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貞婦の石となるを見れども( 貞淑と純真こそ永遠の宝なり)

 昨日の敵は今日の友。

 妙にわたくしに馴れ馴れしいウルド『つかむもの』卿と彼を牽制し続ける弟たちの親交深まる中、わたくしは憧れの彼と思う存分お話することができました。


「ところで、セヲハヤミだが、たとえ岩で分け隔てられた水もいつかは合流すると言う意味だったと伺っているが、我々も面識があるのだよ」

「まさか。安芝居をみて口説いていらっしゃるなら……あれ」



 彼は妖艶に笑っています。



「さて、主賓がきたよ。お嬢さん」

 彼は騎士の慣いでコロンを自らに吹き付けました。

 これは好きな香りです。いえ、好きだった香りと言いますか。

 いつぞやの曲者の一人の匂い。


「あなた、もしや帝国騎士ですか」

「正解だよ。お嬢さん。元だけどね」



 帝国はバイドゥとかいう化け物を差し向けてきますので人間の正規戦力はございませんが親帝国派……多くの方言うところの『教会派』という、人間でありながら帝国の管理社会を好む連中は少なからずいます。


 帝国は人間を奴隷として見ていますがそれゆえに強力な福祉国家としての側面をも持ち、帝国シンパどもの中には恥知らずなことに騎士貴族もいるのです。



「商人や宗教家にはいい国だよ。帝国はね」


 ジェイ様は不敵に微笑むとどこからかみつるぎを。

 いくら我々が武門でも警備責任者は斬首ですね。



「武骨ものゆえ、あとはこれで語りますよお嬢さん」


 そして彼は告げます。

 叫んでもいないのに、落ち着いた、そして端々まで響くふしきな、美しく魅力的で紳士的な声色で。



「帝国のバイドゥが侵入した。避難指示に従い経路に沿って逃げてください。我々騎士が死守する。安心して走らずゆっくり確実に逃げてくれ。

 申し訳ないが飼い犬などは置いていくように。荷物もダメだ。

 速やかにかつ身分問わず騎士たちの指示に従ってくれたまえ」



 わたくし思いますに、そのもののけどもを招いたのはあなたでは。



 いくら王国が新興国とはいえ、騎士団に宿敵である帝国のシンパや同じ人類とはいえ太陽王国の暗殺者までもが紛れ込んでいるのです。


 王宮勤めの文官や侍女はまだしも、一般人で男のシナナイが女装して潜り込める時点で警備責任者は斬首ものです。



 当主様は王国内のみならず帝国関係者に太陽王国ゆかりのもの、藩王国たちや教会の方々をも洗わねばなりませんね。

 わたくしはご遠慮したく思いますけど。



 彼の言葉に従って貴族がたや神官様たちが逃げゆきます。


 騎士たちは軽装ながら訓練された統一感ある動きでもののけに対応するとともに子供やご老人やヒールを履いた女性を優先しつつ確実な歩行速度で誘導しています。


 身分尊き方が多いところで避難誘導時に大声で叫ぶのは逆効果ですからね。

 あくまで常に落ち着いて、凛とした美しく遠くまで届く声と丁寧な言葉使いは人々に安心感を与えるのです。

 さらにグループを分けて的確に出発時間と脱出経路に従って逃す手際は大したものです。



 わたくしが騎士たちの練度に感心していますと。



「ミツキ叔母上。みやれ。

 虎どもがつぐみに怯えて逃げおるわ」


 姉の子イチノジョウはいつもの無邪気で笑います。


「然り然り。従兄どの。まこと虎は生まれたのみのちくせう(畜生)にすぎませぬ」


