は驚くのだった。


そして五虎将軍杯当日


この日、物凄く予想外なことが起きた。


陳琳「おーっと、知力部門で去年優勝した冥琳先生を打ち破り、一年生の雛里ちゃんが優勝した!」


雛里「あわわっ!?」


冥琳「見事だぞ雛里」


そして予想外は続いていき


陳琳「おーっと、家庭力部門の料理大会で優勝したのは意外にも何と白蓮さんだ!」


白蓮「意外で悪かったな!」


他に料理が得意な人はいたが使いたい食材がない、ガストラブル、調味料を間違える等のトラブルが発生した結果、何と!? 普通のチャーハンを作った白蓮が優勝したのだった。


陳琳「魅力部門は紫苑先生の優勝です!」


紫苑「あらあら、優勝しちゃったわ」


おっとり系かつ爆乳なところを評価され優勝する紫苑先生であった。


陳琳「さぁて、次は武力部門といきましょうか!」


武力部門は参加人数が多いため結構なトーナメントとなる


そして第一試合にて


麗羽VS恋


バァンッ!!


麗羽と恋の試合が決定した。


及川「さぁさぁ、武力部門第一試合、麗羽と恋の勝負、どっちに賭ける? 今なら超大穴で麗羽が120倍やで!」


それはすなわち、麗羽が確実に負けることを意味していた。


華佗「麗羽には悪いが恋の圧勝だろ」


一刀「これで麗羽に賭けたら大損だろうな」


誰もが麗羽の敗北を想像するなか


陳琳「それでは選手入場です!」


出場選手が現れ、先に着いた恋が待つなか


バッ!


遅れて麗羽も現れたわけなのだが


ぶるんっ♪


麗羽「おーほっほっほっ!」


バァンッ!!


そこに現れた麗羽の服装は戦装束ではなくスリングショットの水着であった。


陳琳「おぉーっと! これはまさかの予想外! 麗羽選手、なんてハレンチな服装なんだ!?」


麗羽「ハレンチだなんて失礼な実況ですわね!」


誰がどう見てもハレンチであろう


斗詩「はぁ~、絶対麗羽様、商人に騙されてるよね」


猪々子「あんなん着て勝てるならあたしは出場辞退するぜ」


側近達も麗羽の敗北を予想していた。


陳琳「まぁいいでしょう。とにかく試合開始です!」


二人の準備が終わっているため、試合が開始されることになり


恋「┅誰が相手でも負けない!」


恋は麗羽に迫るが


恋「┅!?」


いつの間にか恋の目の前には麗羽がおらず


麗羽「あら、遅いですわね」


麗羽は恋の後ろに回り込み


ガシィッ!!


麗羽「これでおしまいですわ!」


ドッカァーーンッ!!


そのまま恋にバックドロップを食らわした。


恋「┅ぐふっ!?」


ねね「恋殿!?」


試合開始からわずか数秒の間に


陳琳「れ┅恋選手、気を失ったことにより麗羽選手の勝ちです!?」


麗羽「おーほっほっほっ! わたくしの完全完璧な勝利ですわ」


何と!? 麗羽が恋に勝ってしまったのだった!?


麗羽以外「「「!?」」」


これには麗羽以外の全員が驚いたという


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