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童話・児童書などまとめ

栗とガチャガチャ

作者: リィズ・ブランディシュカ



 栗はとげとげしている。


 なかみがあるが、そとみがとげとげしている。


 だから、みんなさわりたがらない。


 しかし栗は、みんなとあそびたい。


 他のりんごやみかんや、きゅうりやきゃべつとも、いっしょにあそびたい。


 けれど、とげとげがあるからあそべない。


 とげがささってしまうから、ちかづけない。


 しかしだからといって、よくぼうに身をまかせて、とげをぬぎさってしまうと、おそわれてしまう。


 おっかない鳥や獣におそわれてしまう。


 そうすると栗はすぐに食べられてしまうだろう。


 だから、栗はとげとげを身にまとっていなければならない。


 栗はみんなとあそびたいのに、あそぶことはできない。


 とげとげしていなければならない。


 栗は困っていた。


 そんな栗に他のものたちが、いいものをもってきた。


 それは、人間がつかっているガチャガチャという玩具のボールだった。


 栗はそのなかにはいった。


 そしたら、みんなをとげできずつけてしまうことがない。


 栗はおもうぞんぶんに、みんなとあそぶことができるようになった。



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