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#26:合宿、それは人によって天国にも地獄にも変化するものである

俺の名は北郷一刀


読者の皆さん、ついに俺はやりましたよ!


何をやったのかって?


ついに俺は三姉妹を出し抜いて一時的とはいえ剣道部の合宿という名目で離れることに成功したんです!


あいつらと夏休みを過ごしたら夏休みが散々になるからな


合宿を提案した不動(ふゆるぎ)先輩に感謝だぜ!


真桜「あ~あ、何でこんな山奥に来てまで合宿せなあかんねん」


沙和「ホントにそうなの~。この山って電波も通じないからスマホが使えないなの~」


そう。ここは電波のない山奥なためスマホは使えない。つまり三姉妹からLINEや着信が何度来ようが受け取れないんだよね♪


一方その頃


『お掛けになった番号は電波の届かない場所にいるか電源が入っていないため通話できません┅』


地和「何よ! 一刀ったら何処にいるのよ!」


天和「LINEも送ったのに送信できませんでしたって返ってくるよ!?」


※作中独自の設定ですのでLINEを送っても送信できませんでしたという理由で返ってくることは多分ありません。


地和「帰ってきたら覚悟なさい! ムキーッ!!」


と、悔しがる地和が学園にいたという


俺、学園に帰りたくないな┅


如耶(きさや)「おいおい、どうしたのだ北郷殿、そんなに暗い顔をして?」


一刀「不動先輩!?」


そんな俺の元へ不動先輩が現れた。


如耶「合宿が嫌だったのならば言ってくれれば┅」


どうやら先輩は俺が合宿が嫌で落ち込んでいると思ったらしいが


一刀「い┅いいえ! そうではありません! 合宿サイコー!」


如耶「そ┅そうか!?」


先輩は多少驚きながらも理解してくれた。


確かに俺は合宿を楽しみにしていた。


もちろん三姉妹から逃げられるという点もあるが


他の点として合宿先が不動先輩の実家の寺で海や温泉まであるという


海! 温泉!


ラブコメには絶対かかせないスポット!


この合宿、サイコーな日になりそうだぜ!


と、俺が楽しみにしている頃


愛紗「(海に温泉、この合宿で絶対一刀殿をものにしてみせる!)」


凪「(ライバルは少ないと思っていたが最近は先輩を求めるものが多いため私が勝つためには先手必勝しかない!)」


愛紗と凪、燃える二人がそこにいた。


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