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16話 交渉、そして

「はっ……はっ……」


 心臓が早鐘を打つ。荒くなる呼吸を意識的に整えて、外の気配を窺った。


 小さな馬車の中では、震える侍女と2人きり。

 外で戦ってくれているのは護衛騎士と……御者もだろうか。

 御者は年若い方だったのを覚えている。


(……まだ近くに他家の令嬢の馬車があってもおかしくない)


 そこまで距離は離れてないはずよ?


「……っ!」


 どれだけの人数に襲われているのか。

 2人だけでは抵抗する暇もないかもしれない。


(私、大声は張り上げられる? 分からない、記憶にない……)


 助けを呼ぶ為に声を張り上げれば、近くを通るかもしれない彼女達の耳に届く可能性もある。


 侍女は震えているから、きっと難しいだろう。


(彼女だけでも逃がす? 私だけでも……逃げる?)


 今の私は『エバンス子爵令嬢』だ。貴い存在にはたしかになっただろう。

 『書類上』は。


 だけど、本当は?

 ……私は、ただの平民上がり。『価値』において、きっと子爵家に仕える彼らの方が大切。

 だから犠牲になるならば。


(襲撃者は何を目的にしているの?)


 金銭だろうか。

 今日、この辺りで下位貴族の令嬢が集まるかもしれない、と話が漏れていた?

 だから、この日を狙って、誰でもいいから……。


 狙われているのは『私』という個人ではなく、貴族令嬢でさえあればいいのかもしれない。

 そして、たまたま私達が引っ掛かって?


(……どちらにしても)


 今、すべき事は。



「……貴方は静かに。隠れているのよ? それも貴方の『仕事』だから。誰かが来たら真実を伝える。それが貴方の役目」

「え?」


 私は震える侍女を安心させるようにニコリと微笑んだ。

 私だって怖い。

 だけど、そんな恐怖をどうにか理性で抑え込んだの。


(私は……シャーロット。シャーロット・エバンス子爵令嬢。貴族の娘。……だから)


 今はもう『守る立場』なのだ。

 護衛騎士に守られる事も、もちろん役割ではあるのだろう。


 だが、それと同時に。

 『戦って勝てない』状況に、『戦闘』に陥らせてしまった時。

 下についてきてくれた者たちを、出来るかぎり救って見せるのもまた『義務』だ。


 この首ひとつで臣下の命が、民の命が救えるならば。

 差し出して見せるのもまた、貴族。

 上に立つ者の務めなれば。



「…………」


 恐れるな。怯えるな。

 ただの震える小娘だと相手にみくびらせるな。

 見下されるだけでは蹂躙されるのみ。


 背筋を伸ばせ。優雅に振る舞え。

 微笑みを絶やすな。

 私の『価値』こそが手札のひとつ。


 この女に価値があるのだと、相手に思わせればいい。

 たとえ不利な条件であろうとも、それだけで『交渉』の場を作れる。


 ……美しい女である事さえも『価値』だろう。

 相手が目的としているものがそうかもしれないなら。


 愛しい人の顔がちらつく。

 己の愛を捧げたいという希望と、それを失わねばならない絶望が天秤の秤に載せられて。


 それでも天秤の支柱は揺らがず、変える事のできない宿命。



「あ、あ、シャー……」

「静かに。貴方は隠れるの。けして姿を見せないで」


 座席に敷かれていた布と、座席下に作られている『空洞』に侍女を隠れさせた。

 一見すれば無人の馬車。


 もちろん『目当て』の人間が隠れており、侍女の姿しか見つけられなかったなら、こんな場所はすぐに見つかるだろう。

 だけど彼等が求めるものは、きっと私だから。


(これなら侍女は守る事ができるはず)



 私は堂々と馬車の扉を開いた。


(走って逃げる、という選択肢は……ない)


 まず、私の服装と脚力、体力では、すぐに追いつかれてしまうだろう。

 『逃げる』ような女だと思わせてはダメだ。

 それは相手へ見せてしまう弱み。


 だから。



「──あら。外が騒がしいと思ったら。ずいぶんと人が集まっていらっしゃるのねぇ?」


 場違いなほどに優雅に。

 或いは世間知らずなお嬢様だとさえ誤解しかねないほど。


「……あ?」

「なっ……!」

「おっ」


 戦闘していた。


 相手は見える限り6人ほど。伏兵も潜んでいるかもしれない。

 やはり御者も戦ってくれていた様子で6対2。


 実力差があればどうにか覆せたかもしれないけれど、様子からして分が悪い戦況。

 あのまま馬車の中で震えていては、きっと彼らは殺されていただろう。



「貴方がた。ご用事があるならば私が答えて差し上げてよ」


 場違いな私の登場。

 きっと彼らにとっては騎士を退けて取り囲んだ馬車から、怯える小娘を無理矢理に引き摺り出す予定だったのだろう。


 だからこそ場違いに馬車から出てきた私の姿に、彼ら全員が動きを止めた。



(見るからに雑兵といった風情。練度の高く、統率の取れたグループではない……)


