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プロローグ~前夜~
初の連載です。。。
はたして私は、この物語を最後まで書ききることができるのか?!
アドバイス等、是非いただけると嬉しいです~
日曜の夜、暗い部屋の中、俺は一人ベッドの上で憂鬱な気分になっていた。
「日曜の夜は、嫌いだ。」
そう、呟く。
明日からまた一週間、面倒な学校生活に勤しまなければならない。
朝は早く起きなければいけないし、昼間に眠くなっても授業があるのでろくに眠れない。
とても面倒だ。それは全人類が学生時代に一度は感じたことがあるだろう。
だが、こと俺に関してはそれだけではない。
確かに、そんな非情な現実に向き合うだけでも気が思いやられるのだが…俺には、それと同じくらい、もしくはそれ以上に、この憂鬱さの原因となるモノがあるのだ。
このままずっと眠りにつかなければ、あるいは、そんな明日が永遠に来ないのではないか、という淡い期待を少しだけ胸に抱く。
だがしかし、そんな期待も空しく、半ば強制的な睡眠欲に押し潰されるような感覚がしたかと思うと、次の瞬間には、俺は深い眠りについていたのだった…