#4:全国の貧乳女子のために戦うアイドル
俺、北郷一刀は悪魔のような三人こと張三姉妹から逃げるために一年前、九州から東京のフランチェスカ学園に転入してきたのだが
一年後、最悪なことにその悪魔のような三姉妹がフランチェスカ学園に転入し、俺のクラスに入った上にハニトラにより俺が天和のおっぱいに触れた瞬間を撮られてしまい脅されることになった。
そしてその日
一刀「う┅うわあぁーっ!? 助けてくれーっ!?」
ギャオオォーーンッ!!
俺は三人の顔をした某有名な三つ首の巨大怪獣に追われていた。
天和「待ってよ一刀ーっ!」
地和「ちぃ達に従わないと写真を世間にバラまくわよーっ!」
人和「今まで休んでいた分、しっかり仕事をしてくださいね」
一刀「も┅もう三人の相手なんてしたくないんだよーっ!?」
ズッシイィーーンッ!!
そして俺が巨大怪獣に踏み潰されたところで
一刀「はっ!?」
俺は目が覚めた。
どうやら怪獣に追われていたのは夢だったらしい。
一刀「はぁ┅、どうせなら三人と遭遇したのも夢だったらよかったのに┅」
世の中はそう都合よくうまく行くはずがないとショックを受ける俺であった。
そして翌日
一刀「はぁ┅」
俺が教室でため息をついていると
華佗「一刀の奴、朝から暗い感じだな」
及川「アイドル達と席が近いんやから明るくならなあかんのに」
あいつらと席が近いから暗いんだよ!
俺がそう思っていると
天和「みんな、おっはよー!」
地和「どうも~!」
人和「おはようございます」
あの悪魔達が教室にやってきた。
及川「おほっ! かずピー、アイドル達が来たんやから明るくならなあかんで!」
むしろ三人が来たら暗くなるよ
天和「おはよう一刀!」
俺がそう思っていると天和が挨拶をしてきた。
本当ならば無視したいのだが
一刀「おはよう!」
俺は元気よく返事をした。
及川「見てみい、さっきまで暗かったかずピーが明るくなっとる。やっぱアイドルの挨拶は元気を与えてくれるんやな」
そんなわけがない
実は昨日、脅された時に様々な決まりごとを言われたのだ。
・ちぃ達からの挨拶は笑顔で答えること
・ラインは三十分以内に返信すること
等々、自分達にとって都合のいい決まりごとがある。
地和「おはよう一刀!」
一刀「おはよう!」
あぁ、早く放課後になってほしい。
俺が放課後を待ち遠しいのは寮ならば三人と離れられるのも理由の一つなのだが寮生活以外でも三人と離れられる時があった。
そして時間が経過し
桔梗「これで今日の授業は終わりじゃ」
ようやく授業が終わった。
天和「一刀、今日は放課後付き合って┅」
と、天和が言い終わる前に
一刀「悪い! 今日は部活があるから無理!」
ダダーーッ!!
地和「あーっ、ちょっと待ちなさいよ!」
俺は三人に止められる前に素早く教室を出て部活に向かっていった。
地和「もうっ! ちぃ達に付き合うより部活を優先させるなんて何よ!」
天和「部活かぁ、私達も一刀と同じ部活に入ればいいんじゃない」
地和「姉さん、それはいい考えね!」
やめてくれ! 俺の唯一の学園での憩いを奪わないでくれ!
人和「そういえば一刀さんは何部に所属してるの?」
天和・地和「「さぁ?」」
三人が俺の部活は何なのかと頭に?を浮かべたその時
及川「天和ちゃ~ん、放課後やったらわいが付き合いまっせ♪」
及川の奴が三人に接近してきた。
地和「そういえばあんた一刀の友達よね。一刀の部活を教えなさいよ」
地和の質問に
及川「断る!」
地和「はぁ!?」
及川は答えなかった。
及川って案外友情に熱い奴なんだなと思いきや
及川「だってわい貧乳に興味ないんやもん」
地和「なっ!?」
ただ単に地和が貧乳なだけであった。
天和「じゃあ、一刀の部活を教えて♪」
地和に代わり、巨乳の天和が聞くと
及川「お答えします!」
及川は喜んで答えるのだが
地和「この変態眼鏡ーっ!!」
めきめきっ!!
及川「あぁーーっ!?」
及川は怒りの地和からアルゼンチン・バックブリーカーを食らってしまった。
アルゼンチン・バックブリーカー
自分の肩の上に相手を仰向けで乗せ、あごと腿をつかみ、弓なりに相手の背骨を折るプロレス技。大抵は折られる前にギブアップするのだが
及川「お┅お答えします!? かずピーは剣道部所属ですので許してくださいーっ!?」
地和「許すわけないでしょ! 全国の貧乳女子のためにこうしてやる!」
ぼきぃっ!!
及川「ぎゃあぁーっ!?」
及川は背骨を折られてしまった。
まぁ、友情の裏切り者には当然だろう
天和「ちぃちゃん、そんな人の相手してる場合じゃないよ」
人和「早く剣道部に行きましょう」
地和「そうよね!」
ドサッ!
地和はボロ雑巾のように投げ捨てると天和と人和と共に剣道部に向かっていった。
一方及川は
及川「はぁ┅はぁ!? わいは地和ちゃんの初プロレス技の餌食一号やな」
華佗「及川、お前は人類が滅んでもゴキブリと共に生きそうだな」
技を食らっても地和に対して怒るどころか一号となったことを喜ぶ変態及川であった。