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#20:市民プールを貸し切りにする金持ちは余程の大馬鹿者である

俺は北郷一刀


季節は夏!


読者は夏といえば何を連想する?


俺は断然水着!


そして今回は┅


バァンッ!!


最近新しくできたプール施設『CHO―KO』にやってきました!


だけど


天和「わぁいプールだ!」


地和「張り切って泳ぐわよ!」


人和「後で日焼け止め塗らないといけませんね」


こいつら(張三姉妹)と一緒だけどね


はぁ、せっかくクジの抽選でプール無料券が三枚当たったってのにこいつらに見つかって無料券は奪われ、俺まで参加させられて俺の分は自腹という苦しい思いをすることになってしまった。


まぁ、でも


ぶるんっ♪


ぷるんっ♪


巨乳の天和と人和のビキニ姿が見れるのだからよしとしよう!


一刀「ありがたや」


俺が二人のおっぱいに拝んでいると


地和「ちょっと一刀! 何処を見てるのよ! 見るならちぃのにしなさい!」


そう言いながら自分のビキニ姿を見せる地和であったが


ちょこ~んっ!


ビキニとはいえ見事なまでのまっ平らな胸であり


一刀「そんなの見る価値ねぇよ(超小声)」


俺が聞こえないほどの超小声で言った直後


地和「そんなので悪かったわねーっ!!」


ぐりぐりーっ!!


一刀「あ~っ!?」


地和に察せられてしまい、お仕置きとして電気ハンマーを食らわされる俺であった。


天和「ねぇ、そういえばここって比較的新しいプールなわけだけどお客が少ないね」


人和「スタッフ以外の人を見かけませんね」


確かに二人の言うように普通ならば他の客がいるはずなのにこのプールには俺達とスタッフ以外の人の姿がなかった。


一体どうなってるんだ?


と俺が思っていると


「おーほっほっほっ!」


地和「この嫌味ったらしい高笑いは!?」


突然謎の高笑いが聞こえてきた。


その声の主は当然┅


麗羽「おーほっほっほっ! おみこしわっしょいですわ!」


麗羽であった。


猪々子「麗羽様、あれを見てください」


麗羽「あら、ちょっと! ここはわたくし達の貸し切りにしましたのに何で他に人がいますの!」


プールを貸し切りって、それで他の客がいないのか


斗詩「いまスタッフさんに確認とりましたところ、私達が貸し切りにする前に一刀さん達が入ってたそうです」


麗羽「何ですって!」


どうやら貸し切りを予約でなく当日にしたらしいな


麗羽「ちょっと! さっさと出ていきなさいな!」


俺達を追い出そうとする麗羽だが


地和「はぁっ! ちぃ達が先に来てたんだからあんた達が出ていきなさいよ!」


そうはさせまいと地和が麗羽に噛みついた。


麗羽「何ですって! このわたくしに逆らう気ですの!」


と言う麗羽だが、ここは学園ではないため逆らっても構わない


というか学園であっても麗羽に権力なんてない


すると


真直(まぁち)「麗羽様、こうしたらどうでしょうか?」


ひそひそっ


麗羽「ふむふむ」


麗羽の軍師である真直が麗羽にひそひそ話をすると


麗羽「いいですわよ。今回だけは特別にプールで遊ぶことを許可しますわ」


天和「本当!」


あの麗羽が譲歩するだなんて


明日は台風かなと思っていたら


麗羽「その代わり北郷一刀、あなたをもらいますわ」


はぁっ!?


麗羽「おーほっほっほっ! あのわたくしより少しだけお金持ちな華琳さんが欲しがっているという北郷一刀、あなたを我が陣営に引き入れれば華琳さんが悔やむ顔が見られますわ」


そのためだけに俺を自分の陣営に入れたいのかよ!?


まぁ、俺が麗羽陣営に入ることで三人がプールを楽しめるわけだし、麗羽は馬鹿だから何かと言えば脱退できるだろうからここはとにかく┅


俺が自分から麗羽陣営へ参入すると宣言しようとしたその時


天和「そんなのダメだよ!」


人和「今日一日を楽しむためだけにどれだけスケジュールを詰めたと思ってるんですか」


地和「この水着だって一刀に見せるために┅」


一刀「俺に何をするって?」


俺が地和に聞くと


地和「えぇと、一刀に水着代を払ってもらうために決まってるでしょ!」


やっぱりそうか


麗羽「このわたくしが譲歩してあげましたのに逆らうだなんて許せませんわ! こうなったらあなた達と我が陣営で勝負ですわよ!」


地和「望むところよ!」


こうして俺を賭けての数え役満☆姉妹VS麗羽陣営の対決が開始されるのだった。


┅俺の意思は?


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