小説の書き方~登場人物は驚いた!
小説を書いていると、登場人物は事あるごとに大げさに驚きます。
魂消て
仰天し
ぎょっとして
息を呑み
唇を震わせ
驚天動地の心地で
振り向き
大きく体を震わせ
飛び退って
尻もちをつき
大きく口を開け
思わず声を漏らし
思わず聞き返し
身体を硬直させ
視線を釘付けにし
両手で顔を覆い
無意識のうちに絶叫し
手に持っていた物を落とし
机を叩き
そして、目を見開きます。
小説を書いていると、なんだかワンパターンになっていませんか?
私はなっていません。(なぜか自身満々)
ツイッター見ていると、自信が無いどころか困っているという人はちょいちょい見かけます。
ただ、私がよく思うのが『それ、語彙力の問題じゃなくない?』ということです。
そもそもとして、〝登場人物がくわっと目を見開く〟というシーンしか思いつかないならば、それは想像力が貧困というのです。
べつに、どこかのリアクション芸人のように派手な動作をさせる必要はないです。そんなことをすれば、逆に白けてしまうことも多いでしょう。しかし、驚く内容によっては、仰け反ったり、手を伸ばしたりくらいはするでしょう。
それでも驚く様子が思いつかない、ワンパターンにしかならないというならば、それは恐らく『周囲の状況を思い浮かべることすらできていない』のだと断言します。
驚くべき事柄が起きる前、起きた後。それぞれの状況を箇条書きにでもして、しっかりと把握するところから始めた方が良いのかもしれません。そして、映像作品を見ましょう。
ドラマでもアニメでも構いません。キャラクターがどう動いているのかをしっかり観察することです。
それなりにお金をかけている映画は、演出もしっかりきめ細やかに作られていることが多いです。驚いたり、怒ったり、喜んだり、狼狽えたりと多くの感情表現を盛り込んでいることでしょう。
じっくり観察すると、いい勉強になりますよ!!
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