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ちょっと痛い  作者: 古市めぐみ
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同窓会を振り返って

 幸男たちが二十歳になったときの小学校の同窓会では、かつてやんちゃだった男の何人かはすでに結婚していたりした。彼らの話を噂程度に聞いたところ、結婚したからといってすべてがうまくいくわけではないのだなと幸男は感じていた。

「悪いところばかりを見て近づこうとしないのは、本田君の癖なのかも」

 どうしてこんな話になったのか幸男ははっきり覚えていない。ただ、小学校の先生は、幸男のこころに言葉をいくつも残している。当時の幸男にとって、先生の言葉は絶対的だった。先生という名前ばかりを気にかけて、それを着ている中身について深く考えたことがなかったからである。

「幸男くんは他の子のことばかり気にかけていますね」

 これはまた違う学年のときに聞いた言葉である。

 幸男は、どうして自分は、こう、もやもやするような言葉ばかりを覚えているのだろうかと思った。

面白くない小説になりそうな予感。続けます。

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