ハガネ2
DaysAIで作成したイラストに妄想ストーリーをつけ、物語になりました。
小説を書くのは初めてですので、見苦しい表現もあるかと思いますがご容赦ください。
残酷な描写は、なるべく避けますが、戦闘や戦争を扱っていますので、苦手な方はご遠慮ください。
文中の挿絵の著作はjettsにありますので無断転載はご遠慮ください。
ゲストのイラストも無断転載はお断り致します。
投稿時間
本編 しばらくの間不定期更新中
大図書館 不定期更新中
鉄塊の国を支えるAI先生〜鉄塊の国実験スピンオフ〜 不定期更新中
〜R18シリーズ〜
異世界に渡ったスパロボと武田信玄ヲタクは美女達と色事に勤しみながら国を興す〜鉄塊の国にも色事はあるんだよ~
作者:斧乃小町
https://novel18.syosetu.com/n9441kl/
不定期連載中
桃色ファンタジー〜冒険者も姫も王様も自由にいたす!〜
作者:斧乃小町
https://novel18.syosetu.com/n1477ku/
水曜日 昼前
土曜日 昼前
更新
鉄塊の国
一本の鉄塊が国を興した。
歴史は綴られる。
『鉄塊の国』時間軸ガイド
一本の鉄塊が国を興した――ヴァルグランの歴史を紐解く!
約132年前:神々の旅開始
「名を忘れられた漢」(神)が祈りの聖女、鉄塊の王、大賢者、メカムスメ、名も無い暗殺者と建国の旅を開始。信玄の戦訓で希望を灯す!
約129年前:ヴァルグラン建国
一本の鉄塊からヴァルグランが誕生。魔導鎧と絆で繁栄へ。
現在:龍獣統一軍との戦い
龍鬼神シュタルクの侵略に立ち向かう!
リヴァール砦防衛戦(ep.1〜6):ルヴェリーとマリーの絆、ヘルガの暗殺で防衛成功。
シャルセア防衛戦(ep.7〜11、17):グライシアの「乾坤一擲」、ルーの神速、シャルフの「射抜かれた道」で民間人被害ゼロの奇跡。
ラウンドベルク攻防戦(ep.12〜26):シーラの「リヒトヴァルグラン」起動、ヘルガの「隷属」、ゼーエンの諜報で4万の敵に立ち向かう。
ラウンドベルクでの5対4万の戦いはヴァルグランの完全勝利に終わる。
国興しの神ハガネの再度の降臨
ヴァルグランを救う3作戦が発動
このエピソードの位置:ヘルガの魂の修復を待つハガネ。リトルヴァルグランに赴き超量産型の様子を見に行く。
マリアたちを見送った後、ショーちゃんとロンちゃんが俺を訪ねてきた。
二人はマリアを元にマリアの創造されたホムンクルス。俺がいた時に理論は完成しており後は製作って段階だった2人。
製作のきっかけはマリアと人への橋渡し。コミュニケーションの取りづらいマリアの心情を解ってくれる存在を作りたかったという俺の思いから。
永遠を生きるマリアと同じ時間を過ごせない俺のお節介。別れは意図せず起きてしまったが。
ちゃんとマリアのそばにいてくれた二人。
ショーちゃんが知識、ロンちゃんが魔術とマリアの超人的な能力を分担して継承しており、現在ヴァルグランの神として日々働いてくれているらしい。
二人は俺にマリアについての相談をしにきたので、しばらく二人と話した。
マリアは普通にしているが物凄く寂しがっているから沢山時間を過ごして欲しいというものだった。本当に優しい子だ。
俺からは、130年間マリアの側に居てくれたことを感謝した。ガラにもなく少し涙が出たことはマリアに内緒にしてくれと頼んだ。
昼過ぎに2人と別れてからヴァルグラン城の奥に秘匿された場所に向かっていく。途中、アインに同調で呼びかけてヴァンの進捗を聞く。
ヴァンの方の制作は早朝から始まっていて、みんな嬉々として取り組んでくれているらしい。
新しい方式の魔力炉と魔力を溜めておける装置の開発は順調とのこと。俺は外側の製作の為ある場所に向かう。
ふふふ、あれを作るのが楽しみだ。構想はできている。俺のヘルガを二度と傷つかせない最強の鎧。
そう、リヒトヴァルグランの大改修という名のもとにヴァン達を動員して実は作りたいものがある。それが、ヘルガ専用の魔導機神だ。
過保護と言われようが俺はやる。なんかやり過ぎだよって止められるのが嫌なので皆には内緒だ。とことん凄いのを作ってやる。
その為に、王都よりも最適な場所がある。これからそこに行く。意味無く行くと怪しまれるが、大義名分がある。
超量産型魔導鎧の生産拠点でもあるから、俺が行っても怪しまれない。この為に秘匿してた俺の工房を提供したんだ。
