第三話、男子校に女の子!?
ちょっとエロ用語入ります。
朝はやくのせいか学校内に人があまりいなく私の足音が響く。なぜ学校にはやく来てるかと言うと部活の朝練だからという理由とみんなが来る前に更衣室で着替えなきゃだからだ。ここは男子校。だから当然女子専用の更衣室なんてないし。
私は更衣室に着くといきよいよくドアを開けた。
ガチャーン!
「キっ…キャー」
とたんに中から叫び声が聞こえた。
中を見ると女の子っぽい子がいる。
なんだこいつ!男子のくせにブラジャーしてる…気持ち悪。
てかてか本当に女の子みたいな顔。しかもスタイルいいなぁ〜。絶対女子だったらモテるな。
「なっなんなんですか?叫んだのに人の着替え見て…」
あわてているのか声が震えているし言葉の文章がおかしい。
「いいじゃん別に。お互い男なんだしさ」
可愛い男の子はえっ?という目で私を見た。
「私、女です。」
え?一瞬なんて言ったかよくわからなくて私の頭は混乱した。
「えっえっ?えっと俺よくわからなくて女の子が男子校にいるなんて…」
「わかったんなら早くでてってください!」
女の子は頬を赤く染めながら叫んだ。
「ごめんなさい!」
私はいきよいよく更衣室をとび出した。
「ははははは。お前花音の着替え覗いたのか」
「違いますよ!事故です!」
私は由季の兄貴に相変わらずいじめられていた。
「そうやって人からかうのやめてください。光くん知らなかったらしいじゃないですか汰季先輩。」
由季の兄貴汰季っていうのか初めて知った。それにしても、花音ちゃんだっけ?必死に私をかばってくれていい子だな。なんでも部活は清華女子と合同でできるので花音ちゃんは男子サッカー部のマネージャーをしたくてこのむさ苦しいとこにいるらしい。
「お前ひよっとしてこんな女男好きなのかよ〜。だったらやめとけ。こいつ絶対女抱いたことないから慣れるまで痛いぞ〜」
「本当に人をからかうのもいい加減にしてくださいよ!それに女男とか光くんに失礼ですよ」
花音ちゃんが汰季先輩を睨みつける。
「あーあ。本当に惚れてんじゃね汰季?俺が花音の処女奪いたかったのになぁ〜」
サッカー部の他の先輩が話に割り込んできた。
「そうかもな昴。おい!女男。花音なんて胸はでかいしスタイルいいし上玉だせ?お前が抱くにはもったいない。初めては俺。な?」
汰季先輩が肩をくんできた。
「こいつ胸でかいしきっと乳輪もでかいし、乳首もかなり立つと思うぜ!俺もHしてぇ」
あははははとサッカー部の連中はみんな笑ってるなにがおかしいんだ?
女をいじめてなにが楽しいんだ?
私はとうとうキレた。
「お前らいい加減にしろ!」
私は手始めに一番近いやつに殴りかかる。相手は男でもあごをおもいっきり殴ればダメージはでかい。
「なんだこの一年?みんなやっちまえー」
最初は良かったが当然大人数と1人では勝ち目がなかった。でも、あの場で殴ってあげたかった。
私はボコボコにされた。
「けっ。これで今日は勘弁してやるよ女男。」
汰季先輩は私に唾をかけて去っていった。汰季先輩がいなくなると他の連中も去っていった。
…兄弟でも本当に由季とは違うな…
「私のせいでごめんなさい」
花音ちゃんは泣きながら私の血を拭いてくれた。
「俺は大丈夫だよ。巻き込んじゃってごめんね」
私は精一杯笑ってみせた。
「ごめんなさい。汰季先輩気にくわない人がいるとすぐ殴ったりするの。だから歯向かえない人もいて…従いたくない人もいるんだよ!」
「そっか。花音ちゃんも大変だね。学校まで送ってくよ」
花音ちゃんはいきなり照れだした。
「私女子校だからすぐ変な噂たって光くんに迷惑かけるし…」
花音ちゃん可愛いなぁ。
「大丈夫大丈夫。俺そういうの気にしないし。それに花音ちゃんみたいな子と付き合ってるとか噂なったら嬉しいよ。」
花音ちゃんは頬を赤らめる。
「うん。じゃあ…お願いします。」
「よし!行こう!」
私は花音ちゃんの手をとって繋ぎ歩きはめる。
「えっえ!?手繋ぐと絶対誤解されるよ」
「嫌なの?」
花音ちゃんは首を大きく横に振る。
「良かった」
私は歩きはじめ清華女子校に向かって歩き始めると学生の視線が私と花音ちゃんに集中した。
「花音おっはよ〜。なになに彼氏とラブラブ登校かぁ〜」
1人の女の子が近づいてきた。どうやら花音ちゃんの友達らしい。
「なっ渚違うよ〃サッカー部の人で学校に送ってくれただけ」
渚と呼ばれた子はニヤニヤしながら花音ちゃんを見ている。
「へーそっかぁ。じゃあ私が狙っちゃおっかな〜」
「え!?」
私と花音ちゃんの声が重なる。
「だって顔整ってるしわりとカッコいいしタイプかも♪名前何て言うんですか?」
私女です!って言いたい…はぁ…なんでこんな顔なんだ…
「高杉 光です」
「光くんね♪よろしく。私は渡辺 渚。そうだアドレス教えてー」
仕方なく携帯をとりだしアドレスを交換した。花音ちゃんの方を見るとどうしようとあわてている。
「なに?花音も光くんのしりたいの?」
「…うん」
どわぁぁぁ!
かっ可愛い〃
「やっぱり好きなんじゃん(ボソ)」
「そっそんなんじゃないってばー」
花音ちゃんが渚さんをポカポカ叩いている。
「俺も知りたいな。花音ちゃんよかったら教えて」
「うん〃」
アドレスを花音ちゃんと交換し終わった。
「なんだ…二人ともすでにラブラブなんだ。ちぇっ」
「だから違うってば渚!」
気のせいか花音ちゃんの顔は真っ赤だ。
「大丈夫?花音ちゃん顔赤いよ」
「だっ大丈夫だから光くんは学校行って」
「うっうん」
なぜか花音ちゃんは慌てていた。




