閑話2 シャルセア市街戦報告
DaysAIで作成したイラストに妄想ストーリーをつけ、物語になりました。
小説を書くのは初めてですので、見苦しい表現もあるかと思いますがご容赦ください。
残酷な描写は、なるべく避けますが、戦闘や戦争を扱っていますので、苦手な方はご遠慮ください。
文中の挿絵の著作はjettsにありますので無断転載はご遠慮ください。
ゲストのイラストも無断転載はお断り致します。
投稿時間
本編 水、日の朝7時投稿です。
大図書館 月、土の朝7時投稿です
鉄塊の国
一本の鉄塊が国を興した。
歴史は綴られる。
大規模な魔物による都市の襲撃は、偉大なる神風と兵士達の善戦により、奇跡の民間人の被害者、0という形で幕を引いた。
勝利の立役者は、本国より来訪中のグライシア魔法騎士団長であり、その卓越した大群戦に特化した魔法は、実に半分近い魔物を一人で殲滅したことからもわかる。
6000の魔物のうち実に3000近くを屠った、乾坤一擲の一撃は圧巻の一言。
兵士達は皆、口々に1000を超える水晶の柱が全て生き物のように敵に食らいついた。と述べている。
さらに、初動も早く避難が早かった為、市街戦になってしまったが、人的被害はなかった。
引き続き本国の指示があるまで、シャルセアの防衛指揮を継続。
なお、防壁前より4キロ先まで続くガラスの道は功労者『射抜く者 シャルフ』の二つ名より『射抜かれた道』と名付けられ、シャルフには『ドラッヘイェーガー』という新たな2つ名が冠された。
今回義勇軍として参加した『砂漠の疾風』には、報奨金の他、支援型魔導鎧5体と副団長の大型特機が寄贈されることとなった。
今回の被害は
市民 被害なし
義勇兵 13名軽傷
一般兵 3名軽傷
魔導鎧 1体半壊(シャルフ機大型熱線の発射により半分溶けてしまい廃棄処分決定)他損傷軽微
魔導鎧装着者 1名重傷(シャルフが熱線で重度の火傷)
家屋及び兵舎の訓練場に被害は出たが、対応可能な範囲である。
報告を受けたシーラは安堵のため息を吐き盤上の駒を動かす。
賽は投げられた。
「私の民を脅かす者共め。楽に死ねると思うなよ」
竜の尾を踏んだことに気が付かぬ軍隊の行く末や如何に。
短かくてすみません。
次回は、2章開幕です。
2章も初めからクライマックスです。作者も今から新キャラ盛りだくさんの2章を楽しみにしています。(前回の後書き……3章って書いてた)
お楽しみに。