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#30:歳上の女性に対して高齢者、熟女、オバサンは禁句であ┅ぎゃあぁーっ!?

とある夏の日


誰もいないはずのフランチェスカ学園のプールにて


桔梗「ん~! いい天気じゃのぅ」


(とう)「でも本当に私達だけでプール使ってもいいんでしょうか?」


(さい)「事前に学園長の許可は得ておるから大丈夫じゃて」


蜀寮寮監の桔梗


魏寮寮監の燈


呉寮寮監の祭といった教師達がプールに来ていた。


今日は教師達だけでプールを楽しむ日なのだった。


そして教師達の他に


一刀「こんな暑いのに大人は元気だねぇ」


華佗「日頃から俺達を相手にしているからな」


暇ということで雑用として連れてこられた一刀、華佗そして


及川「いいやないか! 今は目の前の幸せを楽しもうやないか!」


補習を受けているはずの及川がいた。


一刀「及川、お前補習は?」


及川「アホかかずピー! 目の前には極楽があるんやで! それを補習で潰すわけにはいかんのや!」


ちなみにその頃


?先生「及川くん、遅いですねぇ」


来るはずのない及川を教室で待ち続ける鈴木先生がいた。


?先生「読者の皆さん、ちなみに私の名前は鈴木じゃないですからね!」


この?先生は置いといて


及川「うひょ~! しかしフランチェスカ学園の先生はみんな爆乳でスタイルえぇなぁ!」


及川の言うようにフランチェスカ学園の女教師は巨乳爆乳が多かったりする。


及川「これにあと紫苑先生がおれば物凄くよかったんやけどなぁ」


そう。及川の言うようにフランチェスカ学園養護教諭の紫苑先生は娘である璃々ちゃんと共に市民プールに行っていた。


及川「とにかく、この光景を激写せねば! カメラカメラっ!」


そう言った及川がカメラを取り出したその直後


粋怜(すいれい)「これ! 撮影は禁止じゃ!」


及川「あぁっ!?」


粋怜先生にカメラを没収されてしまった。


程普(ていふ) 粋怜


フランチェスカ学園教諭。普段は真面目だが私生活はだらしないと噂がある。


粋怜「学園に関係ないものを持ってきたのでこのカメラは没収!」


及川「あぁーっ!?」


粋怜「その代わり、この光景を好きなだけ見ておくがよい」


粋怜先生に言われ


及川「了解です!」


及川はこんな時にくらいしか拝めない教師達の水着姿を見まくるのだった。


及川「うひょ~! さすがは大人の女達、水着も面積の小さいビキニや露出の高いものが当たり前やなぁ」


目の前の出来事に興奮しまくる及川


すると


桔梗「北郷、サンオイル塗ってくれ」


祭「華佗は儂を頼む」


水着の上を外した二人にそう言われ


一刀「お任せください!」


華佗「俺でよければ」


二人は承知した。


そんななか


及川「わいは?」


一人取り残される及川


桔梗「お前は下心がありそうじゃからダメじゃ」


及川「そんな~!?」


確かに及川ならば隙を見ておっぱいを揉むかもしれない


それに比べると多少スケベではあるが真面目な一刀と女体に対して興味がない華佗は安全であろう


すると


?「及川、我輩を塗ってくれである」


及川「はいは~い!」


声に釣られて及川が振り向くとそこにいたのは┅


卑弥呼(ひみこ)「うふんっ♪」


バァンッ!!


筋肉だるまの化け物であった。


卑弥呼


フランチェスカ学園副長で学園長である貂蝉の知り合い。自称・学園一番の漢女(おとめ)


及川「え┅遠慮しときます┅!?」


相手が卑弥呼と知り断る及川であったが


卑弥呼「遠慮するでない! 今ならフンドシの中も塗らしてやるぞ」


ガシィッ!


及川「いやっ┅!? やめて!? あぁーっ!?」


この後、及川は地獄を見るのだった。


一刀「及川┅!?」


華佗「南無三!」


チーンッ!