 それに変態、もとい甥のニノスケが続きます。


 つぐみはかつてあでなる良き鳥でしたが、ぬえというもののけの声に似たりとしていつしかおぞましきものに変わった経緯があります。


しかり然り。

 虎どもは何故なにゆえ強いかよくわかる。

 もともと強いからのぅ」


 先ほどまで蹴鞠に転んで泣いていた弟のオワルはそれを取ると軽く蹴り胸で受けまた高く蹴り上げ、アンジーに託します。


「ゲンジモノガタリの時よりもののけ払うは弓取るもののふ」

 先ほどまで愛らしいドレス姿で泣いていた弟シナナイが妖艶に笑いつつ進みだし。

「我等神仏のたわむれによりこの仙郷に現れ三十余年。ここは異界のもののけどうし戯れようか」

 悪戯っ子の笑みでサミダレが続きます。


「ひとには刃なく。

 人には牙はなく」

 ニノマエ姉さんは歌います。


「こがねの毛皮も

 くろがねの刃も

 あらざりて」

 姪のヒミカは続いて歌います。


「さむさにふるえ

 やいばにおびえ

 まことをとめ(乙女)のごとしなり。


 ……さらば我等ムラカミ。

 今爪も牙もなくもののふとして集うはなにゆえや」

 わたくしの声に男ども女どもは叫びます。


「ひとの愛ゆえに!」「怯えつどいし子ゆえに!」



「みなのもの。きけ。

『とらはじつにあわれぞ。

 きんの毛皮と猛きをうまれ持つゆえ惜しみおる』

 ……かようにマリカ姉上が申しておりました」


 まさにまさに。ナレヰテ様。『唐土の虎は毛を惜しみ日本の武士は名を惜しむ』ですね。童どもの言う通りなりです。


 わずか五歳にして大器の片鱗を持つ当主様の末子ナレヰテ様は先ほどまで遊んで家中陪臣どもに愛らしいお姿を振りまいていたのですがいまは武者震い一つしません。


「ねね。ミマリあねうえ。おしっこ」

 あら。ナレヰテ様ったら。微笑ましい。


「ナレヰテ。みんな!」

 主家のアイドルにして二の姫ミマリ様の愛らしいお声に我等陪臣耳を傾けます。


「我らの祖、ヘイケモノガタリにて曰く。『”天竺震旦にも、日本我が朝にも、並びなき名将勇士といえども、運命尽きぬれば力及ばず。されども名こそ惜しけれ。東国の者どもに弱気見すな。いつの為にか命をば惜しむべき。いくさようせよ、者ども”』よっ!」

おうぅ!!』


 我々はいくさバカなので主家の二の姫様はわかりやすく言い直します。

「ようするに! ぶちのめしちゃえ! あとの責任は主家が取ります! ……主にお父さまが」

「えい」「えい」「おおおおぅ!」



 体制批判や警備を司るはずの騎士共が帝国と内通しているだの、かような追求はわたくしめの仕事ではございませぬ。


 なすべきことは奥様のご安全とみなさんの退避。



 幸いにもこのテーブルがあるところは見晴らしよき高台。


 わたくしどもは次々とワイングラスを、瓶を投げ打ち砕き撒き菱代わりにします。テーブルを倒し椅子で支え盾とし石垣とします。


 槍を揃え銃を構えればこれすなわち敵の目を一身に受ける見晴らしよき城となり。

 ノブシゲ(真田幸村)のサナダマル、ヒデヨシのスノマタ、あるいはソンシの兵法にございます。



「われらはムラカミ。帝国の走狗そうくどもよ音に聞けぃ!」



 暴れる魔物どもの動きがとまりわたくしめに視線が、いえ脳みそだか腸だかを本来あるべき頭の上に乗せたおぞましきもののけである彼らにまなこなどなきやもしれませぬがその注意はわたくしめに注がれます。



