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あれから、何日だっただろうか…
警察は犯人を見つけられていない。
クラスメイト達からは、何も情報が得られなかった。
そんな中、俺はファミレスに来ていた。
「なぁ、賢人。もうやめようぜ。」
俺は顔を顔を少し上げて、テーブルに相席している。
奏汰の顔を見る。今日は奏汰に呼ばれてファミレスに来ていた。
「嫌だ。アイツが死んだんだ。警察は役に立たねぇ。誰もがアイツを殺した犯人を探すのを諦めた。俺は諦めねぇ、必ず犯人を捕まえて罪を償ってもらう。」
「だけど…誰も犯人がわかんねぇんだぞ。そんな中で一般人のお前に何が出来んだよ!」
「知らねぇよ!そんなの関係ねぇ。俺は必ず探し出してやるんだ。じゃあな。」
「おい…」
俺はファミレスを出て歩き出す。行く宛もなく…
「ねぇ…君が、賢人くん?」
アイツと昔遊んでいた公園の入口で、髪の短い女に話しかけられた。
「はい、そうですけど…なんですか?今急いでるんで手短にお願いしたいんですけども。」
「そうだねぇ…もし古橋文乃さんを殺したであろう犯人を知っている。と、言ったら君はどうする?」
古橋文乃、俺の幼馴染で殺人事件で殺された大切で大好きだった人の名前だ…
気づいた時には、俺はその女に掴みかかっていた。
「何を知ってる、全部話せ!!」
「まぁまぁ、落ち着きなよ。ゆっくり話そうか。」