ちょっぴりというか、だいぶオーバーテクノロジーなのでヴァンが俺のいない期間は秘匿してくれていた。
ヴァンとは、広めていい技術とやばい技術を擦り合わせてあり、俺か、ヴァルとマリアのどちらかとその時の王の合意がなければ封印しておくという決まりがありそれを履行してくれていた。ヴァンは律儀なやつなんだよ。
その封印を解いた。もしかすると他国の脅威になるかもだが、今回は敵も古代の滅びた技術を使っているからこれくらいはいいだろうと思ってる。
外交はシーラ姉ちゃん上手そうだし平気だろう。
目的地に繋がるゲートがある区画に行くと、魔法陣の上に設置されたドアに荷物を運び入れる赤霧の隊員達。
超量産型魔導鎧の担当は魔導技師イーリスちゃんと赤霧の隊長眼鏡っ子のヴェルカーちゃんのコンビ。ヴァンがアドバイザーっていう形だけど基本この2人の主導。
昨日、俺が工房に通じるゲートと工房を開放してから搬入を続けているのだろう。
目的地であるリトルヴァルグランまで馬車で5日程度。近くはない。
当時レジスタンスを率いていた俺は、秘密裏に魔王の城だったこの城の地下にこの区画を作り拠点であったリトルヴァルグランとゲートを繋げ奇襲をかけたんだ。
ゲートを繋げるのは手間と時間がかかるので俺が作ったのはこの一個だけだが、今回見事に役に立ってる。
赤霧には俺のことは伝わっているので俺が顔を見せると、皆が手を止め敬礼をしてしまう。手を振り、作業優先でよろしくと伝えるとお決まりの。
「ヤー」
またテキパキと仕事をこなす隊員たち。ただ、チラッチラッと俺のことは気になるらしい。後で手が空いたら声かけ位はしとこうかな?
ゲートに近づき、邪魔にならないタイミングでゲートをくぐる。
転送先は、だだっ広い部屋で当時レジスタンスを一度ここに集合させて転送した。今は、赤霧が超量産型の資料やら色々をヴェルカーちゃん達の研究しているラボに運ぶ。
俺も、赤霧に習いラボに向かう。あそこは元々ヴァンが魔導機神を創造したりグレンカイザーを作るために用意した文字どうりのラボ。
実験、仮組み、改造に特化した作業スペース。
中に入ると、二人は大きなスペースでモニターを眺めながら魔獣と戦うスリムな魔導鎧2体の様子を見ながら手元の紙にメモを取っている。
「よっ、頑張ってんな!」
一段落した所で声をかける。二人は顔を上げキラキラと目を輝かせて飛びついてくる。
「ハガネさま〜、すっごいよ〜。スマイル♥スマイル♥だよ〜」
キスせんばかりの距離で目がハートのイーリスちゃん。メカ好きって聞いてたけどかなりのオタクだな。ラボの魅力にハマりきってる。
俺とヴァンの本気創作に耐えうる機器が備えられており、壁一面の測定機器を使えばあらゆる物質の構造から調べ上げられるし。高耐久ガラスで区切られた実験区画では、熱変動、衝撃、爆破などあらゆる耐久試験ができる。工作機械は誤差など生じない完璧な仕様。
モノづくり好きにとって天国と言っていい。
「神よ」
反対側の腕にしがみついたヴェルカーちゃんは、なんか祈り始めてるし。
しばらくの間、美少女2人に引っ付かれるご褒美を貰えたのだった。
ヴェルカーは妖夜さんからの借り物です。
リトルヴァルグランにやってきました。ここは、ハガネの国興しの第一歩と言える、思い出の地です。
しばらくは、ここが舞台で話が展開していきます。
ここで、皆様にお知らせがございます。
作者の都合により更新を不定期に変更させて頂きます。断腸の思いの決断です。
詳しくは、なろうの活動報告やXにてご説明させていただいております。現在、少しずつ書けるようになってきておりますが、以前ほどのスピードが出ておりません。
作品自体は書けており、ヴァルグランにまつわる鉄塊の国シリーズ全体としては日々世界が広がっております。
作者が手を広げたR18シリーズは定期更新しております。もし、ご興味があれば御一読頂きたいですが、過激な為ご注意の程お願いします。
ここまで長い文を読んでいただきありがとうございます。読者の皆様にただただ感謝です。
可能であればブックマークいただき更新をお待ち下さい。私は締め切り破りがとてもプレッシャーな為この様にお断りさせて頂きました。
今週日曜日、しれっと更新できたらいいな〜と思いつつではまた。
PS,前書きにR18のURL載せました。恥ずかしいぐらいはっちゃけてますのでご注意願います。




