#67:大会社の一族にロクな人物なんて存在しないものである
ある日、一刀は華琳に脅される形で彼女の親族の集まりに招待される。
しかし、華琳が少し離れた間に一刀が出会ったのは一刀を見て叫び、ウサギのぬいぐるみを手にした金髪ツインテールの女の子であった。
?「ちょっとあなた! ここを何処だと思ってますの!」
一刀「いや、ちょっと!?」
この騒いでいる女の子の名前は栄華
華琳の従妹である。
栄華「少し待ってなさい! 警備のものを呼んで警察に突き出して死刑にしてやるんですから」
一刀「ちょっと待って!?」
何で家に呼ばれて死刑にされなければならないのやら
慌てた一刀が栄華を止めようとすると
つるっ!
一刀「わっ!?」
栄華「えっ!? きゃあっ!?」
ばたんっ!
足が躓き、そのまま栄華の方へ倒れてしまい
一刀「いたた┅!?」
更に最悪なことに
むにゅんっ♪
一刀「えっ!?」
栄華「なななっ┅!?」
一刀の手が栄華の片乳を揉んでしまっていた。
栄華「い┅いやあぁーーっ!!」
バシバシバシンッ!!
一刀「ぐふぅっ!?」
手にしているぬいぐるみで一刀を叩きまくる栄華
栄華「よくも嫁入り前の乙女に触れましたわね! 警察なんかじゃ物足りませんわ! 総理を呼んで国外追放にしてあげますから覚悟なさい!」
本気で電話しようとする栄華であったが
そんな栄華の前に
?「栄華ちゃん、何を騒いでるの?」
金髪の女の子が現れた。
栄華「柳琳さん、いいところに来てくれましたわ! 早く軍隊を呼んでくださいまし!」
柳琳「は?」
この柳琳という女の子。こちらも華琳の従妹である。
訳を知らない柳琳は栄華から話を聞くと
柳琳「成程ねぇ、でも栄華ちゃん、仕置きが過剰すぎないかしら?」
栄華「うっ!?」
バァンッ!!
まるでおたふくのように頬が腫れまくった一刀は誰が見ても過剰にやられすぎである。
柳琳「それにここは私達曹一族しか入れないエリアでしょ。誰かが招き入れたとしか思えないわよ」
栄華「そういえばそうでしたわね!?」
柳琳の言うように実はビルの最上階にある華琳の家は曹一族しか入ることができない。もし許可なく人が入った場合、すぐに警報が鳴るシステムであり、変装してもすぐにバレてしまうのだ。
こればかりは某三代目泥棒すらも入れないシステムである。
するとそこへ
?「栄華、柳琳、何してるっすか?」
金髪のサイドポニーテールの女の子が現れると同時に
一刀「いたたっ┅!?」
一刀が目を覚まし、起き上がろうとするのだが
ぷるんっ♪
一刀「うおっ!?」
一刀の目に金髪サイドポニーテールの女の子のおっぱいが映った。
栄華「華侖さん、また裸で┅」
華侖「裸じゃないっす! 下は履いているから裸じゃないっすよ」
上半身裸でおっぱい丸出しなのには変わらない
ちなみにこの華侖という女の子も華琳の従妹であり
柳琳「姉さん、今日は男もいるんですから少しは恥じらいを持ってください!」
柳琳の穴でもある。
華侖「男?」
華侖が辺りを見て一刀を発見すると
華侖「おぉっ、もしかしてあんたが華琳姉が手紙に書いてた一刀って男っすね! いやぁ、あの華琳姉が男のことについて手紙で長々と書くなんて珍しいっすよ」
一刀「(華琳の奴、俺のことなんて書いたんだか?)それより君、胸を隠して!?」
いくら一刀が多少スケベであれど周囲に他の女がいるなか、おっぱい丸出しの女の子に飛び付くわけにはいかなかった。
一刀「あぁ、もう、こんなとこ他の人に見られたら大変なことに!?」
もう既に大変な目に遭っているのでこれ以上は大変な目に遭わないだろうと思う一刀であったが
どうやら神様は一刀に対して嫌っているようで
ズンッ!
一刀「えっ!?」
背後から重い足音が聞こえると
?「き~さ~ま~、華琳ちゃんだけでなく従妹達にまで手を出すとは何事だぁーっ!!」
バァンッ!!
そこには西洋甲冑を身につけた人物がおり、一刀に対して剣を抜いていた。
この人物こそ華琳の父であり、曹グループの副会長・嵩高である。
一刀「何この鎧の人!?」
嵩高「だから儂は華琳ちゃんを学園に通わせることに反対じゃったんじゃ! よからぬ虫がつかぬようにな! そして華琳ちゃんに会えない儂が悲しみを紛らすために石膏像で我慢しているのにこいつは生の華琳ちゃんに会うだなんてずるい! この場で打ち首にしてくれる!」
一刀「わぁーっ!?」
突然殺されそうになる一刀であったが
華琳「何をやってるのよお父様!」
ドカァッ!!☆ミ
嵩高「のわぁーっ!?」
嵩高は現れた華琳の一撃を食らってぶっ飛ばされてしまった。
華琳「やっぱりあの像はお父様のだったのね! お母様に言って全て破壊するんだから!」
嵩高「そんな~!?」
華琳「待たせたわね一刀、さっさと入るわよ」
一刀「お┅おう!?」
そして一刀は華琳に連れられ会場に入っていった。
一刀「(何だか華琳がクセのある一族と言っていた意味がわかる気がする)」
華琳「(全く、みんなして一刀を苦しめるだなんて、一刀が皆を嫌いになったらどうしてくれるのよ)」
少し手遅れだったりする。
華琳「(おまけに一番まともなお母様は海外にいるだなんて)」
唯一まともである人物がいないことに頭を悩ませる華琳
更に頭を悩ませることに
華侖「そういえば華琳姉、あたし達、来年からフランチェスカ学園に通うっす」
柳琳「どうせならお姉様と同じ学園に通わせたいという親の意見ですわ」
栄華「お姉様と同じ学園に通うだなんて幸せですわ」
さっきの三人が来年からとはいえ編入してくるのだった。
崇高「わ┅儂も来年編入して┅」
華琳「お父様はダメよ!」
ガァーンッ!!
当たり前だが断られる父であった。