 そのように偽装している騎士たちという線もなくはない。

 だが、ニヤついた表情からその線はなさそうに見えた。


(本職の方が、この状況で、あのように油断した表情は浮かべないでしょう)


 ならば彼らは、ただの破落戸(ごろつき)か。


(『交渉』内容は最悪なものになりそう……)


 他家の騎士団が闇にまぎれて襲ってきた、という方がマシかもしれない。

 その目的が『ただの女』である可能性が出てきた。


 貴族令嬢が捕まえられそうだったから襲った。

 ただそれだけ。



「……ふふ」


 ニコリ、と先頭のリーダーらしき男に微笑みを向ける。


 場違いであるほどにいい。

 襲いかからんとする相手の勢いを削いで見せた。


「2人共。武器を下ろして後ろに下がりなさい? 彼らは私に用事があるのでしょう?」

「な……ん……、で」


 味方の護衛騎士が驚愕して私を見ている。

 御者だった彼もそうだ。


「ふふ」


 そんな彼らにも優雅な微笑みを向けた。

 戦闘の緊張感と高揚に包まれていた場を私は微笑みで支配する。


「私が下がりなさいと命じたのよ?

 この私、シャーロット・エバンス子爵令嬢が。

 私の命が聞けないと?

 武器を下ろして後ろに下がりなさい。これは命令よ。

 貴方たちは今、私の下につく者に過ぎないのだから」


 高慢に。

 そして相手に戦意を生じさせないように。


 前衛に立つ者が戦闘に長ける者だからこそ。

 武器を下ろして『引け』という命令に、敵である彼らも動き出さずにいる。


 たとえ数で上回っていようと、少しの時間を持ち堪えて見せたのだ。

 1対1となれば相手に勝つだけの力量がこちらの騎士にはある。


 だからこそ、このまま戦闘を続ければ彼等の内、誰かは『怪我』を負ったかもしれない。

 その危険がなくなるのだから、と。

 彼等側の末端は思うはず。


 私の命令と空気に呑まれ、護衛騎士は下がりながら……武器を下ろした。


「ふふ。ありがとう。あとは私に委ねるように」

「…………」


 顔には『なぜ』と書かれている。

 騎士として、この状況はよくはないだろう。


 守るべき貴人を危険にさらし、己が生き残るという事を苦に思うかもしれない。

 だけど戦って誇りを守れる状況でさえないのよ。


 戦う事に意味のある戦い……。

 そんな状況にさえしてあげられなかったのは、上に立つ者の失敗でしかない。

 だったら彼らの命は私が守らなければいけないわ。


 ……無駄に命を散らす必要は、ない。



「それで。貴方たちは何をしに、こちらにいらっしゃったの?」


 あくまで微笑みを絶やさず。

 身体が震えないように自然体で彼らに話し掛ける。


「……あ? あー……」


 動きを止め、呑まれてしまった彼らは油断だらけに見えた。

 でも、それはあちらに余裕があるからに過ぎないわ。


 私が逃げようと走り去っていたなら、きっとすぐに追いかけてきていただろう。

 まさか堂々と私が前に出てきて、どころか護衛騎士を下がらせるなんて状況に面食らっているだけ。


 少なくとも有利に交渉を進められる状況ではない。

 あちらも引きはしないでしょう。


 だから私がするべき事は……従者3人の助命嘆願のみ。

 それも出来れば侍女のことは存在すら知られたくはない。


 既に把握されている可能性は、もちろんあるけれど……。

 ……私は冷酷にも、彼らを守ると息巻いておきながら段階的な目くらましにするつもりだった。


 私が手に入り。

 やはり見逃せないと、御者と騎士は殺されてしまうかもしれない。


 ……その時は。

 いや、そうなる前に。


 私は出来るかぎり大声を上げて助けを呼ぶ。

 彼らの『目的』を達成させ、状況を動かす。


 『目的が達成できたのだから、こんな場所からはすぐに離れよう』と。

 そう彼らに思わせる事が出来たならば、座席の下、布に隠された場所に隠れている侍女は見逃す可能性が高まる。


(そうすれば遅くとも事態はエバンス家に伝わる)


 そうしたら捕まる私も、もしかしたら命が助かるかもしれない。

 ……尊厳は踏みにじられるかもしれないとしても、だ。


(これがこの状況で、今の私が最大限にできること)


 抗う武力はない。逃走する足はない。



「……ふ」


 彼等の言葉を待ち、微笑みを浮かべ続けた。


「お前を連れて来いってよ」

「私を?」


 こてん、と首を傾げてみせたわ。

 空気を読まないように。


「私、シャーロット・エバンスですわ。人違いではなく『私を』かしら?」

「そうだよ!」

「……ただの通り掛かった貴族令嬢を、ではなく。『シャーロット・エバンスを』連れて来い、と?」

「そうだと言ってんだろうが!」


 ということは明確に『私が』狙われている?

