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#7:三姉妹による将来の義姉調査・その2

はぁい、私の名前は天和だよ♪


今日は最近一刀に集まっている女の子を調査するためにちぃちゃん達と共に調査してるんだ。


調査の理由?


それは一刀に群がる女の子をチェックするため┅


┅じゃなくて!私達の義姉を確認するためだよ!


そういうことにしておくの!


地和「ねぇ人和、さっきから天和姉さんは誰に話しかけてるの?」


人和「ちぃ姉さん、それは聞いちゃダメな奴よ」


ちぃちゃんと人和が何か言ってるけど私は気にしない


さて、しっかり一刀を尾行しなくっちゃ!


完璧な尾行だからバレないはず┅


一刀「(さっきから後ろの三人が騒がしいな)」


ほら、やっぱりバレてるわけがない


私達って尾行の才能があるんだね♪


そして私達が一刀を尾行していると


一刀「あれは!」


一刀が誰かを発見した。


それの誰かとは┅


恋「┅」


(れん)ちゃんだ


呂布(りょふ)


学園最強の生徒と呼ばれるフランチェスカ学園の番長だが性格は呑気で滅多なことでは怒らない


何だか知らないけど恋ちゃん見てると体が震えちゃうな!?


一刀「どうしたんだ恋、購買部の前に立って?」


一刀が購買部の前に立っていた恋ちゃんに話しかけると


恋「┅お腹空いた」


どうやら恋ちゃんはお腹が空いたから購買部に来たみたいだね


一刀「そうか、ならさっさと買えばいいのに」


一刀の言葉に対して恋ちゃんは首を横に振ると


恋「┅お金ないから買えない」


そうか、恋ちゃんお金ないからお腹が空いても買えないんだね


何だかかわいそうだと私が思っていると


一刀「そうか、ちょっと待っててくれ」


一刀は購買部へ行き


一刀「ほら恋」


いくつかの肉マンを持って恋ちゃんのところに戻ってきた。


恋「┅いいの?」


一刀「あぁ、食べていいぞ」


一刀は恋ちゃんに肉マンをあげた。


地和「何よ一刀の奴、ちぃにはヴィトンのバッグ買ってくれないくせに!」


人和「姉さん、それはさすがに高すぎ」


ちぃちゃんが一刀に対して怒っていた。


まぁ優しいのはいいけど何だか私も少しだけムヤムヤするな


でも


もきゅもきゅっ!


はわ~!何だかハムスターのように肉マンを食べてる恋ちゃんを見てるとさっきまでムッとしていた気持ちが無くなっちゃうなぁ


一刀「やっぱ恋は食べてる時が一番いい顔してるなぁ」


一刀が恋ちゃんを口説いていたその時だった。


「ち~ん~きゅ~う~┅」


ねね「キィークっ!!」


ドカァッ!!☆ミ


一刀「がはぁっ!?」


突然ねねちゃんが一刀目掛けて飛び蹴り(本人は命名:ちんきゅうキック)を食らわしてきた。


陳宮 ねね


恋を慕う少女。必殺技は上空から繰り出すちんきゅうキック


地和「よっしゃ!ねね、ナイス!」


人和「姉さん、黙ってて」


ちぃちゃん、賛同するけど今は黙ってようよ


ねね「こいつ、ねねが財布を取りに行っている間に恋殿に迫るだなんて許せないのです!覚悟はできているのですね!」


ねねちゃんが一刀に向けて二発目のキックを繰り出そうとしたその時


恋「┅ねね、ダメ」


ごっつぅーんっ!☆ミ


ねね「ぐげっ!?」


恋ちゃんがねねちゃんの頭にゲンコツを食らわせた。


恋「┅一刀、恋に肉マンくれた。ねねが悪いから謝る」


ねね「うぅっ┅!?」


恋ちゃんに叱られたねねちゃんは


ねね「す┅すまなかったのです」


顔は謝りたくないって顔をしながらも渋々一刀に謝った。


一刀「まぁ俺は謝ってくれればそれでいいよ。それじゃあ恋、またな」


恋「┅また明日」


ねね「もうお前になんて会いたくないのです!」


一刀はそのまま去っていった。


天和「ねぇちぃちゃん、人和ちゃん、恋ちゃんはどう思う?」


地和「う~ん。嫌ってはないようだけど義姉というよりペットみたいな感じよね」


恋ちゃんはペットか、確かにそうだよね


人和「それより姉さん達、また一刀さんが移動したから追いかけないと」


天和「おっと、そうだった」


というよりこの学園には一体何人一刀のことを好いてる人がいるのかな?


私はそう思いながらも一刀に対しての尾行を続けたんだ。


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