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馬車と共にいざゆかん  作者: おそめた
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第1話

説明多いけど、少しずつ前進。

 友人を見送った後、神様に色々質問や交渉を行い、現在森の中に転送された。


 少し高い山の中腹の森らしく、開けた場所から山の麓が一望できた。見渡す限り森である。右下の方に沢が見えたので、沢沿いに下っていけばいつか街か街道に出るのではないだろうか。



 とりあえず今は馬車の中である。神様(?)から頂いたチートを確認するために馬車の中にいる。


 この馬車は神様(?)から頂いた物である。ゆえにチート馬車なのだ。


 貰ったチートの1つ目は、この結界付き拡張馬車なんだが、文字通り結界で覆われているため、物理・魔法攻撃をうけつけない。しかも、拡張できるようにお願いしたので、そういう機能がついている。安全に旅をするためには必須だったので、必死にお願いした甲斐があった。

 

 2つ目は、死ぬ時に車に積んでいた荷物をすべて無限に取り出せるように、馬車の内部に設置してもらった。10日間山奥でキャンプするための燃料や食料キャンプ用品等である。ある意味一番もって行きたかったものである。神様(?)に感謝。


 3つ目が、タブレット端末の魔動具化及び死ぬ直前までの地球の情報の閲覧ができるようにする。


 あくまで情報の閲覧だけであるが、アニメやドラマ、映画までもすべて見ることができる。正直、要求した時は無理だろうなと思っていたので、通った時は驚いた。


 4つ目は、いわゆるアイテムボックスというやつだ。無限収納、時間停止という夢の魔法スキルである。


 5つ目は、索敵Lv7だ。安全にこの森を抜ける為、これからの冒険の為には必要なスキルだ。



 この5つのチートを貰い、現地の服装、お金少々、フツメンの10歳♂を選んでこの森に転送されたのが、つい30分程前。周りに魔獣がいないとも限らないので、急いで森の少し開けた場所を探し、教えてもらった方法でアイテムボックスの中から馬車を出して中に入り一息ついたところだ。


 さて、この馬車の大きさは縦4m横2.5m高さ2m(地面からは3m)程の大きさがあり、側面に横スライド式の木製の窓が左右に付いている。馬車の内側には座席は無く、後方側面にカウンターテーブルのような木の板が付いているだけであった。また、前方右側面に大型のタブレットが装着されている。


 タブレットを起動させると、

 ①馬車結界設定

 ②馬車拡張

 ③外部映像

 ④異世界物品

 ⑤異世界情報閲覧

の5つのアイコンがあった。


 んー、とりあえず馬車結界設定っと・・・内部からの音、匂い、光の遮断と、外部からの音と匂いを遮断しておくか。・・・よし、これで大丈夫だな。

あとは地球から持ち込んだ物は・・・異世界物品か。カップラーメンでも出してみるか。


 タブレットを操作し、異世界物品からカップラーメンをタップして「取り出す」を押すと


 お?カウンターテーブルにカップラーメンが出たぞ、ついでに水(2ℓ)とガスカートリッジとバーナーも出すとするか。


 丁度お腹が空いていたので、カップラーメンを食べることにした。


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