年明け
大変遅れましたm(_ _)m
誤字脱字などのご指摘を頂きましたら順次直していきたいと思います。
前世ではこの時期、正月特番を視聴し、コタツでぬくぬくして、たくさんの人からお年玉をもらう。
とても楽しい時期だった。
だが、テレビもなく、コタツもない。ましてやお年玉という概念もない今世はエルルーニャからしたら退屈だった。
しかも、年明けを祝うということで煩わしいパーティーが増えるというおまけ付き。
連日のパーティーで疲労困憊だった。
だからこそ今の状態があるのだが。
(ぅぅぅぅ・・・ねむい、ねむいよ・・・・・・レイルさまいるのにねちゃだめなのに・・・もぉ、むり)
そう、今日はレイルと定期的に会うことになっている日だ。
ちなみに今は王宮の温室のイスにレイルと向かい合って座っている。
ダメだダメだと思いながらも彼女は首をかっくらかっくらさせる。
目も次第にトロンとしていく。
頭にもモヤがかかりぽやんとなる。
「なぁ、ルーニャ」
「なんですか?レイルしゃ・・・さま」
「いや、特に用はない」
「そうですか」
彼はエルルーニャの噛み方にニヤニヤとした笑いを抑えられなかったのかだらしのない笑みを浮かべるも彼女は気づかない。
彼らはそんなホンワカした1日をすごしたのだった。
ルーニャ「寝るなんて・・・不覚!」
レイル「可愛かったぞ(・∀・)ニヤニヤ」
ルーニャ「(・д・)チッ」