 一体なぜ、誰に?


 思い当たる相手がそれこそカルミラさんしか居ないのだけれど。

 こんな真似をする予定だったならば、あの『女としての』宣戦布告はなんだったの、という話になる。


 エバンス家の令嬢を狙うにしても、狙うのは私でいいの? でしょう。

 だって私は養子に過ぎない。


 エバンス家に恨みを持っているのだとしたら捕まえたって切り捨てる可能性の高い養子では……。



「……そう。どなたかが私を呼んでいらっしゃるのねぇ」


 間の抜けたような言葉を吐きながら、少し時間を空けて。


「では、ご招待をお受けしますわ。せっかくのお招きですものね? ふふ」

「は?」


 彼らが独自に襲う目的を持っているのではなく。

 『誰か』に『連れて来る』ように命令、依頼などを受けた男達。


 当然、ロクな相手ではないのは間違いない。

 正当に用があるなら、真っ当な形で呼び出せばいいのだから。


「私の命を奪えとは言われていらっしゃらないのでしょう? ならば私は、このまま貴方がたについていきますわ」


 そして私は優雅に前に歩み出る。


「ご招待主のお名前は伏せていらっしゃるのかしら?」

「…………」


 私の行動に呆気にとられる彼ら。

 毒気を抜かれた、かしら。


「あら。どうされましたの? 連れていってくださるのでは?」

「へ……、す、素直じゃねぇか? あ、じゃあ、」


 と。先頭の男が下卑た顔をして手を伸ばそうとしてくる。

 油断と余裕から見下し、私を『従順』か、或いは『間抜け』と判断したか。


「触るな!」

「!?」


 キンっ、と通る声が出せた。

 怯えが乗らない声だ。


 それで私に触れようとした男を一喝する。

 ただの間抜けと思われれば無遠慮に触れられる。


 どうしようもないとしても、それは可能な限り避けたかった。



「……あら。ごめんあそばせ。ですが、貴方程度が触れていい身でないのは理解してくださるかしら? どうやら私を連れて来いと命じた何者かがいらっしゃるご様子。……そのお方は、本当に貴方が私にそのように触れる事を許したのかしら?」


 どういう命令で、どういう力関係で彼等が動いているのか。

 私はそれを把握できない。


 けれど、ならず者が従うだけの理由があるなら、権力か武力が秀でた者のはず。

 その誰かが私を望んでいる、というのなら。


「このアマっ……」

「おい、やめろ!」


 と。彼等の間で意見が割れた。


 私の態度に怒りを示す者。

 従順で間抜けと見下していた者が己の言う事を聞かなかった、と。


 そして、それを諫めようとする者。

 そんな者が出るということは、彼らにとって私に『価値』があるということ。

 彼等の裏に居る何者かが私を望み、彼らはその望みを叶える為に動かなければならない。


 私の『価値』を彼らという集団が『認識』した。

 このタイミングだ。



「ああ、それから。あちらにいる私の従者の『2人』を傷付けることは止めていただける?」

「ああ!?」


「……せっかく私が無傷で手に入ると言うのに。死に者狂いの抵抗でもして欲しいのかしら?

 そうしたら、この美しい顔に傷がつくかもしれないわねぇ……?

 それを『誰か』さんは本当にお望み?

 私はいいのよ? それでもね。

 ええ、思う存分、抵抗してみせるわ。

 だけど、それで貴方たちは許されるかしら、ね?」


「ぐっ……!? てめぇ……!」


「それに。彼らの命を奪うと言うのなら、もう先程下した私の命令は無効よ。

 そうすれば私の騎士もまた死に物狂いで抵抗するわ。

 だって自分の命は大事でしょう?

 そうしたら……ふふ。

 貴方達だって、せっかく無傷でこの場を終わらせる事が出来たのに。

 もしかしたら今度は……『怪我』を負うかもしれないわねぇ……? ふふ。

 その怪我、貴方達は、きちんと手当てして貰えるの?」


「っ……」


 彼らの視線が泳ぐ。

 歯を食いしばって耐えてくれている騎士様の鋭い眼光と。

 余裕の微笑みを浮かべる私の顔を見比べる。


 制圧の自信はあるのだろう。だって人数が違う。


 だが当初の目的は達している。

 私は既に彼らの手中にあるも同然。


 ただ放置するのは良くないからと、御者と護衛騎士を殺したくはある。


 ……彼等の頭の中に天秤があり、制圧と抹殺のリスクとリターンを計算している最中。

 ここから騎士を襲えばたしかに反撃を受けるかもしれない。


 だが、その反撃を誰が受けるのか。


 そうならない為に私を人質に取れば?

