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#22:ウォータースライダーでポロリが発生するのはアニメと漫画と小説の中だけである

俺、北郷一刀の意思に関係なく開かれた俺を賭けた張三姉妹VS麗羽一行によるプール対決


第一試合、地和と猪々子による競泳対決は胸囲の差により苦戦する地和だったが俺に貧乳と呼ばれたことで激怒した地和が逆転勝利をした。


陳琳「それでは準備が終わりましたところで第二試合といきましょう。第二試合は『CHO―KO』全体を使ったプールリレーです!」


どういう種目なんだ?


陳琳「ルールは簡単。この施設にある様々なプールを通ってゴールにたどり着いた選手の勝利です。ただし、様々な障害がありますので気をつけてください!」


何だか面白そうだな


陳琳「それでは出場選手を紹介しましょう。この人達です!」


そして舞台に立ったのは


人和「このまま勝たせていただきます」


斗詩「が┅頑張ります!」


ビキニの人和とワンピース水着の斗詩の二人であった。


一刀「巨乳対決か、こりゃさっきの貧乳対決より見ごたえあるな」


俺がそう言った瞬間


地和「だ~れ~が~貧乳~ですって~!!」


めきめきぃっ!!


一刀「ぎゃあぁーっ!?」


怒りの地和によるコブラツイストを食らってしまった。


陳琳「さぁ、それでは競技開始です!」


そうこうしている間に試合が始まってしまい


人和「勝たせていただきます!」


斗詩「負けません!」


二人はほぼ同時にスタートした。


陳琳「まず最初の障害は子供用プールを走ってもらいます」


大抵のプールの入り口にあるという子供用プール


これ書いている作者もプールに行ったら足を冷やすのに利用してたっけ


人和「これは意外と進みにくいですね!?」


足首しか水に浸かってないのだが走るとなると難しかったりする。


人和が苦戦するなか


斗詩「やぁーっ!!」


斗詩が突き進んでいた。


陳琳「おぉーっと、斗詩選手、水の抵抗なんてお構いなしとばかりに突き進んでいる!」


斗詩「(絶対に負けられない!)」


何故斗詩が燃えているのか?


実は試合前、麗羽陣営にてこんなことがあったのだ。


麗羽「斗詩、あなたに敗けは許されませんことよ! もし負けたらお仕置きとして┅」


斗詩「お┅お仕置き!?」


斗詩は体罰を予想していたが


麗羽「あなたの体脂肪率を世間に見せつけてやりますわ!」


斗詩「えぇーっ!?」


斗詩にとってまだ体罰の方がマシだったりする。


猪々子「斗詩の体脂肪率って確か知力と同じくらいだったから3┅」


斗詩「言わないでよ文ちゃん!」


斗詩はこの勝負、負けるわけにはいかなかった。


斗詩「(最近甘いもの食べすぎたから更に体重と体脂肪率が増えちゃったことがバレたら恥ずかしくて外に出られないよ!?)」


何としてでも負けられない斗詩であった。


そして斗詩は人和を引き離して子供用プールを走りきると


陳琳「ここで第二の障害です! 家庭用プールの中にいるウナギを手を使わずに一匹だけで構いませんので桶に移してください」


ウナギ移しの何処がプール施設と関係があるんだか!?


斗詩「手を使っちゃダメならこうするしかないよね!」


ぎゅっ!


胸の谷間でウナギを掴む斗詩であったが


にゅるりっ!


斗詩「ひっ!? いやあぁーーっ!?」


思っていた以上にウナギが滑り、ウナギは斗詩の水着の中に入ってしまった。


斗詩「あんっ! そこはダメぇ!?」


ウナギが水着の中に入り、斗詩が苦しむなか


人和「遅くなっちゃいましたね」


人和がウナギエリアに到着した。


陳琳「さぁ、人和選手はどのようにしてウナギ移しを攻略するのでしょうか?」


俺と観客達が人和を見つめた。


まさか!? 斗詩のように胸の谷間で┅!?