「"狡兎こうき死して走狗そうく烹らる"という。奇しくも我らも『王国の狂狗』と呼ばれしもの。

 生き残り主人に煮られるかえ。

 それとも狗同士剣でいのちの唄をかなでるかえ。

 選べや。貴様らの生きざまを!」



 先ほどまで貴婦人方に粉をかけていた変態の甥ニノスケが。

 女装姿を奥様達に愛でられていた弟シナナイが。


 ドレス姿で夫とデレていた姪のヒミカは夜会用の燭台を手に。

 何処から紛れ込んだのかシナナイのストーカーである冒険者の姪フミュカまでもが藪から飛び出し。

 アクの強い三つ子の姉妹に負けず、幼妻の声援を一身に受けて甥のイチノスケが椅子を手に集います。

 婚約者の安全を確保して甥のサノスケもきてくれました。


「ものども抜かるな敵に背を見せるな我らムラカミ」


 ドレス姿のニノマエ姉さんは無手ですが、迫力ならば私以上です。


「あねうえお使いください!」


 子供として紛れ込んだ弟のオワルが武器をいかにしてか持ち込んでくれたようです。助かります。


 その彼もつぶてうち、すなわち印字の使い手です。


 これにて城には堀と石垣と飛び道具。

 そして兵がそろいました。



「奥様お逃げくださいまし。わたくしどもにお任せを」


 私がその言葉を放つと彼女と同僚たちは機敏に走り、倒れたテーブルを運びテーブルクロスをかけ飛び道具対策に従事して。


「城内の守りは女子供老人の仕事よ。これでもわたくしめは王宮騎士なのよ」「お任せください未来の義姉上」「先輩の雄姿、眼福ですわ」


 ふふ。

 ならばこの城果つるまで。

 ともにしのうか。いざいきめやも。



「きやれ敵ども! ムラカミが相手になるぞ!」



 平民卿と呼ばれしカズヤ兄さんが『城』から飛び出し一番槍。

 それに老いたれど英雄と呼ばれる陪臣家当主にして我らの父クウヤが続きます。


 父は素手で帝国のもののけバイドゥと殴り合っています。

 彼は還暦近いのですが。



「バイドゥどもここにムラカミ当主がいるぞ。宰相の首はいらんのか」「貴様らの塩漬けは食い飽きた……急急きゅうきゅう如律令にょりつりょう。魔ども速やかに往ねや!」


 現当主クウカイ様と前当主にして先の大戦の英傑アメツチ様は既に前線へ。

 あの二人、キレたら我ら陪臣が言っても聞きませんからね。


 特に当主様は常識人なので最近ストレスフルだったのでしょう。


 王太子様が一の姫様と婚約破棄すると世迷言を申してからの泥沼の宮廷闘争がなんとか片付いたと思ったら、辺境で保護してもらっていたはずの一の姫様御自身が初恋だか遅れた反抗期かなんだか存じかねますが倍近い歳上の領主に懸想し『三笠の月もここにあり』とおっしゃって、実家に帰らない宣言してから親として当主としてピリピリしてましたし。



 おお。強い。強い。『王国の白い悪魔』の異名は伊達ではないですね。なかなかです。



「姉上、お背中お守りします」

 ドレスをひらめかせ太ももから銃身と銃床を切り詰めたぶどう銃を取り出したシナナイが私の背に付くと、辺境で開発された紙のケースにつめたぶどう玉を眼前の敵に叩きつけ、すぐ私の背に隠れて装填し、私も枝葉のついた槍である狼筅ろうせんで銃手である弟を守ります。



「皆の者鴛鴦陣(えんおうのじん)ぞ!!」



 わたくしは園遊会のあちこちに立つ王国旗を勝手ながら預かり中央に立ちます。


 わたくしの左右を三子の姪であるお転婆ヒミカと冒険者フミュカがそれぞれテーブルや盾を手にして我々の守りとします。

 彼女ら三子にして鏡のように右利き左利き。盾をくっつけるようにして敵を圧する勇者の位置。


 彼女達のさらに左右からは枝葉つけし槍である二つの狼筅ろうせんを持って守りにつくのは三子のひとり甥イチノスケと変態の甥ニノスケ。


 倭の刀に対抗するため編み出された狼筅を守るためには定石ならば長槍二つづつ。さらに三又槍(※今回は燭台となります)複数による援護。そして銃手が控えることになりまする。

 椅子や瓶や旗や小石など間に合わせながら甥ニノスケ、ニノマエ姉さん、弟サミダレ、オワル。姉の子イチノジョウたちが配置につきました。


「きやれ雑魚ども」



つぐみなら鳴いてうたえ。ぬえなら去れ」

 不敵に扇で口元を隠すニノマエ姉さんに。


「何れあやめと」

 三子の先である姪のヒミカがタイヘイキでヌエを退治した猛者が愚痴った故事を持ち出し。

「まったく杜若かきつばたですこと。ヒミカ姉上」

 三子の末である姪フミュカは敵の多さに『似たり寄ったり』と愚痴ります。


 あやめの君と違い、あれらは(配偶者)にできませんけどね。脳みそだか腸だかわからないお顔が刃や槍になって薄汚い汁まで吐きますし。



 わたくしたちはそれぞれの武器の特性を活かして迎え撃ちます。



「おっと我々も入れてくれたまえ友たちよ」

「いやはや女性二人は三又槍役お願いしますよ」



 お調子者の騎士二人を入れていいものやら。


 ニノマエ姉さんを軽く見るとコクリと頷きます。

 彼女はやはり我々姉弟の首魁たる資格があります。



 ワイズマン様はもちろん盾と剣を使い左右の盾役を問題なく務めてくださいますが、何より今の時代において冒険者の魔導士でも魔道具を使う技術者という位置付けなのに『使えない』とされる戦闘用魔導を剣を扱うとともに軽々複数同時起動して戦っていらっしゃいます。


