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#61:爆弾発言は行ってしまった後に必ず後悔するものである

生徒会長である華琳の手により温泉旅行に招かれた一刀達


だが、一刀と華佗以外の及川を含めた男子達の女湯覗きに巻き込まれ、罰として男子達は退学かつ去勢の危機に!?


阻止するには三つの試練を攻略しなければならないのだった。


及川「えぇかみんな、試練がどんなものかは知らへんけどこれだけ数がおれば一人くらいは突破できる! 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるわけや!」


男子達「「「うおぉーーっ!」」」


男子達は及川が覗きの主犯なのを忘れ気合い十分であった。


一刀「及川の奴」


華佗「まぁ及川の言うように俺達の一人でも攻略すればいいわけだし、頑張ろうぜ」


巻き込まれてしまっただけの一刀と華佗まで頑張らなければならないのだった。


そして男子達は最初の試練に挑むことにした。


及川「さぁ、ここまで来たら鬼がいようが蛇が出ようが相手になったるで!」


気合い十分の及川が門を開けるとそこにいたのは


バァンッ!!


道場のような場所にて鬼よりも怖い愛紗が剣道着姿(防具無し)で竹刀を片手に構えていた。


愛紗「一番手はお前か?」


ギロリッ!


愛紗が及川を睨むと


及川「回れ~右!?」


及川はUターンして戻っていった。


男子「何やってるんだよ及川!」


男子「さっさと挑んで負けろ!」


及川「フッ、やっぱ大将は最後に挑まななあかんな」


かっこつける及川であったが愛紗が怖いだけだったりする。


すると


「どけ! 俺が行く!」


ゴリラのような巨体を持つ男子が及川を押し退けて前に出た。


男子「あいつは男子で一番の筋肉を持つという五里!? あいつなら勝てるかもしれない!」


モブでありながら名前をもらった五里


五里「ウホッホーッ!! さぁ、いくぞ関羽!」


バッ!


勢いよく愛紗に向かっていく五里であったが


ドカァッ!!☆ミ


五里「ゴッホ~ッ!?」


愛紗にあっけなく倒され星になった。


男子「やっぱモブが敵う相手じゃなかったか」


当たり前である。


愛紗「さぁ、誰でもいいからかかってこい! それとも全員退学と去勢が望みかな?」


愛紗に挑発され


男子「そこまで言われて黙ってられるか!」


男子「せめて一太刀でも食らわせてやる!」


嘗められているわけにもいかず、愛紗に向かっていく男子達であったが


ドカカァッ!!☆ミ


男子達「「「がはぁっ!?」」」


男子達は愛紗に一太刀をも食らわせることができず次々と倒されていき


バァンッ!!


残るは一刀、華佗、及川の三人となってしまった。


及川「ケッ、雑魚共が、時間稼ぎにもならんのかい」


華佗「及川、それは言いすぎだぞ。ごめんな、後で治療してやるからな」


そして次なる出場者は


一刀「俺が行く!」


バァンッ!!


一刀であった。


華佗「一刀、勝てるのか?」


一刀「勝てるかどうかはわからないが愛紗の動きなら知り尽くしている。俺は俺なりに戦うだけさ」


スッ!


そう言って一刀が入ると


愛紗「か┅一刀殿!?」


一刀の登場に驚く愛紗


一刀「愛紗、できることなら戦いたくない。ここを通してくれないか?」


戦いではなく説得しようとする一刀であったが


愛紗「それはできません。私も華琳殿より命を受けましたので!」


愛紗は説得に応じなかった。


それどころか


愛紗「それより一刀殿、まさかあなたが覗きに加担していただなんて私は軽蔑しました」


一刀「いや、それには事情があって!?」


そして愛紗は言った。


愛紗「そんなに女の裸が見たいのでしたら、私でよければ見せてあげましたのに!」


ドッカァーーンッ!!


物凄い爆弾発言をする愛紗


一刀「えっ!?」


愛紗「はっ!?」


そして愛紗は気付いた。


この場にいるのが自分と一刀だけならまだよかったが


華佗「なっ!?」


及川「羨ましいでかずピー!」


すぐ近くに華佗と及川がいたのだから


愛紗「私になんてことを言わせるのですか! もう怒りました。この場で全員倒して先程の言葉を記憶から消してやります!」


愛紗の自業自得なのだが


一刀「わかった。俺も覚悟を決めて相手になってやる!」


スッ!


一刀は壁にあった竹刀を手に取り愛紗に挑むのだった。


一刀対愛紗の剣道対決!


原作通りなら確実に愛紗の勝ちなのだが、この世界の一刀もかなりの剣道の実力があり勝負がわからないと思われた。


だが


愛紗「ハァッ!」


いざ勝負が始まり、愛紗が一刀に向かってくると


一刀「(愛紗の動きはわかっている。ここは軽く避けて┅)」


愛紗の動きを知り尽くしている一刀は攻撃を避けようとするが


一刀「!?」


それができない動きを愛紗は知らずに行っていた。


何故ならば┅


ぶるんっ!


先程までの男子達との戦いで愛紗が暴れたことにより愛紗のブラが壊れたようで愛紗のおっぱいが暴れまくっていたのである。


暴れまくるおっぱいを見てしまったため一刀は集中できず、防戦一方になっていた。


及川「愛紗の暴れおっぱいを間近で見られるやなんて羨ましいでかずピー! わいと交代して!」


華佗「お前と代わったら即倒されるだろ」


華佗の言う通りであった。


しかし、一刀もただ防戦一方というわけにもいかない


一刀「(こうなったら一か八かで)突きだぁーっ!」


突きを繰り出したその時!


ぐらりっ!


愛紗「おっ!?」


揺れるおっぱいに愛紗の重心が傾き


つるんっ!


及川「わぁーっ!?」


突然及川が転んだ瞬間


事件は起きた。


バサァッ!!


一刀「えっ?」


一刀の突きが見事に決まり、一刀が見たものは┅


一刀「これって┅!?」


一刀が突いた竹刀の先には白の道着と黄緑色のブラジャーがあった。


そして一刀の目の前には


ぷるんっ♪


一刀の突きによって服を剥ぎ取られ、おっぱい丸出しとなった愛紗がいた!


愛紗「きゃ┅きゃあぁーーっ!!」


幸い及川には見られなかったものの、好きな人である一刀に二度もおっぱいを見られるという衝撃が愛紗に襲いかかり、愛紗はその場にしゃがんだ。


だが


ばさっ!


愛紗「えっ?」


一刀は愛紗に自分の服を被せ


一刀「と┅とりあえず、それを着なよ」


目をそらすのだった。


そんな一刀を見て


愛紗「一刀殿、私の敗けのようです。どうぞ先にお進みください」


愛紗は敗けを認め、一刀達を先に進ませるのだった。


もし一刀が半裸の愛紗をじっと見つめていたら状況は変わっていたのかもしれない


一刀「ありがとう愛紗。いくぞ及川、華佗!」


華佗「あぁっ!」


及川「何だかわいが転んでる間に何かいいことがあったような感じやけど何があったんや!?」


一刀は華佗、及川を連れて次の試練に向かったのだった。


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