┅と、思いきや


人和「こうすればいいじゃないですか」


バシャッ!


何と!? 人和は蹴りでウナギを移してしまった!?


猪々子「そんな手があるだなんて!? 知力34の斗詩じゃ思いつかなかったぜ」


斗詩「36だよ~!? うひゃぁっ!?」


とにかく早々にウナギ移しをクリアした人和は


人和「お先に失礼します」


斗詩を置いて先に進んでいった。


陳琳「さぁ、最後の障害はウォータースライダーです! 階段を駆け上がり、ウォータースライダーで滑った後、ゴールテープを切った方の勝ちです!」


最後はウォータースライダーか、こりゃ滑るだけだから楽だな


人和「もはや私の勝ちはほぼ確定ですがこのまま油断せず勝たせてもらいます!」


階段を上がり


シャアァーーッ!!


人和はウォータースライダーを滑っていった。


そして同じ頃


斗詩「よ┅ようやく出てくれた!?」


ようやくウナギを水着から出すことに成功した斗詩は


斗詩「負けるわけにはいきません!?」


急いで階段を駆け上がり


斗詩「たぁっ!!」


シャアァーーッ!!


ウォータースライダーを滑っていった。


地和「こりゃ人和の勝ちね!」


天和「ほっ、私は戦わなくていいからよかった」


戦わずにすんでよかったとひと安心する天和であったが


この後、まさかの予想外の出来事が発生した!


バシャァッ!!


確かにウォータースライダーから先に降りてきたのは人和であり、あとはゴールまで進めばいいのだが


人和「・・・」


ザブンッ!


地和「ちょっと!? 何やってるのよ!?」


天和「人和ちゃん!?」


突然人和がプールの中に潜ってしまったのだ。


そして人和が潜っている間に


バシャァッ!!


斗詩「何だかわからないけどチャンス!」


斗詩がウォータースライダーを降りてしまい


陳琳「ゴール! 勝者は斗詩選手です!」


斗詩「やったー!」


斗詩が先にゴールしてしまった。


地和「ちょっと人和、いつまで潜ってるのよ!」


勝負がついたというのに未だに潜っている人和に対して地和が怒鳴ると


人和「水着が┅」


地和「はぁ?」


人和「水着が脱げちゃったんだから仕方ないじゃないですか!」


人和が地和に対して叫んだ。


そう。実はウォータースライダーで滑った後、人和はポロリをしてしまい、恥ずかしくなった人和は潜るしかないのだった。


地和「何やってるのよ!?」


天和「一緒に探してあげるから一刀はここにいてね」


一刀「お┅おう」


俺もビキニ探しに参加したかったぜ


その後、人和のブラは無事に見つかるのだった。


そして


陳琳「さぁ、泣いても笑っても次が最後の対決です!」


天和VS麗羽の戦いが始まろうとするなか


陳琳「対決内容は┅」


陳琳が対決内容を説明しようとすると


麗羽「ちょっとお待ちなさい!」


麗羽が待ったをかけた。


麗羽「1勝1敗のこの勝負、決着内容は両者が提案し、観客達に決めてもらうのはどうでしょうか」


という麗羽の提案に対し


天和「いいよ! 私が得意なのを提案できるしさ」


了承する天和であったが


天和の考えが甘かった。


陳琳「それでは両者同時に発表してください」


その結果


天和「私はこれ!」


『ウォーターガン対決』


と提案した天和に対し


麗羽「わたくしはもちろんこれですわ」


麗羽が提案したのは


『袁家に伝わる回しを着用した水上相撲』


であった。


陳琳「それでは観客の皆さんに投票してもらいましょう」


その結果


天和:5票に対し


麗羽:95票と圧倒的であった。


麗羽「おーほっほっほっ!」


天和「えぇーっ!?」


天和、観客達はエロを求めているんだよ


陳琳「勝負内容は水上相撲に決定しました!」


そしてこの対決はついに決着を向かえる。


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