2話
私たちは街に近づくとそこには大きな怪物がいた。
「あ、あれは!?」
「知ってるのニート?」
「あれはやばい奴だ。勝ち目なんか………、いや、れいならあるかも知れない、行ってみようぜ?」
「わかった!やってみる!」
私はその怪物の真上から浮遊魔法を解除して思いっ切り剣を振り落とした。
「GAAAaaaaaaaaaaa!」
その怪物は真っ二つに切れた。
なんとか切れたようだ。
ニートが寄ってきて、「すごいじゃないか!」と言ってくれた。
「おい!」
「私?」
「そうおまえだ。」
どうやら私に話があるようだ。
「おまえプレイヤーだな?トッププレイヤーの龍さんでもきついのに1発で倒すとは……、なかなかやるじゃないか!後ろの男もきていいからちょっときてくれ。」
どうやら悪い人ではなさそうだ。
それにしても龍さん……ってどっかで聞いた気がする………。
私たちはその男について行った。
ギルドという場所に案内された。
「ようこそ冒険者ギルドへ!」
と見覚えのある女の子が飛び出してきた。
「カイトさん何の用ですか?」
「いや、ここにいる女の子のことでだな……」
「そこにいる女の子?……え?零さんじゃないですかっ!」
「私を知ってるの?」
「やだなぁ、忘れちゃったの?私だよ私!ミルさんだよっ!」
「思い出せないですね。」
「ガーン!はっ、もしかして記憶喪失って奴だったりして………そんなことないよね。」
「………」
「えっ!ちょっと本当に記憶喪失なの?」
何か私の身分を証明するものは……。
あっこれだ!
私はミルさんにカードを見せた。
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朝一 零:女
冒険者ランクS
パーティ名『ドラゴン・ゼロ』ランクE
攻略ダンジョン:『ワールドエンドダンジョン』
称号【ワールドエンドダンジョンの初挑戦者】【バトルマスター】【ウェポンマスター】【アーマーマスター】【マジックマスター】【万能】【万能者】【男の娘】【世界の果て】【性転換者】【記憶喪失者】
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ミル「あっこれ冒険者カードじゃん。えーとなになに?………………えーーーーーーーーーっ!」
カイト「どうしたんだ、えーなになには?Sランク!?どうなったんだこれ!」
私を揺さぶるカイトさん。
「ちょ!私にきかないでよ!わからないんだから!」
ミル「とにかく龍さんを呼ばないと!」
ニート「えっ!マジで龍さんに会えるの!?」
「龍さんって人凄いの?」
「あったりまえだ!俺たちプレイヤーのドッププレイヤーだぞ?」
「ヘェ〜凄いんだ。」