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葛藤

どうして忘れていたんだろう。

私はご主人様でゆうくんは奴隷。

そんな簡単な構図を忘れて、恋した私はゆうくんの為だなんて言ったんだ。

私はゆうくんが皆と同じ用に幸せになればと思った。

でも違った。私とゆうくんがそんな平凡な幸せを手に入れることが間違っていた。

私は未成年を泊めてる犯罪者。

ゆうくんはそんな状況に喜んでいる変態。

社会に溶け込もうだなんて無理があった。

私達は異常者だ。


ゆうくんの猿ぐつわを無理やりずらし頭を掴んで引き寄せる。


「ねえゆうくん?随分と楽しそうだね」

「みゆきさんのお仕置き好きです、、」


ほら。狂ってる。

もう手を出したんだ。行けるとこまで行ってやろうじゃないの。


「ゆうくんはたしか歩けなくなると興奮するんだよね?」


ゆうくんのアキレス腱を切ったらって話をした時に興奮していたのを思い出した。

ベットの下に隠しておいた木刀を取り出し、悲鳴が漏れないようにしっかりと猿ぐつわを噛ませる。


「これがゆうくんの望んだ未来だから」


私は何度も振り下ろした。

手に伝わる振動からかなりの衝撃だったのがわかる。


「うっ、、、うっ、、」

「泣いてるの?ゆうくんこれがいいんじゃないの?」


こくんと頷く。

あぁ泣きながら笑ってる。

安心した。これ程の痛みを受けてなお興奮しているのだから本当に私と一緒に死んでくれるに違いない。


「ゆうくん。私がぬるかったよねごめんね。

今日からはちゃんと奴隷として扱うから」

「はぁひ」


情けない返事。

そうだ私がなんでゆうくんの将来のこと考えないといけないんだ。

ゆうくんはこうされているのが一番幸せって言ってるんだから。

私としてもこんな可愛い子の泣き顔なんて興奮するに決まってる。

私に虐められてるのに私から離れられないだなんて最高に私に依存してるじゃない。


「ほらゆうくんおいでー」


手錠と足枷を外して2、3歩離れた位置からゆうくんを呼ぶ。


「ん、!ん、!んっ!」


必死に床に這いつくばりながら私の方にくる。

やっぱりゆうくんの心は私が全て支配していなくちゃ。

ゆうくんの喜怒哀楽は全て私の気分次第。


「ゆうくんよくここまで来れたねご褒美に」


可愛い首筋にかぶり付く。

まだ若くハリのある肌が私の歯に傷付けられる。


「ん、!んん!」


ゆうくん体を震わせて喜んじゃって。

そんな姿見ちゃったら私もっと力が入っちゃう。


「んー!!!!」


口の中に血の味が充満する。ゆうくんの血の味だ。

流れたりしたら勿体無いから吸ってあげた。

今どんな気持ちか知りたいから再度猿ぐつわを取ってあげる。


「はぁ、はぁ、はぁ、みゆきさん激しくて好きぃー」

「ゆうくんにとって私はなに?」

「とっても大好きなご主人様です」


全く曇りのない笑顔で言ってくるんだから可愛すぎて困る。

あぁもっと歪めたい。

ゆうくんの可愛い顔を苦痛で歪めたい。


「みゆきさ、、、ん、、、」

「ゆうくん!?」


ゆうくんは私の名前を言いながら力なく私の体にもたれかかった。

幸せそうな顔して寝てる。


「ゆうくん、、、まあ仕方ない。また今度にしよっかな」


寝ているゆうくんの頭をそっと撫でる。

私に全てを握られコントロールされ快感に溺れて気を失って大好きなご主人様にもたれかかって寝ている。

どこからどうみても今のゆうくんは幸せそうじゃないか。

何も迷うことなかった。





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