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慣れとは恐ろしい

だいたい会話だけで進める予定

物語性は、あまりないです。短編の集まりだと思って頂ければ、そんな感じです。

同居開始から五年。

高校を卒業して大学になった俺と、大学を卒業して社会人になった姉さん。


ひとつ屋根の下、男と女。……世話になっている事と俺が俺の思っている以上にヘタレだった事で、間違いなんて起きなかった。


むしろ、姉さんは俺をそういう目では見ないのだろう…。


「せーねーん、風呂空いたよ―」


「後で入るわ。

…つか姉さん、一応俺も居るんだからいい加減風呂上がりにシャツ一枚でうろつくのは止めてくれ」


「ははは、この五年で襲う勇気もないヘタレ君が何を言う。

それに下着は着てるよ。安心しなされ」


「できねぇよ」


「私の下着なんて、見慣れてるだろう?洗濯しているわけだし」


「まぁ…否定はしないわ。

初めて洗濯した時は、だいぶ恥ずかしかったけどな」


「だからって外に晒すのはよろしくない。私だって恥ずかしかったんだから」


「あの後は気を使ってるだろ。

ってか、手洗いを自分でする時は自分で干すんだから、いつもそうしてくれよ」


「いつも自分で洗うわけじゃないから」


「…いつも洗ってくれていいって意味だ」


「ははは、青年には感謝してるよ」


「へいへい」


可愛らしい笑みを見せる姉さんを横目に俺は風呂場へと向かう。


ちょっと照れてしまったのが表情に出たのだろうか…姉さんの勝ち誇ったような笑みが、無性に悔しかった。

そして、それを可愛いとか思ってしまって…更に悔しかった。

だいたいこんな感じで書く予定。

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