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あをノもり  作者: 小野島ごろう
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皐月6

 ガタガタとみんなが立ち上がった。


 祢子は慌てて本を閉じて、立ち上がる。

 田貫先生が教室に入って来たのだ。



 礼、と学級委員の古井(こい)くんが号令をかける。生徒たちが声を合わせて張り上げる。


「おはようございます」


「おはよう。みなさん、今日も元気にがんばりましょうね」



 よかった、先生の声は明るい。機嫌は良さそうだ。

 祢子は先生の目を見て、にっこりする。先生と目が合って、先生もにっこりし返してくれた。




 朝礼の時にもお説教はなかった。続いて、一時間目の国語の時間が始まる。


 また長い一日の始まりだ。


 

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