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初めて4DX上映を観てとても楽しかった話

作者: 六月梅雨子
掲載日:2026/06/11

ネタバレ防止のためストーリーにはほとんど触れません。是非観に行ってみてください。

「ママ!マンダロリアンが観たいですっ!」


スターウォーズ大好きの長男が鼻の穴を膨らませながら敬語でお願いしてきた公開日初日。

初日といってもすでに夕方で、残念ながら本日中の上映スケジュールは小学生の息子には難しい字幕版か帰宅が深夜になってしまう時間しか無かったので断念。


実をいうと私もドラマ版を見ている途中だったので、映画も気になっていた身。

正直、すぐにディズニープラスで放映されるかなと思っていたので優先順位低めだったんですが、キラキラした期待するような目で見られたら「明日行こうか」と口が勝手にね。

どの上映時間が一番いいかとスマホを覗いたら、字幕版、吹替版、4DXの時間割があるじゃないですか。


ふと、4DXって見たことないな、と思いまして。そういえば、ずっと4DXで見てみたかったなとも思ったんですよ。


知ってますか?

4DXって、3Dメガネをかけて見るタイプのスクリーンです。座席が振動したり、水が出たり匂いが出たり、フラッシュを焚いたりスモークが出たりするアトラクションみたいなやつです。凄い楽しそうでしょう。


しかも実は4DXって誰でも観れるわけではないんですよ。座席が揺れるなどするために結構な数の条件があって、120cm以上、妊婦はダメ、足腰の弱い年配の方はダメ、骨折や心臓などの持病持ってる方もダメ、途中怖くなったら退出して戻らないでね。などなど。

まるで激しめのジェットコースターの注意書きのように注文が多いんです。


今まで小さい我が子を置いてけぼりにしてまで4DXに挑む勇気の無かった私。映画館に行くたびにずっと存在を見て見ぬふりをしてきたのですが、いつの間にか子供も大きくなり条件もバッチリ合うようになっていました。


(これは、チャンスでは?)


長男に普通の吹替版と揺れたりする4DXとどっちがいいかと聞いてみたら、4DXで観てみたいと嬉しい返事が。思わずニヤリ。

通常のスクリーンよりも割高でしたが、なんと旦那と次男は来ないということで安く上がる。こんなことめったにないしと思って清水の舞台から飛び降りました。


飛び降りて映画館のエントランスに着地したのも束の間、注意事項にジュースとポップコーンは禁止マークがついているではありませんか。

いつもはどっちも買うので、「我慢だね」と言いながら開場時刻になったので席を探しに行きました。


「楽しみだねぇ」

「楽しみだねぇ、これ何が出てくるんだろうね」


さっきのしょんぼりはどこえやら、2人でワクワクしながら指定の席にに着くと、いつもと様子が違う座席に早速興味津々になりました。

座席は普通のスクリーン席と違って足元ステップがあるし、背もたれには謎の穴、前席の背面にも私たちに向けた謎の穴。


「これ風がでるやつかも?」

「あれはスモークとか?」

「シートベルトないからそんなに揺れないかもね」

「ポップコーン持ってる人いるね」


二人して一方的な会話を繰り広げながら辺りをキョロキョロしながら初心者ムーブをかましていました。


よく観客を見ると、小学生くらいから杖をついた人生の先輩まで老若男女揃っていました。

スターウォーズシリーズの全てのはじまりであるエピソード4が49年前に放映されたので、たぶん親子三世代か四世代くらいで楽しめるんじゃないでしょうか。

スターウォーズシリーズは本編映画の他に、それらを補完するストーリーやスピンオフ作品がアニメや実写ドラマ、小説、絵本、ゲームなど様々な形で脈々と語りづがれている作品です。


今回の主人公も本家の映画本編(エピソード1〜9)では出てきません。

しかもドラマ版は配信のみでしか見れません。


それでもこれだけの集客ができることに改めてスターウォーズシリーズのバケモノ感に圧倒されていました。


そうこうしているうちに劇場が暗転し、CMが流れ、映画泥棒が出てきて、3Dメガネをかけてと合図があり本編が始まりました。


それから私は椅子の手すりにずっとしがみついていました。笑顔で。


すっっっっごく揺れる。

すっっっっごく撃たれる。

すっっっっごく殴られる。

すっっっっごく振り回される。

楽 し い !!!!


3Dは飛び出る感じではなく、奥行きと距離感が出ていて本当にそこにいるかのようだし、座席は思ったよりも何倍も動いて落ちたりする場面では重量を感じるよう。


レーザー(ブラスター)から放たれる弾丸が風圧として耳を掠めるんですよ。

小さい頃から見ていた銃が実際にそこに存在しているよう。

宇宙空間の高速道路的な場所を飛ぶ場面(ハイパージャンプ)では機体の揺れを感じで宇宙の風を感じている!

副操縦ロボ(アストロメク)になった気分で宇宙を走行できる!

時おり鼻を掠めるいろいろな匂い、クラッシュしたときのリアルな衝撃、もう私のなかでは最初からクライマックスという感じでした。


思った以上に座席が揺れるので、気を抜くと座席から振り落とされそうになるのですが、それすらも楽しくて。

ふと、となりの我が子が大丈夫か確認すると私同様、にこにこしながらずり落ちそうになっていました。衝撃が加わるたびにほっぺがぷるぷる震えてかわいい。


ポップコーンを持っていた近くのお客さんは手から滑らせて盛大に弾け飛ばしていました。

誘惑に負けず注意事項を守ってよかったと思った瞬間でした。

マンダロリアンの中でもカルト教とまで言われる厳しめな教義を守る主人公たちの気持ちがわかった気がします。

我らの道。


嵐のように暴力と爆破が続くので座席が静かになることが数えるくらいしかないのですが、笑ったり心配したり涙しそうになったり私の情緒も揺れる座席のように乱高下。

いつ思い出しても楽しかったとしか言いようのない経験でした。


まるで2〜3本分の映画を観たようなボリュームに大満足して家に帰ってきた後も興奮が収まらず、未消化だったドラマをガンガン見てしまいました。

今、製作の裏側特集をみているところです。

これもすごく面白くて、一流の仕事人たちの考え方や熱意を垣間見ることができます。


あとは私よりスターウォーズに詳しい子供が関連作品も見たほうがいいと言うので(それが100話くらいあります)当分、スターウォーズ生活になりそうです。

4DXのおかげで新しい楽しいが増えて嬉しいばかりです。

お読みくださりありがとうございました!

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