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026 旧、第三特攻隊【アスカ‐001親衛隊】として始動

「では、これで第三特攻隊は解散よ!・・そしてこれからは【アスカ‐001親衛隊】として始動するわ!」

「「「おーーーー!!!」」」


これは、かねてから最高神アスカが計画していた世界運営の一環で、信頼絶大の元レディースチームメンバーを中心に、多くの親衛隊を少人数単位に作り、天界中に派遣して目の届きにくい各天界の情報収集と、遊びに行く際の拠点の確保を目指していた。

天界は天界神の自治区のため他の神の介入を嫌うが、最高権力者の私の名前を使っている限り、表向きに拒まれることはない。もし拒めば「何かあるのか!?」と、神界の精鋭付きで厳格な調査が入る予定だ。

戦争が終結後、世界が安定して10年。そろそろ心のタガも緩む頃だろう。

元レディースメンバーはエーテルとの戦争でほぼ戦死しているが、既に魂を冥界で確保(個々に許可は得ている)しているので問題はない。

そして事あるごとに「あそこの親衛隊の要請だ!」と嬉々として出撃する予定なのだ。もちろん元レディース側近の四天王にも業務分担して分かち合うつもりだ。

みな、中学まで不遇なものが多かった事もあるが、レディース【天上天下唯我独尊】の時代はレディースが自宅であり、青春のすべてが揃っていた。

堅物の四天王といえども、まばゆい青春、その夢の続きを望まない訳はない。以前構想を話した際には好感触だった。

特にアスカは今回エリカ達と出会い、一緒に特訓をして、その想いが増しに増して予定していた計画を早めることにした。その計画の先陣が【アスカ‐001親衛隊】なのだ。


「盛り上がっているところ悪いが、お前らは我が獣王国セバスチャンの領域に侵入したのだ。不法入国は・・重罪だ!」

「・・・セバスチャン?」

「そうだ!至高の種族であるセバスチャン族が興した国、それが獣王国セバスチャンだ」

わんこの獣人20名位が森の出口に待ち構えていて、何やらキャンキャン喚いている。

しかしセバスチャン?どこかで聞いたような?その疑問に副隊長が答えてくれた。

「総長・・これからはアスカ様ですね。そのアスカ様が『有能な執事の名前はセバスチャンだ』とよく仰ってました」

「え・・・執事?」「はい」

「ぶっ!私達有能執事国に襲われてますーwww」「「「ぎゃははははーー!!!」」」

お前たち・・相手が自慢げに話す国のことをいきなりバカにしたら・・

「お・・おのれ下郎共!セバスチャン族を・・奴隷だと!」注:執事は奴隷ではない。

「「「許さんぞ!」」」「殺せーーー!!!」

あーあ・・・まあ、いいか。まずは隊長である私が、親衛隊の初仕事をするということで決まっている。


「闘氣・・『魔王発氣』!」

特殊な発氣を発動すると、ダークエルフの豊潤な体付きが変化する。大きな胸がしぼみ、大きめなおしりも引き締まり、最終的には3m程の筋骨隆々の体に変化する。「かっこいいから」と変身時に角が生えるようにも調整もされている。

「そして、スキル【魔王の衣】」体の周囲に沿って、濃密な瘴気の膜のようなものが出来上がる。

魔王には特殊な波動が出ているらしく、それを発氣に混ぜ込んで闘氣として活用したら、体が変形するほどの身体強化をした。それが『魔王発氣』だ。

これに【剛力】を加えると大変なことになるので、今回はお預けだ。

スキル魔王の衣は、強大な魔王が自然と垂れ流すらしい瘴気(瘴気なんて今まで出たことがなかった)、それを防御壁として体に纏う。これに触れるだけで・・・


「な・・!?」「おぞましい!」「くそがー!化け物めー!」

恐怖に支配された一匹のわんころが棍棒を振り下ろしてきたが、魔王の衣に触れた途端にボロボロになった。魔王の衣は各種エネルギーを吸い取るのだ。

「ん?・・・今何かしたの?」

これを必ず言え!とテンプレ好きのアスカ様に命じられている。あとは・・・


「エルフの同胞よ!四陣の北の魔王アマンディーヌだ!貴方方は和平を求める同胞に対し下郎を使い2度の攻撃を行った。これは明確な敵対行為だ!ならば暴力では暴力で返答させていただこう!亜人連邦国ドミトリーのすべてを滅ぼしてくれようぞ!・・謝るなら王自ら、手遅れになる前にすることだな!はははは!」


ノリノリで脅すように命じられている「「「「いよ!魔王様!」」」・・うるさい!

流石に【魔王の衣】はこいつらにはオーバースペックなので『魔王発氣』の身体強化のみで簡単にあしらった。色々聞きたいこともあるので、殺さないように。

「うわー、これが魔王の力か〜。逆に今までは何なのよー!って言いたくなる・・ううっ、始めからこの力があれば・・」

「間違いなく、慢心して死んていたでしょうね」うっ!?副隊長の的確な返答。

初めからこんな力があったら、力に溺れて、他の魔王と率先して戦った後、各国の強さに非常にまずい状況に陥り、最終的に本当の意味での悪辣な魔王に覚醒していたのでは?と思う。


「さあ、ついに私の出番アルね!」

たぬき姿の李劉鄭イ・リュウ・ジョン(在日韓国)が言葉を発する。

「天心さん、何度も言いますが、アルね!は中国のキャラクターが使うの。韓国の言葉ではないわよ」

副隊長の指摘に「そんなこと無いアルね!総長・・いやアスカ様から『アルね!免許皆伝』を貰ってますからー!・・アルね」と断固拒否をする。


・・・早く使いこなそうね。あ、天心とは李劉鄭イ・リュウ・ジョンの自称している名前です。理由は「本名は可愛くないアルよ!」だそうです。



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