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欲しいものは  作者: 郁哉
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わけがわからない

姉妹が異世界に飛ばされて頑張って生き抜く話です。

突然のことだった。

さっきまで私は大学生の姉と一緒に食事をしていたところだった。なのに今は豪華な服装の大人たちが大勢いて私を取り囲んでいる。出で立ちはまるでファンタジーゲームに出てくるキャラのようだった。貴族、騎士、魔法使い、僧侶、そして王。


わけがわからない…


沈黙を切ったのは老いた僧侶だった。

「よくお越しくださいました。巫子様」

周りも一斉に喋り始めた。


「まさか本当に成功するとは」


「これで我が国も安泰ですな」


「しかし幾らか若すぎるのでは」


「いや、女は若いに越したことがない」


「女と言うよりは子供ですな」


みこ?私の名前は伊吹だ。そんな人知らない。あと、それ私の悪口だろ。みんなが騒いでるのを王らしき人が静めた。


「みな、静まらんか、巫子が動揺しておる。フェリクス」


「は、陛下」


王に一番近い神経質そうな側近が答えた。


「お初にお目にかかります。巫子様。あなは我が帝国ウィルド帝国の繁栄のため遣わされたのです」


まるで光栄でしょう、とでも言いたげな顔つきだった。説明してもらい理解したが望んでないし嬉しくもない。


「ご理解頂けたでしょか」

そう言って侍女らしき人たちを呼び、私は連れてかれ服をはぎ取られ体を清められ豪華で広い部屋に連れてかれた。


「わけがわからない…」


読んで頂きありがとうございます。一度異世界召喚もの書いてみたかったので書いてみました。

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