急展開!?平凡な日々(?)の終わり
大変遅れましたm(_ _)m
楽しんで頂けたら幸いです
誤字脱字などのご指摘を頂きましたら順次直していきたいと思います。
入学から既に半年が経過していた。
数回、テストがあったがルーニャもレイルも余裕で上位へとランクインしており、至って平穏な、安定した日常を過ごしていた。
入学してからこの半年で変わったことと言えば、レイルの弟とラルクとミハエルの3人が今まではルーニャとレイルの2人だった食事時に加わるようになったことだけだろう。
レイルの弟がルーニャにちょっかいをだし、レイルが威嚇をし、ラルクとミハエルは苦笑を浮かべるということが日常となっていった。
そんな日常が、ある日突如として崩れ去ったのだった。
「婚約者ちゃん、目が覚めた?」
目が覚めた時、目の前にいたのはレイルの弟だった。
「第2王子殿下?」
「冷たいなぁ・・・ライリーと、名で呼んでくれないかい?」
「遠慮させていただきますわ」
「そんなこと言うなら、その手についた枷、外さないよ?」
そう、とっても今更だが、ルーニャの右手右足には枷がついており、その枷は壁と鎖でつながっていた。
「別にいいですわよ・・・ただ、本があるならですけど」
「兄さんなんて眼中に無いんだね・・・」
「ええ、そうですわ」
最近はライリーのせいでレイルが嫌という程嫉妬してくっついているので、本が読めてなかった。
だからこそルーニャは本を読みたいという欲求が溜まっていた。
彼女は、監禁されようと、敵国に捕虜にされようと、本さえ読めればそれでいいという本大好き人間だということを、周囲の人間は忘れかけていたのだった。
(ここの場所もどこか分かるし・・・妹の情報によれば第2王子とか関係なく、この物語で監禁される場所はその人の部屋、又は王宮にある隠し部屋。第2王子は確定で王宮の隠し部屋でしょうし・・・枷抜けもしようと思えばできるんだよなぁ・・・・・・アニメとか小説とかで気になってやり方調べて、実践したら出来ちゃったんだよねぇ・・・・・・それなら、レイルに邪魔されることなく、本を好きなだけ読めるここは楽園なのかな?って感じだし・・・・・・)
彼女が物思いにふけっているとライリーは面白くなさそうに、ムッと顔をしかめた。
「ねぇ、婚約者ちゃん・・・ここにいたら、僕と子作りすることになるかもなんだよ?それでも、ここにいたい?」
彼は可愛らしく首を傾げているが、言ってることは微塵も可愛くない。
「それは・・・嫌ですわね」
「えー・・・じゃあ僕はどうしたらいいのかな?」
「そこでただ眺めてればいいのではないでしょうか?」
「知ってる?そういうの、生殺しって言うんだよ?」
そういうライリーはケラケラ楽しそうに笑っているだけで、一切生殺しにあってるような辛そうな顔はしていなかった。
「その割に楽しそうですわね・・・」
「あ、バレた?」
えへへ、と笑いながら彼は舌をペロッと出す。
てへぺろ、と字幕がつきそうな表情だった。
(殴っていいかな?・・・・・・)
「だって、婚約者ちゃんを監禁したのは、僕が婚約者ちゃんに興味を持ったって言うのもあるけど、婚約者ちゃんをさらえば兄さんが壊れてくれるかなって言うのが、1番の理由なんだよね」
「性格・・・歪んでますわね・・・そういうの、俗世では拗らせたブラコンと言うそうですわよ?」
「へー、面白いね。確かに、僕も昔は兄さんのこと尊敬してたし、好きだったよ?でもね、気付いたんだ。兄さんの瞳には、僕なんて写ってなかったんだって。僕は兄さんにとって風景の1部みたいなもの。それはほかの人も同じだった。僕はね、そんな兄さんの、人間らしい表情が見たかったんだ。そこで!現れたのが婚約者ちゃんだよ。唯一兄さんが執着した人。唯一兄さんの感情を掻き乱せる人!その婚約者ちゃんが兄さんの手の届く範囲から居なくなったら!?兄さんは、どんな反応をしてくれるかなって気になってたんだ!」
「・・・・・・・・・やはり、ブラコンですわね」
レイル「ルーニャが!ルーニャがいない!!!」
ライリー「僕が兄さんの代わりに可愛がってあげるよ」
レイル「○す」
ルーニャ「キャー、ワタシノタメニアラソワナイデー(棒)」




