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プルメリア・シトリン


「なるほど、一体どんな相手とペアを組むかと思えば彼女ですか、また魔法具が必要になるかもしれませんね」




カメリアと一緒に、ニレ達の元へ行けば彼はカメリアを見た途端眼鏡をクイっと動かした。

また記憶を消されると思った私は慌てて今はやめてと訴える

突然彼に詰め寄る私をカメリアと同じくニレのペア相手である彼女メロウ・アクアマリンも不思議そうに見ていた




「冗談です」


「ニレの冗談はマジだから怖いって」



2人に聞こえない様に小声で彼にやめてよと伝えれば

ニレは楽しそうに少しだけ口角を上げた

チラリと、カメリアの隣に並ぶ彼女メロウをみれば

彼女の瞳は水色の綺麗な宝石眼をしていた




「ニレのペア相手は水魔法?」


「ええ、そうです相性も合いますので」


「たしかに、水と風が合わさったら嵐ができて無敵だね」




ちゃんと考えて、相手を選んでいる所はやはりニレらしい

まぁでも、カメリアも浄化の力を持ってるし光魔法と合わせても強いから問題はなさそうだ



ニレと会話していれば急に、視線を感じそちらに目を向ければメロウが私を見ていた、挨拶は来た時にしたし

とりあえず、ニレをよろしくねと笑えば、ぎこちない笑顔ではい!と頭を下げられた



ゼニスになって思った事は、女性は皆私が声をかければ頭を下げて挙動不審になってしまう。

こんなんじゃ、女性とは仲良くなるのは大変そうだ


まぁでも、国1番の美形or王族から声をかけられればそうなるのも分かるけれど、毎回こんな感じなのもちょっと話しかけづらい。



とりあえず未だに頭を下げたままの栗色の頭を見ながらもう頭あげていいよと声をかける

そんなに畏まらなくてもと声をかけたけれど彼女は今にも緊張で倒れそうになっていた




「モリオン嬢、彼女が倒れたら処置をお願いします」


「あ、はい!」 



大丈夫か?と心配していた私を見てニレは冷静にカメリアに治癒魔法で治してくださいと頼みだす



「美形って狂気…」



真っ赤になり倒れそうな彼女を見てついつい本音を呟けば、隣で聞いていたニレは白い目で私を見つめた


 


「魔獣にも通用するといいですね」



「そしたら世界平和間違いないね」




魔獣にも、確かにこの顔が通用したら私は無敵確実だ

面白い事いうじゃんとニレを褒めれば、すごい顔でわたしを見ていた。


すると、私達の会話が聞こえていたのかカメリアの小さな笑い声が聞こえ、彼女に視線を送ればカメリアは焦った様に目を逸らした。


そんなにあからさまに聞いてません!と言う態度を取らなくてもいいのにと、何だか少し寂しく思い、彼女に気にしないでね?いつもの事だからと笑いながら声を掛ければ、少しだけ安心した様に彼女も笑い返してくれた。




美形なのは分かるけど中身は女子高校生なのだから

女友達が1人でもほしいと思うのはしょうがないよね




ニレと共に4人で集まっていればやっとペアが決まったのかフリントがこちらにやって来た。

おーいと大きな声で手を振りながらこちらへやって来る姿は相変わらずで、とりあえずこちらも手を振りかえす


私が振りかえすと更にぶんぶんと手を振るので隣を歩く女生徒は少し迷惑そうにしている


あからさまに迷惑そうにしている彼女が珍しくて

もう一度フリントの隣に立つ彼女に視線を送ると何処かで見たことがある顔だった。


なんか絶対どこかで見たことある顔だなと凝視していれば

隣のニレも何見てるんですか?と彼女に視線を送る




「あぁ、シトリン嬢ですね」




ニレの言葉に私は、は?と大きな声で反応してしまう

まさかあの金髪美少女があの、シトリン??




「え、シトリンってまさかプルメリア・シトリン???」



「ええ、そのシトリンです。彼女は幼馴染でしょう」




そうだ、彼女はゼニスの幼馴染で仲良しなのだ。

彼女の存在をすっかり忘れていた私は、2人で歩いて来る彼らを頭を押さえて迎える事となった。




だって、プルメリアは、カメリアをいじめる悪女だったから…


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