僕のみる世界
中学3年の神猫くんです。
初めて書くので、その辺は大目に見てください。
たくさんの人に読んでほしいです。
外が明るくなった。
いつも通りの朝である。
「おはよう」
「おはよう」
母と挨拶を交わす。
母は物静かで怒られたこともない。
一緒にいて楽だ。
僕は部屋へと入り窓の外を見る。
まだ時間も早いため人はいない。
今住んでいるこの部屋は母と一緒にいるには、意外と狭く、窮屈である。
そして窓が大きい。
少し外からの視線が気になる。
そんな部屋ではあるが、隣には仲のいい友達がいる。
それは嬉しいことだ。
しばらく時間が経つと外の人も多くなってきた。
今日はいつもに増して人が多い気がする。
外から小さな女の子のはしゃぎ声が聞こえ、窓の外を見る。
何を言っているのかは聞き取れなかったが、そのあと母親らしき人に手を引っ張られていた。
少しうるさかった。
親子連れも多いため、あまり珍しい光景でもない。
少し腹が減ってきた。まだ朝飯も食っていない。
「お母さん腹減ってきたよ」
「もうすぐだから我慢しなさい」
いつもうちはご飯の時間が決まっている。
割とキッチリとだ。
しばらくダラダラ時間を過ごしていると、ひとりの男が寄ってきた。隣の友達の部屋を見ている。
ひとりでぶつぶつ喋ると数秒で帰っていった。
これもあまり珍しくなく、
僕の部屋を見てくる人も少なくはない。
正直気味が悪い。
すぐに飯は来た。
いつもと同じ味。ほかに作れるものはないのかと不満に思う。
だが、うちではしょうがない。
それは充分承知している。
特にすることもなくただひたすら時間が過ぎるのを待っていると、次第に人も少なくなり、今日3度目のご飯を食べ終わると、一気あたりは暗くなってしまった。
部屋を出ると、横の部屋に友達の気配がない。
嫌な予感がする。
「あの子も出て行ったのね」
母はそう言った。
友達は部屋を出て行った。
アイツには出て行って欲しくなかった。
これまでには経験した別れで一番辛かった。
僕は泣き喚いた。耐えれなかった。まわりのヤツがみんな離れるのが。
それと同時に母もどこかへ行ってしまうのではないかという恐怖もあった。
今日も朝はきた。
まだ当然、友達ことが頭から離れない。
今日はいつもより時間の経過が早い。
気づけば外には人の声が飛び交い、部屋の前には昨日とはまた別の男が立っていた。
しばらくして、帰ったかと思うと、もう一人連れていた。
そいつを僕はよく知ってる。
いつも目にするからだ。
ドアが開く。
部屋の前にいた男がこっちに手を伸ばす。
「やめろ」
僕は必死に抵抗した。
怖かった。
「お願いやめて」
母の声は震えていた。
ああ僕もだ、そう思った。
僕は部屋の外へ連れ出された。
男に抱えられたまま。
見たこともない景色が続き、僕は恐怖でいっぱいのはずが、その見知らぬ景色にどことなくワクワクしている自分がいた。
それから僕は部屋入った。
いつもより何倍も広い部屋。
当然見たこともない。
男は僕を腕から離す。そしてなぜか、僕にご飯をくれた。
そのご飯はいつもと味が違い、不味かった。
いつものご飯が食べたかった。
母と一緒に食べたかった。
寂しさと恐怖が一気に溢れ出た。
僕は泣いた。
力強く、
『ワンッ』
と、
いかがだったでしょうか。
僕とはホームセンターで売られている一匹の犬のことでした。
よかったらたくさんの人に読んでもらいたいので拡散よろしくお願いします。