 その隣で戦うウルド『つかむもの』卿の固有魔法は近づくバイドゥを文字通り千切っては投げ千切っては投げです。味方としては申し分なし。あれには苦戦しました。



 やはりウルド『つかむもの』卿とわたくしは悔しいながら息が合うようです。


 もちろんそれは彼とでも。



 わたくし武器を身体に沿わせ鶴の如く片足で立ち、武器とせし王国旗の槍先を敵に向け身体を地面と並行にします。


 敵に向ける面積を最小にし、おのれのみつるぎにて姿を消す。

 これは使い手でなくばできません。



 ミンのいにしえのまじないいわく。

 淡水真珠よっつ。竜の角を翡翠とともにすりつぶす。

 この粉末を、殺したばかりの生後七日の鯉の脂と混ぜ、服と体全体にたっぷりすりこみながら幾重も唱えるは、これまこと見えざるものと変化する秘密のことばなり。



蛇正(シェチェン)往洞里爬(ワントンリパ)!』



 ワイズマン様と卿の盾をくぐった矢玉、悉くはじきあるいは斬って捨て。

 愚かしくも軸足を狙いしものには震脚とともに空に舞い敵の獲物の上を走り縮地にて貫き。



 今のわたくし敵には小さな燕の如く。

 ひとみに捕えることかなうならやってみなさい。



「きゃー!」「かっこいいわよミズキ!」「頑張って先輩」

 わたくしの後ろで奥様たちの黄色い歓声が聞こえます。


 ……玉の肌に前貼りをしていて良かったです。ええ。



 王国旗を槍として剣として使うわたくしの左右を固めるとともに我々全ての盾となる騎士二人の連携はやはり素晴らしく、わたくしまで高揚してきます。



 オワルの礫や蹴鞠が敵を怯ませ、次々となげる火炎瓶や撒菱に怯む敵を奥様たちが城内に引きずりテーブルクロスで固めて茶巾袋叩きにし、シナナイのぶどう銃が接近戦で猛威を振るうその連携のさま。

 男ども阿吽の仁王どもの如く互いを守り水も洩らさず、女ども貴婦人の胸襟の如く一糸の乱れなし。



「姉上」

「どうしましたシナナイ」



 彼はわたくしの背後からまた飛び出してぶどう銃の接射で敵を屠ります。


 普段のヘタレさとはうって変わって苛烈な戦いぶりです。

 ドレス姿も相まって戦女神のような美しさ。



「甥のニノスケ兄さんが『ドレスの中は下着をつけない』って言うから」


 さっき派手にひらめかせて銃を取り出していましたね。



「……どうしよう。

 恥ずかしいよぅ……」


 弟は王国の紳士たちに新たな性癖を植え付けた模様です。


 ちなみに返り血で凄惨な姿を差し引いてもあなたの恥じらう姿は姉から見てもなお悩ましいですよ。



 これから弟に性癖を歪められし殿方と一部女性(にょしょう)から殺到するであろう釣書同様、今検討すべきことではありませんが、ロウセンは珍しい武器ですのにオワルとアンジーとイチノジョウたち童どもは如何にして持ち込んだのかしら。



「辺境の珍しいタケだと言ったらパスした」

「先に槍がついている竹などありません!」



 のちに調べましたが一の姫様のおてがみによるとあるようです。

 辺境とはおそろしきところ。



「敵の侵入、武器持ち込みの検査の甘さ、これは警備責任者は死罪ですね」


「そうだね。ここで失態を償わないと酷い目に遭う」

「全くだなワイズマン!」



 正直、殿方にはわたくし幻滅しました。


 しかしくやしゅうことに二人とも隣で連携しあうものとしては合格です。



 鴛鴦陣(えんおうのじん)とは鴛鴦おしどりの陣。

 常に左右対称に動く夫婦陣ゆえ連携を是とします。


 わたくし彼ら二人に守られシナナイやオワルの射撃に救われおもうようにふうまうことができます。



「姉上! 指揮をお任せします」

 わたくしはニノマエ姉さんに後を任せ、苗刀を手に駆けます。

 わたくしの後から騎士二名が出でてロウセン役を務めていた姪二人がまた盾役に戻ります。


 我らの一時の城はあくまで本命を守るためのおとりの出城。


 敵が狙う本命とはすなわち。



 わたくしが草を踏み縮地で駆け抜け風の香りとともに敵の剣を踏み味方の肩を「ごめんあそばせ!」飛び越え木々の梢を翔び進む先には。



 ガハハと笑いながらバイドゥを素手でボコッているイケメンヒゲオヤジ……いえ彼こそは国王陛下です。



 国王や宰相が最前線にて素手でもののけ殴っているこの国。

 ……終わってませんか。



 今更? ええそうかもしれませんね。

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