悪友の冥福を祈る二人であった。


それから時間は経過していき、教師達はプールや酒を楽しむなか


及川「何だか暇になってきたなぁ」


及川はただプールサイドにいることに飽きてきた。


一刀「仕方ないだろ。俺達は雑用のために呼ばれたんでプールで遊ぶことが目的じゃないんだから」


及川「せやかて目の前には爆乳の巣窟なんやで! それなのに触りもできずに見るだけやなんてこんなん生殺しやんか!」


しまいには半ギレしてしまい及川は言ってしまった。


及川「あーもうっ! 少しはおっぱい触らせてぇなオバサン!」


と、及川が言った直後


フッ!


一刀「あれ?」


華佗「昼間だというのに辺りが暗くなったぞ」


曇ってもいないのに辺りが暗くなり


パッ!


再び明るくなったその時


バンッ!


及川が居た場所には及川の姿をしたぬいぐるみが置いており、側には血痕(けっこん)まであった。


一刀「お┅及川は何処へ消えたんだ!?」


華佗「それよりこの血痕は!?」


一刀と華佗が不思議に思っていると


桔梗「おい華佗、疲れたから肩を揉んでくれぬか」


華佗「は┅はい!?」


桔梗先生に呼ばれて肩を揉む華佗


華佗「桔梗先生、大分こってますね」


桔梗「わかるか? まぁ、日頃から重いものをつけておるからのぅ」


ぶるんっ♪


そう言いながら胸を揺らす桔梗であったが


華佗「確かに胸が大きいと肩がこるといいますが、歳によるものでしょうな」


華佗がそう言った直後


フッ!


一刀「あれっ!? また暗くなったぞ!?」


再び辺りが暗くなり


パッ!


明るくなった直後


バンッ!!


華佗がいたはずの桔梗先生の後ろには華佗のぬいぐるみが置かれていた。


もちろん近くには血痕付きである。


一刀「(こ┅このままでは次は俺が消される!?落ち着くんだ俺!? 二人が消える前に言った言葉を思い出そう!)」


二人が消える前に言った言葉


及川「オバサン!」


華佗「歳によるものでしょうな」


これらに共通するキーワード


すなわち高齢者や熟女に対する禁句である


フランチェスカ学園の教師達は美女が多いが高齢者かつ熟女ばかりであった。


一刀「(しかし、このままいたら俺まで消されかねない!?)」


燈「北郷くん、ちょっとお願いが┅」


そして一刀の選んだ選択肢は


一刀「あっ、いけねぇ!? 用事を思い出したので俺は帰ります!?」


ダダダァーーッ!!


逃走であった。


燈「あっ、北郷くん、プールサイドは走っちゃ危な┅!?」


燈先生が止める前に


つるっ!


一刀「あぁーっ!?」


一刀は階段で滑ってしまい、このまま激突するかと思われたがその時!


ガチャッ!


冥琳「やれやれ、遅れてしまったな」


スリングショットを着た冥琳先生が更衣室から出てきた。


周瑜(しゅうゆ) 冥琳


フランチェスカ学園カウンセラー教師。蓮華の姉である雪蓮とは幼馴染み


そして


一刀「うわぁっ!?」


冥琳「わっ!?」


ドサッ!


一刀は冥琳と激突してしまい


一刀「いたたっ!? 何だこれ?」


むにゅんっ♪


何とか怪我をしなかった一刀が手に柔らかいものを感じて揉むと


冥琳「北郷、まさかお前がそんなスケベだったなんてな」


一刀「あっ!?」


一刀が揉んだのは冥琳のおっぱいであり、おまけに一刀は冥琳のスリングショットに体を絡ませており、スリングショットは半脱ぎ状態になっていた。


一刀「こ┅これには深いわけが┅!?」


冥琳「どんなわけだぁーっ!!」


ドッカァーンッ!!☆ミ


一刀「がはぁっ!?」


一刀は冥琳によるお仕置きの制裁を食らうのだった。


そして翌日


『この者達、無礼者につき下ろすことを禁ずる』


と書かれた看板の近くにて


ボロッ!


ボロボロにされた一刀、華佗、及川が物干し竿に干されたという


一刀「な┅何でこんな目に遭うんだ!?」


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