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百合に女の子が挟まるには百合カップルが必要です(リメイク版)  作者: しいず


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第3‐3話 連休の過ごし方 5月5日その3

この小説はカクヨムとPixivに投稿した物です。

 ご飯を食べて後片付けをしてたら、14時になっていたのでそろそろ家を出る。

戸締りをし確認して、神社へ向かう。

神社までは歩いて15分ぐらい。

地元で最も大きな神社で、春と秋にお祭が開催されるが春は流鏑馬祭。

この流鏑馬祭は鎌倉時代に源頼朝によって奉納されたのが始まり。

また、沢山の屋台が出るので、お祭自体はかなり賑やかである。

流鏑馬は15時からなので、今から行くとちょっと早いけど見る場所を確保するために早めに向かう。


「お祭も楽しみだけど、お馬さん見るのも楽しみなんだ~」

「夕は動物は好きなの?」

「どうかな、好きと言われば好きかもしれないけど、はっきり好きって訳でもないかな~」

「そうなんだ。私はどちらかと言うと苦手かも」

「温海ちゃんは、優雅に乗馬してそうなイメージがあるけどな~」

「乗馬は1度もした事ないわ」

「ペットは飼った事あるの?」

「以前は猫を飼ってたけど、今は飼ってないわ。夕の所は飼ってるの?」

「うちも以前、犬を飼ってたけど、今は飼ってないよ~」

「そうなんだ。馬って大きいけど、怖くない?」

「機嫌が悪いお馬さんもいるけど、基本は大人しいよ~。でも、大きいから蹴られたりしたら危ないよ~」


馬に蹴られて実際に亡くなった人がいるみたいだけど死ななくても、骨折や内臓が

破裂したりするそうなので、やっぱり危ない。


「そう思うと、なんか怖いかも」

「大丈夫だよ~、何度も神社で馬を触ってるけど、大人しいよ~」

「そうなの?私はお祭は屋台を巡るぐらいで、流鏑馬自体あまり見た事なくて」


 実は地元のお祭ながら、流鏑馬を見たのは覚えてる限りでは数回しかない。

ただ、流鏑馬は短い距離を馬で走って、矢を的に当てのは見ててすごいと思う。

あと、馬に触れる事は知らなくて、夕に教えられて今回初めて知った。


 神社に着き、馬が待機している場所へ向かったけど、今は準備中でまだ馬に触れる事はできなかった。

係の人が言うには、走る前で馬が興奮して危険なのでロープや柵の位置ままで下がるように言われた。


「馬って大きいと思ったけど、近くで見ると特に大きいわね」

「江中の高さは160㎝とか170㎝あるからね~」

「大きくて怖いけど、本当に触っても大丈夫なの?」

「待機所でつながれてる時は結構大人しいよ~」

「そうなの?大丈夫?」

「温海ちゃんは心配しすぎだよ~」

「そ、そうだけど…」

「お馬さんの後ろに行かなければ大丈夫だよ~」


 私は少しでも不安になると、色々考えてしまって悪い癖だな。



 柵の向こうでは流鏑馬の為に待機している馬がいるけど、興奮してて怖い。

脚で地面を何度も蹴ってて、落ち着きがない。


「あの馬はちょっと入れ込んでるけど、早そうだね~。ともが発達してて走りそう~」


夕が良くわからない事言ってるけど、入れ込んでるとか、ともとかなんだろう?


「ねえ、夕、何言ってるの?その、入れ込んでるとか、ともとか」

「実はわたしもよくわからないんだ~、お父さんが競馬のパドック?って言うのを見てて言ってる事をマネしたけどね~」

「そ、そう」

 

 そういえば、お父さんもやお休みの時、競馬を見てる時そんな事言ってた気がするけど、よくわからない。


「それより、流鏑馬を見やすい所に移動しない?」

「そうだね~、せっかく来たから流鏑馬もないとね~。見るならこっちのほうがいいよ~」


 屋台と馬場を隔てる柵で混んでいる表側じゃなく、裏門から社殿のある境内に入り正面の楼門からでると馬場にでる。

流鏑馬が行われため、本殿に入る道は通行を遮断されているが、その分社殿側は人が少なず、二の的がすぐ近くだった。


「ここなら人が少ないし~、温海ちゃんも見やすいよね~」

「ありがとう、夕」

「別にいよ~」


 私がお礼を言うと、珍しく夕が照れていた。

そういえば、照れてる夕を見たのは今回が初めてかもしれない。

夕は照れると目を逸らすみたいだから、今後の為に覚えておこう。

お読みいただきありがとうございます。


作中の流鏑馬祭はモデルがあります。

コロナの影響で開催されていなかったものが2023年より再開しました。


ツイッター

@shiizu17

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