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本好き才女と元人形王子の攻防戦  作者: みなほし
乙女ゲーム始動〜悪役?なにそれ知りません〜
17/32

乙女ゲーム始動、新たな出会い

お待たせしました!(*・ω・)*_ _)ペコリ

誤字脱字などのご指摘を頂きましたら順次直していきたいと思います。

 学園の入学式当日。

 (レイル)は任された新入生挨拶をそつなくこなし、今は新入生がゾロゾロと教室に向かっているところである。

 そして、1人で行きたいと嫌がる彼女(エルルーニャ)を彼が手を引っ張って行くのはもう、日常である。


「きゃっ!」


 そんな彼らの後方で可愛らしい少女の悲鳴が聞こえた。


「お嬢様、大丈夫ですか?」


 彼女が後ろを向くと、そこではピンクの髪と瞳をもつ可憐な少女が凛々しい顔つきの青系統の髪と瞳の従者であろう少年に助けられていた。


「ありがとう。エルデビルト」

「いえ、お嬢様のためですのでお気になさらず」


(・・・・・・髪も瞳もピンクっていつの時代の乙女ゲームかしらね?しかも、メインヒーローと言っても過言ではないレイル様の前で躓くなんて・・・もしかしたらここは乙女ゲームの世界かしら?乙女ゲームはそこまで嗜んでいないから分からないわぁ〜・・・・・・乙女ゲームの世界に転生するってのはたくさん読んだんですけどねぇ・・・)


 彼に引っ張られながらも彼女は少女と少年の様子をマジマジと見ていた。

 そして、見つめていた少女と目が合う。

 慌ててパッと目を逸らし、前だけを見つめるのだった。

 だから彼女は見ることが出来なかった。

 彼女と目が合った少女がニヤリと効果音がつきそうな笑みを浮かべていた姿を。






 彼女は彼により教室に連行された。

 そして彼は教室に彼女を放り込むと自分のクラスへと歩いていった。

 それから数分後、先生がやって来て、先生の話を聞くこと数分。

 彼女は先生の話に集中出来ないでいた。

 それもこれも視界の端に映るド派手なピンクの髪が原因だ。

 先程あった自己紹介でその少女はヒーリア・ミルフィーと名乗っていた。


(・・・・・・・・・私と同じ家格ね。公爵家の中でもカーストの頂点に君臨する我がシフォア家に並ぶミルフィー家の娘だったなんて・・・・・・・・・これは嬉しい誤算ね!もしもこの世界が乙女ゲームなら、婚約者である私は悪役令嬢と呼ばれる立場が王道(テンプレ)。そして、外見がヒロインなヒーリア様は身分が下であろうと思っていたけど、まさか同じなんて!身分差がない分引っ付けるのは簡単だわ!)


 その頃ド派手なピンクの髪の少女ことヒーリアも同じようなことを考えていた。


(エルルーニャ様は転生者確定だわ!ゲームでは私の事敵対心剥き出しの眼差しで見てたけど、今の彼女は違う!助かったわ!しかも、殿下はエルルーニャ様に相当惚れ込んでる様子!それなら私はこの調子で()を攻略するわ!)


 2人とも同じようなことを考えながらもほくそ笑む。

 この2人が接触するまであと少し。

ルーニャ、ヒーリア「「ふふふふふ(´^∀^`)」」

レイル、エルデビルト「「え、こわっ:( ;´꒳`;):」」


Rushian「どうやってルーニャとヒーリアを接触させようか悩んでおります(´・ω・`)」

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