捜査
木村健一の写真が貼り出された
写真の木村健一はあのころよりもかなり痩せており髭も伸びていたが、写真をみて中学二年生の時の部活の先生ってことを確信した。
明日から木村健一の近辺の捜査にあたることになった
木村健一は江戸川区に住んでおり死体がみつかった場所からはかなり離れていた
翌日捜査にあたってみた結果、木村健一は交流関係も少なく知人と喧嘩をしていたなどの情報はなかった
近隣の人に事件当日木村健一の家から不審な物音がしなかったか聞いてみたがなにもなかったらしい
アルバイト先にも行ってみたが死亡したとされる日からきていないことの他になにもなかった
捜査の途中休憩しようと思いコンビニ入ろうとしたところ美咲がコンビニからでてきた
お互いにびっくりした表情をしていたが
「どうしてここにいるの?」
と先に声をかけた
「一人暮らししている家がこの近くで、この前はたまたま親の手伝いで実家に帰ってたのよ。成田くんはどうしてここにいるの?」
と美咲に言われた。捜査でここにきていることを伝えた
中学二年生の時の顧問の先生が死んだことを伝えようかと思ったがやめておいた
僕は仕事の途中だからと言いコンビニに入ろうとしたところ
「今度お茶でもしない?」
と美咲が声をかけてきた
僕はわかったと返事をしてその場で連絡先を交換した
僕はそのあとコンビニへ入っていった
休憩から仕事に戻った時高栗に声をかけられた
「先輩みてもらいたいものがあります」
と言われ僕は言われたとおりに高栗について行った
高栗は木村健一の家をすこしすぎたところで止まり下を見て
「これです。これをみて欲しいです」
と言ってきた。高栗に言われたとおり下をみたら道路に血痕らしきものがついていた
念のため鑑識に伝えた結果木村健一の血と同じものだった
会議の結果、被害者木村健一は自宅のそばで何者かに襲われ遺体が見つかったとされる場所へ連れて行かれてる道中に殺されたのことだ