極寒の地、招待を受けました
遅れました!申し訳ありませんm(_ _)m
誤字脱字などのご指摘を頂きましたら順次直していきたいと思います!
楽しんで頂けると幸いです!
彼ことレイルと彼女ことエルルーニャのデート(?)から時は過ぎ去り数年後。
レイルは12歳、エルルーニャは9歳となっていた。
レイルはその美貌に磨きがかかり、その美貌は犯罪級であろう。
いかにも王子様という風貌に大人の色気ともいうべきものが備わった彼は最強(最凶)に等しくなっていた。金糸雀色の切れ長の瞳は全てを見透かすかのようで、その美しいショートの漆黒の髪は闇夜を詰め込んだように周囲を魅了する。
エルルーニャは幼少期の弱々しさや幼さがなりを潜め、9歳とは思えないホンワカとした大人の包容力に近い雰囲気を醸し出していた。見た目も外国のお人形のように美したかったものが更にグレードアップして、スカイブルーのぱっちりとした二重の瞳は眦が下がりおっとりとした印象を周りに与え、ハニーレモンのふわふわの髪は周囲からの視線をさらうほど美しいものだった。
今日も今日とて書斎に籠り本を読んでいた彼女の元に彼の従者であるへルートという男がやってきた。
「エルルーニャ様!可及的速やかに殿下に会ってください!でないと僕達従者が凍え死にます!」
「嫌ですわ。今はいい所なのですのよ?」
へルートに目を向けることなく彼女は答える。
ちなみにエルルーニャとレイルがこの前会ったのは1か月前だ。
12歳となり、正式に王太子となった彼は政務に追われ、彼女と会う時間がなくなっていた。
彼女からしたらすごく嬉しい事だが、ここ数年で彼女への執着が恋心だということを自覚した彼にとっては辛い事だった。あまつさえ、彼女が喜んでいるという事実が彼の心を余計に抉る。
そして、執務室に缶詰状態にされていた彼はとうとう我慢の限界をむかえ、執務室は極寒の地へと成り果てていた。
たが、彼は大量の冷気を振りまきながらも彼女に会おうとしない。
それは彼の矜恃でもあった。
どうせ歓迎されないことを彼は分かりきっている。
だからこそ彼は彼女に会いたいという本能を必死に抑えながらも辺りに冷気を振りまく。
そして、彼よりも周囲にいたもの達がそれに耐えられなくなり、彼女に助けを求めたしだいだ。
「どうかそこをお願いします!人命救助だと思って来てください!今の殿下は視線やオーラで人が殺せそうなレベルなんです!」
「そんな恐ろしいところに行くわけないわよね?」
「大丈夫ですから!あの極寒の地に踏み込み、無事生還できるのは貴女だけなんです!だからどうかお願いします!願いを叶えてくれるなら、貴女がこの前欲していた『メルビンの壺』を差し上げますから!」
「・・・・・・しょうがないから貴方の願い叶えましょう。本の事は忘れずにお願いしますわね。今日中に家に届けてくださいまし」
彼女は本につられへルートの願いを聞き届けたことを後に後悔するのだった。
彼女の理性は本の前では無に等しいのだ。
レイル「会いたいけど嫌がられるのは嫌だ。仕事でストレス発散しよう」
周囲「やめて!?素直に会いに行こ?冷気振りまかないで!」
ルーニャ「ここに行く?無理無理☆( ^ω^)」
レイル「( ◜ω◝ )」
ちなみに王家はレイルくん一人っ子です!無駄な政権争いなど要らんのですよ!
幼少期の2人もっと見たかったりします???
それなら少々飛びますが幕間と言う形で回想シーンとして挟もうと思うのですがどうなんでしょうね?




