表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/11

マヤさんに事情を話す

少なめです

「で、どうしてあんな事が起こったのかな?」


 僕はことの経緯をマヤさんに説明した。


「なるほどね。エドルは実力はまだある方なんだけどね。どうしてもあの性格だと……」


 そうマヤさんは言った。それには僕も同感だ。これで僕もエドルから怯えなくて済むとなると清々する。


「でもあんな奴アルトが特訓したら足元にも及ばないと思うわよ」

「そうなの? ——こっちのルイスちゃん? もどこで出会ったのか説明して欲しいな」


 マヤさんにそう言われてガチャのことを話すべきか迷い、チラッとルイスの方を見た。

 するとルイスが代わりに話し始めた。


「私が森で倒れていたところを助けてもらっただけよ」

「森で?」

「ああ、それは薬草が中々見つけられなかったので森のほうに行ったんです」

「へー。だからいつものよりも品質が良かったのね」


 そう言って理解したように手を叩いた。


「でも、アルト君が強くなることってあるの? 無能力者なのよ」

「ああ、それは色々あって魔導士スキルをゲットしました……」


 僕が申し訳なさそうに言うとマヤさんは驚いていた。


「そ、そんなことあるの……! ちょ、なんで取れたの?」

「それはちょっと言えません。ごめんなさい」


 僕はそう言ってマヤさんに頭を下げた。


「いやいや言えないなら別に良いのよ」


 とマヤさんは焦ったように手を振ってそう言った。


「じゃあそろそろ帰って良いのかしら?」


 話が終わりルイスがそう聞いた。すると部屋の扉が開き一人の人物が入ってきた。


「ちょっとだけ待って欲しい」

「あっ! ギルドマスター」

「ギルドマスター!?」


 なんと入ってきたのはギルドマスターだった。

ブックマーク評価感想してくれると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