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第四章:そして、伝説の夜



デビューから3年の歳月が流れた。

ASTRALIGHTはついに初のドーム公演を迎えた。


東京ドームの巨大なステージに立った彼らの背中を、何千ものファンが見つめていた。

歓声が轟き、ペンライトの光が波のように揺れる。


大翔は、胸の鼓動が高鳴るのを感じながらも、冷静にステージの中央へと歩み寄った。


アンコール曲のイントロが流れ始める。

『The Voice』――彼が自ら作詞作曲した曲だ。


曲の冒頭、彼は深く息を吸い込む。

この歌は、彼の葛藤と覚悟が詰まった、まさに自分の声そのものだった。


歌い始めると、場内は静寂に包まれた。

一音一音に込められた感情が、会場中に染み渡っていく。


涙をこらえながら、彼は歌い続けた。

「僕の声は、僕だけのもの。過去も家族も背負いながら、でも自分の言葉で未来を創る」


ファンは静かに聴き入った後、熱い拍手と歓声で応えた。


SNSでは瞬く間に「ASTRALIGHT 大翔 The Voice」の話題が拡散され、彼は若き表現者として一気に注目を集めることになる。


そして、その年の年末――

奇跡の知らせが舞い込んだ。


朝比奈家全員による、6大ドームツアーの開催決定。


家族それぞれが第一線で活躍し、その夢の共演が実現する日が来るとは、誰もが想像しなかった。


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