 だが、私を傷付けた場合、背後に居る何者かは自分たちをどう思うか。



「ああ、もう一つ。言わせていただくわ。私、先程、茶会を済ませた後なの」

「あ?」


「……ふふ。だから、ねぇ?

 まだ近くに他家のご令嬢とご子息、その護衛につく複数人の騎士たちが……近くに居るかもしれないわ?

 騒ぎが長引く程に彼らに伝わる可能性は高まる。

 ふふふ。ええ、いいのよ。いいですわよ?

 貴方たちが、もっとこの場に居る時間を長引かせたいとおっしゃるならば。

 ああ、先に行った馬車が忘れ物でもされて、戻ってくるかもしれないわねぇ?

 そうしたら貴方達は……ふふ、ふふふ」


 少しだけ圧を込めて。

 『希代の悪女』にでもなったように、微笑みに毒を混ぜた。


 彼らの中の天秤を揺らす。


 リスクの方が重たいと。

 さっさとこの場から去った方が良いと、そう思えるように。



「チッ! クソが……! やって、」

「おい、行くぞ! この女さえ居りゃいいんだ!」

「そ、そうだそうだ! 俺ぁごめんだぜ、とっ捕まんのはよ!」

「てめぇら、こんなクソアマに乗せられてんじゃねぇぞ!」


 ──今。


 私は、視線と顔を私から外した、一番粗暴なリーダー格の男に。


 パァンッ!


「っ!?」


 その男の横顔を思い切り引っ叩いた。

 突然の出来事に彼等の思考が割かれ、また動きが止まる。



「2人共! 大声を上げなさい! 逃げて! 助けを呼びなさい! 私の命よりも、この者達を『皆殺し』にできる騎士をここに呼び寄せなさい! すぐ近くにいるわ! まだ間に合うはずッ!! 他家の騎士団が近くにいるッ!!」


 ハッタリと願望を混ぜて、彼等にも『情報』を植え付けて。


「がっ! てめっ、このバカ女がぁッ!!」

「っ!!」


 顔を守るように両腕で頭を覆う。


 ガッ!! と衝撃と痛みが両腕を襲って、私の身体は軽く飛ばされてしまった。


「あっ!」


 私は衝撃のまま、あえて、その場に倒れ、うずくまって。


「うぉおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

「ぁあああああああああああああああッ!!」


「あ、てめぇらッ!」


 御者と騎士が、私を守る為に立ち向かうのではなく、私の命令に従って大声を張り上げながら、別々の方向に走り去った。


(それでいいの)


 ここで戦っても、勝てない。

 立ち向かっても私は守れない。

 だから、それが正しい。


 ……でも。


(ごめんなさい、騎士様。貴方のプライドを傷つけてしまった)


 今も馬車の中で怯える侍女にも、見捨てられたように感じさせてしまったかもしれない。

 どうか私の意図が伝わっていたなら。

 そのまま隠れ続けていて、見つからないで。



「くそっ、逃がすなっ……」

「おい! それよりもう行くぞ!」

「そうだ!」

「くそっ……このバカがッ!!」

「ぐっ……!」


 縮こまって、丸まって、内臓を潰されないように私は耐えた。

 身体を守っていた両足や腕を蹴られ、激しい痛みを覚える。


(っ……! 痛いっ……!)


「おい、だから止めろっての!! 後でどうなるか分かってんのかッ!」

「知るかよ、このバカ女が、俺のことを引っ叩きやがって!」

「いいから、もう女を連れていくぞ!!」

「おら! 立ちやがれ!!」

「っ……!」


 強引に立たされ、そのままに荷物のように運ばれる。

 6人居た男達は、判断に迷いながらも、逃げた騎士と御者を追う選択肢は選ばず。


 また馬車に隠れた侍女にも気付かないまま。



「おら!!」

「っ……!!」


 悲鳴を上げないように歯を食いしばって。

 荒く身体を放り投げられた場所は、おそらく荷馬車の荷台。


「くそっ……!」


 男達は、私を連れて、この場から去る事を選んだわ。

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― 新着の感想 ―
シャーロット様、常に最善を考えて行動できる所が本当に素敵。その「最善」が自身の安全だけではなく、仕える者たちの被害も無いようにと考えられるところ。やはり上に立つ人間としての素養を感じられてとても好きで…
[気になる点] 貴族がゴロツキなんて雇うだろうか?
[良い点] さすが!手ふりあげられて「ぶたれる!>_< ギュッ」 とかじゃないのがいい! ちゃんと防衛取れる、さすが王妃の器
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